カゴメタウンの言い伝え
この まちの うらには ものすごーく
でっかい あなが あいとるんじゃ
そのあなはな むかし むかし
そらから おおきな いんせきが
ふってきて できた そうじゃ
そして その いんせきの なかには
よにも おそろしい ばけもんが
ひそんで おったそうな……
ばけもんは ばんに なると
つめたい かぜと ともに
ひとざとに あらわれては
ひとや ポケモンを とって
くらうと いわれとった……
じゃから むかしの もんは
まちを へいでかこって ばけもんが
はいって こられんように したり
ひが くれたら おもてに でるのを
きんじて うちで すごすことを
まちの おきてに したそうじゃ
概要
イッシュ地方に存在する、洞穴兼広大な窪地。
イッシュ地方東側にあり、『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』ではクリア後に行ける場所だが、『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』ではシナリオのクライマックスの舞台になる。
カゴメタウンの北東に位置し、カゴメタウンでは上記の言い伝えの元ともなっている場所。
洞穴と言ってもジャイアントホールは外部(草むら)→外周(洞窟)→内部(草むら)→最奥(洞窟)という構成になっており、これら全部をひっくるめての呼称である。
生息ポケモンはイッシュ地方に隕石が落下して出来たという言い伝えを匂わせるソルロックやルナトーン、ピッピのような隕石や天体にまつわるポケモンが多い。
その他ニューラやルージュラのような寒冷地を好むポケモンやゴルバットやガントルのような洞窟の定番ポケモンが生息する。
さらに内部の揺れる草むらには野生のマンムーやメタグロスまで登場する。何なんだこの生態系。また、ポケモン廃人達にとっては絶好のメタモン狩りスポットでもある。
ソフトでの扱い
ポケットモンスター ブラック・ホワイト
カゴメタウンからは大きな穴が道をふさいでおり、13番道路(海側)を北東から回り込まないと行けない。ジャイアントホール側に着いたら手前の岩を落として穴を塞いでおけばカゴメタウンからも行く事が出来る。
内部のルートが非常に複雑で段差も多い。最奥に向かう上ではそこまで段差は重要ではないが正しい方向に段差を降りていけばれいとうビームのわざマシンを拾える。
複雑に入り組んだ森を抜けると謎の池に辿り着き、近づくといきなり「ヒュラララ!」という謎の鳴き声と共に草むら一面が大吹雪に見舞われる。
すると氷雪で地形が変化し、通常では行けなかった最奥に行けるように。中に入ると伝説のポケモンキュレム(レベル75)がたたずんでいる。言い伝えの「ばけもん」とは察すまでもなくこいつの事だろう。
キュレムを捕まえてしまうと最奥には二度と行けなくなるので注意。倒してしまっても行けなくなるが殿堂入りで復活する。
ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2
『ブラック・ホワイト』でのジャイアントホール側に回るルートはかいりきの大岩で塞がれて行けない仕様になっており、セイガイハシティから22番道路を経由しないと行く事ができない。ただし、外周からカゴメタウン側に出て岩を落として穴を塞げばカゴメタウンからのルートも解放できる。
このルートを解放しておくと、チャンピオンロードへのアクセスがより楽になる。
シナリオではイッシュ地方全てのジムバッジを入手し、海辺の洞穴でのプラズマフリゲートのイベントを終えた後に向かう。
初回は内部をプラズマフリゲートが支配しており、ここを介して最奥に向かう。ここでブラックキュレム/ホワイトキュレム・ゲーチスとバトルになる。
クリア後再びジャイアントホールの最奥に向かうとキュレム(レベル70)がたたずんでおり、倒すか捕まえるとキュレムをブラックキュレム/ホワイトキュレムにするためのいでんしのくさびが入手できる。
『ブラック・ホワイト』では複雑に入り組んでいた内部だが、『ブラック2・ホワイト2』ではプラズマフリゲートが轢き潰した中心部が荒野同然となったため、より探索しやすい。また、最奥にもいつでも行くことができる。
また、同ヶ所には隠し穴が存在し、超低確率で隠れ特性のメタモンが入手できる。