基礎データ
進化
ヌメラ→ヒスイヌメイル(ヒスイ地方でレベル40)→ヒスイヌメルゴン(レベル50以上で天候が雨か雷雨の時に進化)
※土地以外の進化条件は通常種と同じ。
概要
『LEGENDSアルセウス』に登場するポケモンで、ヒスイ地方の環境に適応したヌメイルのヒスイのすがた。
ヌメラはお馴染みの姿だったので、初見のプレイヤーは驚いただろう。
現代のヌメイルより遙かに大きな金属質の渦巻きが下半身と一体化しており、カタツムリらしさを増している。
どうやらヒスイの水質に含まれる独自の鉄成分が彼らの粘液に作用した結果、このような殻を作り出す生態になったらしい。
目と頬の丸模様の色も、緑色から青緑へと変色している。
見た目通り非常に高い防御力を持っているが、ヌメイル自身にとっても相応に重いらしく、よほどの事が無い限りは殆どその場から移動しない(できない)。
その「よほどの事」であってもやはりその重さを引きずるのは避けたいようで、一気に移動する場合、なんと全身を殻に収納したまま転がって進んでいる。
そんな生活のためか性格は陰気で、目つきもジト目になっている。
反面、現代のヌメイルで語られる無知能な印象はあまり感じない。
物理攻撃をする際には、首の力で逆立ちし、反動をつけて勢いよくジャンプ。その勢いのまま殻を叩き付ける。
「ジャンプするカタツムリ」と「殻を振って攻撃するカタツムリ」はそれぞれ実在するが、両方同時にやってのけるとは、仮にもドラゴンだけに相当な膂力である。
ちなみに、現実において後者の特徴をもつカタツムリはわずか2種だが、そのうちの1種「エゾマイマイ」が生息するのは、ヒスイ地方のモチーフ北海道である。
ゲーム上の特徴
ポケモンSV
ヌメラ系統は登場していたが、100%原種であり、ヌメラから進化させても原種のヌメイルにしかならなかった。
ヒスイ種はポケモンホーム経由で『LEGENDSアルセウス』の個体を連れてくる、もしくはLEGENDSアルセウスに移動させてそこで進化させる必要があったが、2024年8月23日〜9月2日の間限定でキタカミの里に野生出現があった。
同時期に大量発生していたヌメラは各エリアに出現していたが、ヒスイヌメイルに関しては北西部にあるとこしえの森の中でのみ出現していた。
なぜヒスイの時代に生きた彼らが、唐突に現代のキタカミに現れたのかは特に語られていないが、とこしえの森にはしろすじのバスラオやガチグマの特殊個体が元々生息しており、一帯がヒスイの環境に近いのかもしれない。
使用トレーナー
ゲーム版
関連イラスト
関連タグ
図鑑番号順
0704.ヌメラ→0705.ヌメイル/ヒスイヌメイル→0706.ヌメルゴン/ヒスイヌメルゴン
同複合タイプ
カタツムリ仲間
その他