人物
ナムコ(現:バンダイナムコゲームス)のアイドルプロデュース体験ゲーム『アイドルマスター』に登場するキャラクター。
芸能事務所「765プロダクション」を経営している。
CVは徳丸完。ゲーム中では全身真っ黒のシルエットで描かれる。
タグとしては「高木社長」のほうが普及している。『アイドルマスター2』やアニメ版の社長「高木順二朗」はいとこ。
プロフィール
年齢 | 55歳 |
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身長 | 180cm |
体重 | 76kg |
誕生日 | 7月6日 |
星座 | 蟹座 |
血液型 | AB型 |
3サイズ | 社内秘 |
趣味 | クレナフレックス、影踏み |
履歴
かつては(765プロとは別の)大手プロダクションの腕利きプロデューサー。
当時の同僚・黒井社長とはライバルで、プロデュース方針で対立していた因縁の仲。彼自身も黒井の事をかなり嫌っており、互いに顔を合わせたら目の仇の如く罵り合いとなる。
明言はされてないが、音無小鳥が元アイドルで彼女のプロデューサーであったことを示唆する描写がいくつかある。
(アイドルマスターSPのエンディングやアイドラ、「おはよう諸君!」、その他CDドラマ等)
また、ナムコから1987年に登場した『舞台劇上演中』という設定の美少女アクションゲーム『ワンダーモモ』の主人公・モモを演じる人気アイドル神田桃は彼がプロデューサーとして初めて手がけたアイドルである(と後付け設定が加えられた)。
描写
ゲーム中では威厳のある美声で、流行情報やアイドルランク等を知らせてくれる。
またシナリオによってはアイドルにメール等で指示を出すことも。
その辺りは比較的普通の会話だが、OPデモや星井美希シナリオ・アイドラ・ドラマCD等に登場する際はかなりギャグタッチで描かれ、愉快な名物社長的なイメージが定着している。
ただし、どれだけアイドル活動が上手く行っていても予定通り1年で活動停止(ユニットの場合解散)し、別のアイドル育成を命じる→ラストコンサート付近の流れでは少々不可解で、プレイヤーにとっては非情な面も見せる。
外見
容姿はシルエットのため判らないが、美希シナリオの10月の仕事のアイドル大運動会の借り物競争の「カッコイイ男性」で連れて行ってすんなりOKだったり
(プロデューサー本人が行くと、美希に渋られた上に周囲の冷たい視線を浴びる)、
アイドラでファン代表Pが周囲の人に道を聞くのに「ステキな男性」という選択肢を選ぶと社長が出てくる辺り、なかなかのナイスミドルな様子。
ちなみに漫画『アイドルマスターブレイク!』にはサングラスをかけた顔が描かれている。こちらでは高校生の孫・裕太郎が登場し、彼に社長の代理を任せる一幕も。ちなみに裕太郎は16歳なので、計算すると39歳の時に孫が産まれた事になる。
なお、顔出しはしないというイメージが定着しているが、実はアイマスの稼働初期には、公式サイトに顔写真が載っていた。現在サイトからは削除されてしまったが、「高木順一朗 顔写真」で検索すれば容易に見ることができる。
社長は今どこへ?
『アイドルマスター2』では765プロの社長職は前任者である彼の従兄に当たる高木順二朗に譲り、会長となった順一朗は全国を飛び回っている…と言うのが2の発売前の情報だったが、ゲーム中では序盤にハワイで日焼けを楽しんでいるという手紙を目にすることになる。
『2』発表時に765プロの社長が順二朗となるにあたり、順一朗降板についての理由が説明されておらず、雪歩が声優交代したこともあって憶測を呼んだが、『2』発売直後に徳丸完氏の訃報が伝えられ、高木社長がCVを失ったことが露見した事で議論は決着した。
その後CVの代役が立てられることはなく、当然ながら2011年のアニメ版にも出演していない。アニメでは最初から彼がいないものとして扱われており、黒井社長や音無小鳥との因縁も高木順二朗が背負う形になっている(スピンオフの漫画「朝焼けは黄金色」では留守電の音声でのみ登場しており、その存在は確認できる)。
もしかしたらそのまま、中の人とともにハワイよりもっと遠いところへ旅立っていったのかもしれない…
とも思われたが…その後「アイドルマスター グラビアフォーユー!(G4U)」付属の小冊子「月刊アイグラ!!」に出演。
今後は声を伴わない形での出番があると思われる……が、2024年時点で2発売後から13年経っていることもあってか彼を知らない者たちも多いと推測されており、影薄い存在となりつつあるのが現状である。
関連タグ
パエッタ - 「銀河英雄伝説」の登場人物。石黒版OVAの中の人が社長と同じく徳丸完であることから、「パエッタ社長」と呼ばれることがある。