曖昧さ回避
- ポケットモンスターシリーズに登場する進化の石の一種。
- ドラゴンクエストシリーズに登場するアイテム。特に『ドラゴンクエストⅠ』『ドラゴンクエストⅢ』ではゲーム進行に関わる最重要アイテムとして登場する。
本項では1.について述べる。
データ
初登場 | ポケットモンスター 金・銀 |
---|---|
英名 | Sun Stone |
野生で持っているポケモン | ソルロック |
たいようのいしで進化するポケモン
- クサイハナ→キレイハナ(南国に住むという生態を持つ)
- ヒマナッツ→キマワリ(ヒマワリがモチーフ)
- モンメン→エルフーン
- チュリネ→ドレディア
- チュリネ→ドレディア(ヒスイのすがた)(ヒスイ地方で使用した場合)
- エリキテル→エレザード(太陽光を吸収する生態を持つ)
概要
『ポケットモンスター 金・銀』から追加された進化アイテムの一つ。所謂「進化の石」の一種。
橙色に透き通った見た目だが、他の進化の石と違い内部に模様があるのではなく石そのものが太陽の形をしている。太陽とは言っても『魔法陣グルグル』に出てきそうな形である。
『ポケットモンスター 赤・緑』から存在するつきのいしとは対になる存在だが、こちらは『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』までは2種類にしか使えず、さらにいずれもマイナーポケモンだったのでそこまで需要がなかった。
しかし、『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』ではいずれも強力なポケモンエルフーンとドレディアが追加されたため需要も増えつつある。
『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』まではくさタイプのポケモンばかりでリーフのいしと特徴が被っていたが(厳密に言うとキレイハナの進化前であるクサイハナのみくさ・どくタイプ)、『ポケットモンスター X・Y』で草タイプではないエレザードが追加、さらにエルフーンもフェアリータイプが追加された。
「太陽に関する生態を持つポケモンを進化させる石」という新たなアイデンティティを獲得した……と思われたが『ブラック・ホワイト』から登場する2種に関してはそれほど太陽は関係なかったりする(元ネタのワタとガイラルディアはどちらも日当たりのよい場所で育つが、そもそも植物においては日当たりのよい場所でないと育たない種の方が多数派である)。
つきのいしに対しては、本編での入手難易度も微妙に劣っており、野生で所持しているのはソルロックのみ。ルナトーンだけでなくピッピも所持しているつきのいしと比べると入手し辛くなっている。
とは言え『ポケットモンスター サン・ムーン』からは気軽に進化の石を収集する方法が登場し野生のポケモンから奪う必要性が薄くなった上、こちらでの扱いはつきのいしと大差ないので最近は気にするほどでもない。
外伝作品では
ポケモン不思議のダンジョンシリーズでは主にストーリークリア後に入手可能。
『赤・青の救助隊』では、つきのいしとともにたいようのどうくつで入手可能。
『時・闇・空の探検隊』では特定のダンジョンには落ちておらず、ダンジョン内のカクレオンの店か依頼の報酬などでゲットするしかない。
『マグナゲートと∞迷宮』ではおたからサルベージなどで入手可能。
『ポケモン超不思議のダンジョン』以降は「しんかのあかし」という特殊アイテムが代わりになっているため登場していない。
『ポケモンGO』ではつきのいしが未登場なのに対し、たいようのいしは早くから実装されており、図鑑埋めのために全トレーナーが一度は探し求めるアイテムとなっている。
『Pokémon LEGENDS アルセウス』では使用可能なのがチュリネのみとなっている。
入手方法
ポケットモンスター 金・銀・クリスタル
自然公園で開かれる虫とり大会の1等賞の景品で貰える。『赤・緑』でタマムシデパートで買えた進化の石と違い複数入手が可能。
ちなみにネットもそこまで普及しておらず情報も少なかったこの時代、エーフィの分類がたいようポケモンだった事や、対のブラッキーの分類もげっこうポケモンだった事から任天堂の釣りにあっさり釣られてイーブイをエーフィにしようとたいようのいしを使おうとした人は少なくないはず。
リメイクの『ハートゴールド・ソウルシルバー』でも虫取り大会の一等賞の景品で同様に入手できるが、殿堂入り後は景品が他の進化の石に変わることもあるので注意。そのほかレベル31以上のものひろい持ちも拾ってくるようになった。
ポケットモンスター ルビー・サファイア
『サファイア』ではダンジョン内で一個しか拾えないが、『ルビー』では野生のソルロックが5パーセントの確率で持っている。
リメイクの『オメガルビー・アルファサファイア』では裏スパトレのクリア特典から外れているが、スーパーひみつきちで仲間に得意技「いしザクザク」を使ってもらうことでランダムで入手できる。ただ、『アルファサファイア』ではソルロックが出現しないため、自力でたくさん手に入れたい場合は手持ちのポケモンがものひろいで拾ってくるのを粘るか、さかさバトルや裏スパトレを利用しなければならない。
ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン
いせきのたにで一個拾えるくらいで、通信環境のない人はキレイハナかキマワリのいずれかを諦めるしかない。
ポケットモンスター ダイヤモンド・パール
この頃から入手方法が多様になってくる。
殿堂入り後に『ルビー」とダブルスロットする事でテンガン山に出現するソルロックが持っていることがある。また、ちかつうろで壁を掘ることでも入手できる。
ポケットモンスター ブラック・ホワイト/ブラック2・ホワイト2
ライモンシティや古代の城で入手することができる。
今作から登場した新要素砂煙(洞窟ダンジョンのみ)でも確率は低いが入手することが出来、さらにクリア後のジャイアントホールのほとんどのエリアで出るソルロックが5パーセントの確率で所持している。
『ブラック2・ホワイト2』では殿堂入り前でもジャイアントホールに行けるようになった。また、『ハートゴールド・ソウルシルバー』と同条件でものひろいでも拾ってくる。このように入手機会が多いので進化の石では入手難度がつきのいしに次いで低い。
その他、ブラックの場合は一定の条件を満たしているとブラックシティの市場でたいようのいしを1万円で買う事が出来る。これにより初めてたいようのいしが店頭に並ぶ事となった。
ポケットモンスター X・Y
新要素であるさかさバトルや裏スパトレのクリア特典としてもらえることがある。
ポケットモンスター スカーレット・バイオレット
フィールドで拾ったり、マリナードタウンの競りで買ったりできる。
一応ボウルタウンのキマワリ探しで確定入手できるが、目立たない場所のイベントであることに加え太陽の石が意外とよく拾えるので、石の入手に困ったことがなく気付かないプレイヤーも多いと思われる。