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ヒスイドレディア

ひすいどれでぃあ

『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種。ドレディアのヒスイのすがた。
目次 [非表示]

基礎データ

全国図鑑No.0549
ヒスイ図鑑No.094
パルデア図鑑No.105
キタカミ図鑑No.067
ぶんるいスピンポケモン
タイプくさ/かくとう
たかさ1.2m
おもさ19.2kg
特性1はりきり:自分の「こうげき」が1.5倍に、物理技の命中率が0.8倍になる。手持ちの先頭にいるとき、レベルの高い野生のポケモンが出やすくなる。
特性2ようりょくそ:天候が「ひざしがつよい」の時、「すばやさ」が2倍になる
隠れ特性リーフガード:「ひざしがつよい」または「ひざしがとてもつよい」状態の時、状態異常にならない。

進化

ドレディア

チュリネヒスイドレディア(ヒスイ地方でたいようのいしを使用)

※通常種と進化条件は同じ。


概要

LEGENDSアルセウス』に登場するポケモンで、ヒスイ地方の環境に適応したドレディアヒスイのすがた。性別が♀しか存在しないポケモンのリージョンフォームは初。


タイプは元々のくさタイプに加え、なんとかくとうタイプが入っている。リージョンフォーム限定とはいえ、相方タイプ追加で躍進した第6世代での雪辱が果たされた形になった。


ドレスを纏った可憐なお嬢様を思わせる原種から一転、スリムなフォルムをしたバレリーナを思わせる姿になっており、優雅に踊りながら飛び回るムーヴもバレリーナそのもの。スピンポケモンの分類に違わず、フィギュアスケーターらしき要素も。


下半身を構成していたスカートのような球根は見事に無くなって、すらりとした長い脚が出来ており、先端に残る根っこの名残がトゥシューズに見えるデザインとなっている。頭のはひとまわり小さいピンク色の花になり、目がタレ目から滴型の形をそのままにクルッと回転させたツリ目に変わっている。


今までのドレディアを知っているユーザーからはどうしてこうなったと言われる程の変貌だが、これはヒスイ地方の雪深い山地に順応して脚力が発達した結果、この姿に変わったとされる。また、頭部の花から分泌する花粉や香りには周囲の者を鼓舞する成分が含まれており、リラックスさせる香りを放つ原種とは逆の性質となっている。


元々の穏やかな性格・ルックスから一転、攻撃的な見た目になった所から、どこかアマージョメガミミロップを彷彿とさせる。


現代のシンオウ地方にはこのドレディアどころかチュリネ自体が生息していないが、ウルトラムーンのチュリネの図鑑には「棲み処の環境が悪くなると、新たな土地へと群れで引っ越す」とあるので、人間による開発が進んだ等で単に環境が合わなくなったために集団で大移動したのかもしれない。


ゲームでの特徴

LEGENDSアルセウス


  • 2022年2月28日に実施された無料アップデート「ヒスイの夜明け」にて追加された『大大大発生』においてフィールド上に野生で直に出現するようになった。主にチュリネの群れを守るように配置される。当然こちらを視認すれば襲いかかってくるので気をつけよう。
  • なお、足場が泥濘む紅蓮の湿地だろうがフィギュアスケーターが如く地面を滑走するように移動する。

スカーレット・バイオレット


峠クイーン攻略戦

2つ目のマップ『紅蓮の湿地』で対峙する峠クイーンで、バレエの様に踊りながら優雅な攻撃を仕掛けてくる。

VSヒスイドレディア


主な攻撃方法

  1. その場で踊ってパワーを高めるしょうりのまい
  2. 飛び上がって、衝撃波を起こしながら連続で見舞うかかとおとし
  3. その場でチャージし、舞台全域に葉っぱを飛ばすリーフストーム

  • どの技も攻撃範囲が広く、回避アクションが重要になっている。一方予備動作は大きいため、どの攻撃を繰り出してくるかは割と容易に判別可能。特に4連続ジャンプ攻撃後はへたり込んで大きな隙を晒すので、これを逃す手は無い。

  • いずれにしろキング・クイーン戦は次の相手から難易度が跳ね上がるので、彼女との戦いで苦戦を強いられたり、まだアクションに慣れていないと感じたプレイヤーはしっかりと練習を積んでおくべし。

  • 作中ではコンゴウ団ヒナツに管理されていた個体。高揚作用のある花粉を振り撒きながら暴れたため、近づいたガチグマを興奮させてしまい、連鎖的な暴走事件を引き起こしていた。

  • ちなみに本作のクイーンはヒスイドレディアのみであり、紅一点となっている(性別不明のヒスイマルマインはキング扱い)。

  • また、かちぬき道ではこの個体とは別にヒナツの手持ちに通常個体のヒスイドレディアがいる。

性能面

種族値

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
ヒスイ種70105755075105480
原種7060751107590480
変化分±0+45±0−60±0+15±0

  • 見た目だけでさえ、大きな変化があった彼女だが、その大きな変化は性能面にも表れている。なんといっても特筆すべきなのは、『お前本当にドレディアか!?』と思ってしまうほど、壊滅的な特攻と大幅に上昇した攻撃だろう。なんと、原種で高かった特攻は50にまで低下している。

  • これまでに登場したリージョンフォームのポケモンは殆どが原種と種族値の配分が似通っているが、ここまで対極的に変化したのはとても珍しい。(フォルムチェンジを含めればあの雪だるまがいるが)


