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ルージュラ

るーじゅら

『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種。
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基礎データ

ずかんNo.124
英語名Jynx
ぶんるいひとがたポケモン
タイプこおり / エスパー
たかさ1.4m
おもさ40.6kg
とくせいどんかん / よちむ / かんそうはだ(隠れ特性)


進化

ムチュールルージュラ

天パ姉妹



概要

初登場はポケットモンスター 赤・緑』(第1世代)
人間の女性のような外見をしたポケモンで、見た目の通り♀しか存在しない。
眩い金髪と紫色の肌、そして分厚い唇が特徴的。

初期は赤版のエレブー、緑版のブーバーと同系統の扱いだった説がある。「何を根拠に」と思うかもしれないが、まずこの3匹は図鑑番号が連続している(ルージュラが124、エレブーが125、ブーバーが126)。加えて、当時はサンダーファイヤーフリーザーの三鳥が存在感を放っており、でんきほのおこおりの組み合わせには何が意図があるのではないかと考えられたのだ。
その説を裏付けるかのように、エレブーは赤版のみ、ブーバーは緑版のみ、そしてルージュラは青版のみに出現。さらには第2世代では他2匹共々進化前が追加された。
だがこれには異論もある。具体的には「こおりタイプなのはいいが、エスパー複合なのがエレブーやブーバーと違う」「種族値に他の2匹に見られる類似性がない」「青版の構想は制作したゲームフリークにはなく外部から提案されたことが関係者の話でわかっている」など。

その後、第4世代においてはエレブーとブーバーのみ最終進化形を与えられ、ルージュラは置いてけぼりを食う形となった。
赤・緑開発時のルージュラの扱いについては不明な点も多いが、「少なくとも第4世代以降は」エレブーたちと同じ扱いは受けていないことがわかる。

外見もさることながら鳴き声も極めて特徴的で、全ポケモン中最も長い鳴き声を持つ(2;24)。
ゲームにおけるポケモンの鳴き声は世代を経るに従って長くなる傾向があり、実際次点としてゼクロムギギギアルボルトロス(れいじゅう)ダイケンキ……と新世代のポケモンが続いているにもかかわらず未だにトップの座をキープし続けている

当初は顏や皮膚にあたる部分の色は完全に影(ベタの黒色)であったが、デザインが黒人女性をネタにしたものではないかと海外で物議を醸したため、それに配慮する形で海外版では顔や皮膚の色が紫色に変更されており、それを取り入れる形で日本版も紫色の体色に統一された。
実際はゲームフリークにそのような意図はなく、本来のモデルは日本の妖怪、あるいはその時代に出現した「ガングロメイク」の女子高生がモチーフではないかと言われているが、開発時期とガングロ出現時期とは重ならず、ポケモンの開発自体は90年代前半から始まっており、ガングロは90年代後半から出現しだしたためガングロ説は否定される(なお、アニメ無印時期発売の塗り絵のテキストでは「魔女のような外見」との文章も存在した)。一説にはウルトラ怪獣のウーがモデルという説もある。

しかも驚くなかれ、この見た目で足跡が存在しない。足にあたる器官がないということになる。「ひとがたポケモン」なのに。
ドレスのように見える部分の中は空洞なのだろうか?
上記設定のあやふやさといい何か深い闇を感じさせるポケモンである。

名前の由来は「ルージュ(口紅)」からとみられる。

生態

ひとがたポケモンの分類通り、人間の言語に似た鳴き声が特徴。しかし、何を言っているのかが理解できない為、未だに研究段階にあるという。鳴き声には何種類かパターンがあり、それぞれ意味が決まっている事がわかっている。この鳴き声を利用して音楽を作る猛者もいる。

なお、ルージュラ自身としては言葉よりも踊りで気持ちを表現する種族らしく、ついついつられて踊ってしまう不思議なダンスを踊る。特にハワイモチーフのアローラに生息するルージュラは踊りのキレが特に素晴らしいとのこと。つまりはオドリドリと近しいということになる。ここだけ聞くとリージョンフォームが出てもおかしくなさそうな生態なのだが、結局登場しなかった。一方でガラルのルージュラは鳴き声が繊細で美しいと専らの評判である。しかし、初代プレイヤーからは「まさこ」と呼ばれ、恐れ敬われた(?)存在なだけあり、ガラル地方のある地域でも「氷の女王」と呼ばれて人々からは恐れられていたという。(伝承の元ネタはカリアッハベーラというスコットランドに伝わる冬の女神である。)

エ・コモ・マイ・アローラ



その分厚い唇から、キッス技を撃ってくるイメージも強い。ポケモンレンジャーでは当たると混乱するキッスをばら撒いてくるルージュラが登場している。ちなみにこのキッス、キャプチャ中はダメージを食らってしまうという仕様。

ちなみにこおりタイプ持ちにしては氷に関連する記述が図鑑では全く語られていない
アニポケ準拠のポケモン図鑑でも生息地が『まち』となっている。アローラ図鑑を見る限りでは、こおりタイプの中でも暑い地域でもある程度は平気な方である様子。

ゲーム上の特徴

HP攻撃防御特攻特防素早さ
65503595→115(金銀から)9595

『赤・緑』では野生個体がおらず、ニョロゾとの通信交換でしか手に入らないという貴重なポケモンだった。
NNは「まさこ」
それ以降のソフトでは野生で出現するようになったが、後述する理由から『赤・緑』の個体が珍重された。
四天王のカンナの手持ちであり、「まさこ」を未入手だと複合タイプがエスパーと判らず手を焼いたトレーナーたちも少なからずいる。

