概要
シナリオ上ではライモンシティを目指す時期になる。
BW1では普通のゲートだったライモンシティ南ゲートのBW2における姿。つまり、4番道路とライモンシティの間にある。外観は巨大ゲート状のド派手なショッピングモール。
アベニュー内のとある過程を済ますことで、すれちがい通信ですれ違った相手やともだちコードやIRを通じて対戦・交換をした相手が客(通行人)として施設内に来てくれる。
その客を招待したり、案内する事で店を開いたり、店や街のランクを上げる事が出来る。
店の中にはタマゴの孵化を一瞬で終わらせたり、通常プレイでは入手困難だったアイテムが購入出来るするなどポケモン廃人が垂涎しそうな店もある。
そのため、無理に発展させる必要はないもののアベニュー発展に力を入れているプレイヤーは多い。
ただし、道具やメニューによっては一定条件を満たしたID持ちの旧作(BW1)とすれ違う必要があるなど、金や人脈を要求される鬼畜条件も存在する。
街のランクを上げるとたまに客がきんのたまなどの高額アイテムをくれる事もある。
プレイヤーごとにセリフ(口癖、感動した際の言葉)を設定しなければならない仕様上、ネット用語や人気アニメのキャラのセリフが飛び交うカオスな空間になりやすい。
ジョインアベニューが使用可能になるまでの過程
- 主人公に目を付けたオーナーによってアベニューの責任者になる(強制。断ると「ビビっときたんだよ わかるよね?」の無限ループになる)
- 肩書(というよりアベニュー内のHN)、口癖、感動した際の言葉の入力をする(強制。「世界のみんなに伝わります!」などと釘をさすような言い方をされるがちゃんと後で変更可能なのでご安心を)
- イチミ(エリートトレーナー♀)に話しかけるとハジメ(たんパンこぞう)がやってくるので招待する(この時に開かれる店が他人のロムが自分のロムを受信した時に立てる事が可能な店なので参考に)。
- 再びイチミに話しかけるとツギコ(えんじ♀)が来るのでハジメの店に案内する。
これで準備は完了。
客に出来る行為
招待
店を建てる事が出来る。どんな店が建つかは客の「○○したいな」のセリフでだいたい分かる。
建てられる店は1ロムにつき8つまで。そこから新たに店を建てたい場合はどれか一つを潰さなければならない。
案内
客のセリフの条件にそった店に案内する事で店の人気を上げる事が出来、一定の人気に達すると店のレベルが上がる。運がよいとたまに連鎖してさらに他の店の人気も上がる事もある。条件が難しければ難しいほど人気は上がりやすい。特にアンケートやレコード関連は400や800上がる事もある。ちなみに、アベニューのランクが高いとジムリーダーが来訪してくれる事もあり(当然出来るのは案内のみ)、条件を満たせば1000も人気が上がるが、無茶な条件を出されると泣ける(例:店の経営者が女ばっかりの時にシズイが来る、くじ引き屋も古道具屋もない時にヤーコンが来るなど)。
スカウト
街ランク8で追加。自分の秘書を変える事が出来るが、変わるのはセリフと外観で特に大きな変化はないのでそのままでも問題ない。ただし、相手の街ランクが自分より高いとスカウト出来ない。
開ける店
全8種類。一つずつ立てる事も可能だが、特定の需要に合わせて店が偏ることの方が多い。
店ランクが上がればメニューも追加される。アベニュー内の全ての店ランクが10になるとサービス期間(1週間)が始まり、くじ引き屋以外の全ショップが半額セールになる。
くじ引き屋
一日一回くじを引く事が出来る。一等賞はマスターボールだが、無銭で出来るためかそれ以外の品はあまり大した事がない。とはいえこれまでのIDくじに比べたらはるかにマスターボールは入手しやすそうだが。
総括すると勝負運に強い人向けの施設。サービス期間だと二回くじを引ける。
美容室
全て努力値を下げ、なつき度を上げるメニューで構成されており、努力値を下げる木の実の上位互換的存在。
道場
全てレベルアップと努力値を上げるメニューで構成されている。
しかも努力値252でオートストップしてくれる上にちゃんとそれを知らせてくれるステキ仕様。
道場は振ることのできる努力値の量をメニューに明示しているが、努力値の数値を明示しているのはこの施設がシリーズ史上初。
