概要
影絵は、紙や木で作られた人形、または動物などに見立てた手など体の一部の後方から光を当てて、その影をスクリーンに投影したもの。また、それによって演じられる芝居。
影絵は多くの国で親しまれており、20以上の国々に影絵芝居の劇団がある。
影絵に使用される人形は光を透過する部分があって、色セロファンなどを貼り付けることで影に様々な色をつけることがある。また、関節が設けられていて簡単な操作ができるものが多い。
pixivにおいては、そのようなタッチで描かれたイラストにつけられるタグ。
ウルトラシリーズでの影絵
歴代ウルトラシリーズにおいてOPに取られる演出。初代ウルトラマンから続く伝統の一つ。全編が影絵と言う場合もあれば一部だけ影絵と言うパターンも見られる。登場キャラクターやメカなどが影絵で描写されるが、ウルトラマンAのみ影絵で描写された怪獣が全く登場しないばかりか、防衛隊やウルトラマンの影絵が登場しない。
あまりにも有名な演出のため、パロディの題材になることも多い。ポケットモンスターBWの1stOPやトランスフォーマーギャラクシーフォースの後期エンディングでも影絵が採用されており、新キャラが登場していく毎に影絵の正体が分かるという演出が取られた。
影絵を採用している作品
- ウルトラマンパワード(原語版のみ)
- ウルトラマンダイナ(一部。カラー映像が影絵に変化)
- ウルトラマンマックス(ライドメカ以外は影絵。DASHメンバーとマックスのシーンのみ影絵がカラー映像になる。)
- ウルトラマンメビウス(登場怪獣と一緒に表示。中盤からは影絵にアニメーションが付く。)
- ウルトラゾーン(EDで採用。ウルトラゾーンチャンネルのOPにも採用。)
- ウルトラマンオーブ(サブタイトルと一緒に表示。怪獣のボイス付き。)
- ウルトラマンジード(サブタイトルと一緒に表示。色付き+ボイス付き)
- ウルトラマンR/B(サブタイトルと一緒に表示。)
- ULTRAMAN(漫画)(TVアニメ版のエンディング)
- ウルトラマンZ(サブタイトルと一緒に表示。怪獣のボイス付き。)
- ウルトラマンブレーザー (サブタイトルと一緒に表示。怪獣のボイス付き。)