  • 素早さも激戦区の100を超える数値にまで上昇しており、ビリジオンに次ぐ同タイプ中2位。本作では素早さが行動回数の増加に繋がるため、上記のような補助技を活かしやすくなっている。

  • なお、せっかく物理型に特化したのに本作ではくさ技・かくとう技ともに選択肢が大きく減少しており、特に相性が良さそうな「とびひざげり」や「トリプルアクセル」などのキック技が未実装なのが惜しい。本作でも充分な活躍が見込めるが、後の作品で更なる真価が発揮されることにも期待である。


第9世代

  • 解禁された当時のレギュレーションCではランクバトルでは使用不可能だが、レギュレーションDからは使用できるようになる。

  • ひこう4倍が痛いとはいえ明確な高速物理アタッカーという強みがあり、後述のしょうりのまいの性能も高く、並の相手では止まらないアタッカーとなり得る。4倍弱点とくさタイプ故の劣悪な耐性をテラスタルで打ち消せる上にようりょくそも生きてくる物理アタッカーの為、原種のライバルと言えるスコヴィランとはまた違う立ち回りが期待出来る。

  • ようりょくそによる晴れエースの他にもはりきりを持つため、単純にスタンパ等に組み込めるスペックも持ち合わせている。こちらなら高いスピードと凄まじい火力を両立できるが、外しがそのまま負けに直結する非常にピーキーなポケモンにも化す。


  • 専用技「しょうりのまい」は攻撃防御素早さ1段階アップと物理版「ちょうのまい」というべき極めて強力な積み技として実装。ステータスの噛み合いもよく上記同タイプとの差別化点として重要。ただし相性の良い「ドレインパンチ」が覚えられなくなっているのが残念なポイント。

  • 原種最大の懸念点である攻撃範囲は格闘複合によりだいぶ改善している。サブウエポンでもどくづきつばめがえしアイススピナー辺りが候補になる。特にアイススピナーは草タイプでも非常に珍しく、相性補完も優秀な氷技なので優先して採用したい。それでも毒タイプやラウドボーンサーフゴーには有効打がない。最悪ねむりごなで誤魔化す事は可能だがサーフゴーにはそれも厳しいのでテラスタルするか控えに任せたい。

  • 余談だが、なぜか特殊技の範囲も原種より広い。具体的にはかふんだんごに加えてエアスラッシュぼうふうを習得する。とくこう50しかない以上採用候補にも挙がらないので、ただでさえ技範囲に苦しむ原種に与えた方がよかったのではないだろうか…。

  • ダブルバトルではシリーズ4に解禁されて早々晴れパのエースとして活躍。コータスの「ひでり」で「ようりょくそ」を活かすのが必勝パターン。「ねむりごな」サポーターとしては丁度第8世代のフシギバナを、アタッカーとしては往年のアマージョを彷彿とさせる。勿論原種同様に使える「おさきにどうぞ」も優秀で、時にはコータスの方をエース運用させることができる。
    • しばらくすると勢いが衰えたが、徐々にオーガポンを指標とした高速化環境となると、S105を「ようりょくそ」で強化することで喰らい付けるということで、シーズン13から需要が回復。単純に研究が進んで晴れトリパの練度が増したのもある。

  • テラスタイプはヒスイウインディカイリューの「しんそく」による出落ちを防げるゴースト、火力を増強できる一致テラスタル、耐性の良いほのおが目ぼしい所。性格はようきといじっぱりがおよそ半々程度だが、素早さ増強特性持ちや超速勢に対する素早さいたちごっこに有利なようきが若干優勢。持ち物は酷い素の耐性を補う「きあいのタスキ」がメジャー。「ねこだまし」対策の「おんみつマント」、「ねむりごな」の命中率を補強する「こうかくレンズ」など、「ねむりごな」を通すことにフォーカスを当てた持ち物を持った例も偶に見られる。

使用トレーナー

ゲーム版


関連イラスト

【Pokemon】Lilligant Hisuian Formヒスイドレディアとチュリネ

ヒスイドレディアちゃんくるくるダンス


余談

  • 雪深い山地に順応したという点や進化前のチュリネが紅蓮の湿地に生息している点から、元ネタはヒスイ地方のモデルである北海道の亜高山帯や水湿地に群生する植物「ギョウジャニンニク(別名 アイヌネギ)」だと推測され、専用技である「しょうりのまい」の名前の由来も、ギョウジャニンニクの英名「Victory onion」をもじっている可能性がある。

  • 発表当初こそ原種ドレディアの愛好家をはじめ困惑の声が多々上がったが、発売以降は「動いてみると案外可愛い」「戦闘モーションが美しい」等と好意的な声も見られるようになった。また、彼女の美脚に魅せられた紳士・淑女も見受けられ、そういった層のハートはガッチリ掴んだ様子である。そして、勿論原種同様に擬人化イラストがかなり多いポケモンである。

関連タグ

ポケットモンスター ポケモン LEGENDSアルセウス

ポケモン一覧 くさタイプ かくとうタイプ

リージョンフォーム ヒスイのすがた


0548.チュリネ0549.ドレディア/ヒスイドレディア→0550.バスラオ(あかすじのすがた/あおすじのすがた/しろすじのすがた)


同複合タイプ


進化関連



関連ポケモン等



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