ライモンシティのギアステーションに近いため、ジャッジが理想個体だった場合すぐに努力値振りができるのもおいしい。
心なしか本家道場が閉鎖された代わりにここを使えというゲーフリの暗示が聞こえるのはきっと気のせい。
ホワイトロムとはすれ違わなくても全てのメニューが出そろうのは有名な話。ホワイト涙目、かと思いきや…
マーケット
ポケモンの回復やバトルの際に必要な道具をまとめ買いする事が出来る。
最初はそこまで大したものは売ってないが、店ランクが上がるとげんきのかたまりやポイントアップなど通常入手不可なものが買える。
だが、ポイントアップに至ってはライモンドームで上位互換のポイントマックスが粘れば一日1〜2個入手できたり、街ランクによっては安売りパワー+++を使って購入した方が安い場合もあるので、相当街ランクが上がってるプレイヤーでないとお勧めできない。
花屋
廃人御用達施設その1。色々な木の実(とこやし)を売っている。
店ランクを上げる事でBWでは入手困難だった半減の実や努力値を下げる木の実、果ては激レアだったHPが減ると一定の能力が上昇する木の実の購入が出来る。
ちなみにホワイトだけはレアな木の実が2種類(チイラとズア)買えるので、ホワイトを初期化できる環境にある人は花屋を粘ってみよう(IDが7n+4なら花屋になる)。
古道具屋
早い話が掘り出し物市で、進化石や進化アイテム、化石、換金アイテムなどを入手できる。
ただし大半はかたいいしである事が多く、くじ引き屋同様ギャンブル要素が強い。
カフェ
内容は上げられる努力値が下がる代わりになつき度も上げられる道場といったところ。
こちらも努力値252でオートストップしてくれる。
ソフトによるメニューの違いは1か2かを問わずブラックかホワイトかのみであるため、旧作は必要にならない。
関係ないが、アベニュー名を「the fourth」にしてカフェを建てれば、某楽曲を再現できる。
保育所
廃人御用達施設その2。街ランク15以上、殿堂入り後に追加されるタマゴの孵化を早める施設。
道場と同じ理由でフカガモスいらず(孵化歩数・空を飛ぶ両方の意味で)でそのままジャッジに見てもらえるのもグッド。
店ランクを最高まで上げれば1パーティ分のタマゴを確実に瞬時に孵化させる事が出来る。
ソフトによる変化は無い。
街ランク
店の人気と連動して上昇するランクの事。
最大は100で、どちらかがカンストしていても片方の人気はちゃんと上がる。
店は一度潰すと人気は0(ランク1)に戻るが、こちらはリセットされることはない。
また、ランクが上がるにつれ、ショップ内の値段も値引きされてゆき、商品によっては安売りパワー+++を使う以上に安くなる事も(マーケットが街ランクが高い人向けなのはそのため)。
ランクを上げれば秘書の追加、店の配置変更、アベニューの天井のネオン変更、アベニューの命名(変更可)ができる。
パレードができるようになるランク20以降は値引きとオーナーから道具が貰える以外特に大きなイベントはないため、ランク20で一応一区切りなようである。
アベニューランクのお勧め稼ぎ場
(リアルの)ポケモンセンター
子供と大きいお友達が入り混じったカオスな場所。
狙い時は新グッズの発売時と土日、休日。
さらにアベニュー発展ついでにフェスミッションに参加して放置しておけばハイルツリーもオート育成する事が出来る。
運が良ければメダルラリーの砦ともいわれる「てんとりサウザンド」をゲットできるかも。
しかし、地方民には無理である上、旧作とのすれ違いはほぼ絶望的というデメリットがある。
大学
中学高校ではDSを持参すれば当然怒られるが、大学なら問題ない。
大学の規模にもよるが、授業の合間や休憩時間だと割とポケモンをやっている人は多いのでお勧め。
PDW
ゲームシンクを用いてポケモンを眠らせ、PDWでゆめともになる等の交流を重ねるなどして、自分のホームにポケモンの足跡を残してもらえば、起こした時にそのポケモンのトレーナーが最大12人までやってくる。
1日1回しか行えないのが難点だが、安定して12人の来客を得られる。
上記のような場所には行けないが、通信が出来る環境にあるならば活用したい。