概要
転じて、ある物の存在や影響が他の物にあらわれること。
種類
- 自身の性質のうち劣等感や負い目があると感じられるものを自分ではなく他人あるいは物にあるかのように無意識に感じて責任転嫁してしまう防衛機制。自己投射とも。例:「A(自分)はBが嫌い」⇒「BはAが嫌い」 ※ただし、プラス要素のケースもある。
- 自身との共通点を他の対象に見いだすことをいう。アニメや漫画などの登場人物等を自分と同一視し、キャラクターを自分に重ねることにも用いられる。自己投影とも。例:又吉直樹が『人間失格』を読んで「この本の主人公は自分だ」と思った逸話がこれ。