金・銀』ではエレブーブーバーと共に進化前を手に入れたが、『ダイヤモンド・パール』で2匹のように後付け進化をもらうことはできなかった。

ステータスで見ると、「とくこう」はかなり高く「とくぼう」と「すばやさ」もそこそこだが、「ぼうぎょ」が非常に低い。「ふいうち」には滅法弱いので注意したい。
また「こおり・エスパー」の相性補完があまりよくないせいで弱点が多く耐性も少ない。
総じてかなり脆いポケモンと言える。

習得技はほろびのうた」「ねこだまし」「うそなき」「わるだくみなどの特徴的なラインナップが揃う。
ついでにしたでなめる」「ドレインキッス」「ゆうわく」「しぼりとるなんて技も覚える。実に魔性。

専用技にあくまのキッスがある。
相手を「ねむり」状態にする技の中では「ねむりごな」と同等の命中率を誇る有用な技で、現在に至るまで彼女だけの専用技である。
ところがこの技、進化前のムチュールは覚えない上に自身はレベル1桁で覚える。にも関わらずムチュールからの進化レベルは30。従って、技思い出しという概念がなかった第2世代ではムチュールを進化させたり、高レベルで捕まえた野生個体は二度とあくまのキッスを覚えられないという重大な問題があった(「まさこ」が珍重された理由がこれ)。
ちなみにムチュール時代に覚えられた「てんしのキッス」は覚えなくなる。何やら意図的なものを感じる。
ちなみに「あく」とつくが決してあくタイプの技ではない。
あくタイプがシステムに無かった第1世代はまだしも、第2世代以降も…。

第1世代では低い「ぼうぎょ」ながらこおり・エスパー両タイプともトップメタという破格の待遇で対戦では大活躍を果たしていた。ふぶき」「サイコキネシス」「あくまのキッス」の3本柱が彼女の強さを支えていた。
弱点タイプも軒並み不遇でまず弱点を突かれなかったのも追い風だった。
ただし、前述のようにこの当時からぼうぎょが紙耐久で同じく対戦で猛威を振るっていたケンタロスの使うじしんはかいこうせんサイドンの使ういわなだれには要注意。

だが第2世代で弱点タイプ強化、「ふぶき」の弱体化、新タイプ「あく」「はがね」のどちらにも弱点を突かれる、一致技のダメージを半減、あるいは無効化されるというありとあらゆる方面からの弱体化を受け、第一線から姿を消してしまった。一応とくこうは115と上昇しはした(ちなみにこおりタイプでとくこうが上がったのはこいつだけ)のだが。

第5世代では隠れ特性「かんそうはだ」が追加された。ちなみに進化前のムチュールは「うるおいボディ」。……やはり意図的なものを感じる。
だが、戦術的に見れば地味に雨パとの相性がよくなったと言える。

以降はこれといった強化も追加要素も貰えぬまま現在に至っている。
こおりの火力もエスパーの火力も他のポケモンに見劣りするようになってしまっているが、命中75の催眠技「あくまのキッス」を素早さ95で撃てる点だけは侮れないものがあり、これがルージュラの戦術の基本と言えよう。

初代から長らく固有タイプを守り続けていたが、『ソード・シールド』にて遂に同タイプのガラルバリヤード及びバリコオルが登場した。バリコオルはフリーズドライを習得でき、この点では負けている。
もっとも両名ともランキング入りするほどの強さではない上、ルージュラの強みは前述のように技範囲などではなく高めの素早さから催眠技を撃ちまくれることにあるため、あまり気にしなくてもよさそうではある。

他作品での活躍

アニポケ

例のポケモンショックが発生した次の回が「ルージュラのクリスマス」であり、同回が放映されるまで数ヶ月待たされることになった。
しかも予定通り放映されれば12/24に放映されることになっていたというのに。
お蔵入りしてしまったり出禁扱いになるよりは幾分かマシだが。

ポケモンスタジアム

数々の記憶に残るモーションの中でもバナナの皮の如く髪の毛だけを残して消え去るというひんし時のモーションが特に印象的。

4コマ漫画劇場

山下たかひろ版の4コマ漫画では、ポケモン一美人(と思い込んでいる)のルージュラとしてレギュラー入りを果たしている。一人称は「あだじ」。

ポケダン

時・闇の探検隊空の探検隊』シリーズでは♀による回避補正と特性「よちむ」による回避補正が重なり鬼の回避性能を誇り、何と必中技ですら回避してしまう。攻撃面も「こなゆき」「ふぶき」の部屋技に加えレベルが高い個体は「ほろびのうた」までやってのける。
トラウマメーカーの1匹と言えるポケモンであるがその分味方としても頼もしく、かしこさを高めれば最初からマップの全体像を把握出来る、罠に強い等探索メンバーとして重宝する。技も有用性の高いものが揃っており、レベル1ダンジョンではムチュールには適正で劣るものの高い突破力を持ち、通常ダンジョンでも大活躍が見込める。
救助隊DX』では通常ダンジョン「北風の大地」にて遂に「ほろびのうた」を引っ提げて帰ってきた。だが「よちむ」が全く使えない効果になってしまっており、以前ほどの強さはない。

ポケモンGO

初代実装組の中ではレア枠にあたる。だがブーバーエレブー同様巣は存在するので、そこに赴いて捕まえることになる。
現在はタマゴからムチュールが孵化するようになっており、このほか定期的なイベントやレイドボス抜擢などで入手機会が増えている。

全体的に種類が少なめなこおりタイプの1匹であるが、特に攻撃種族値はこおりタイプのポケモンの中では上位クラスであり、総合CP値も2500台とまずまずの高さであるため、アタッカーとしては割と優秀。
技を厳選すれば通常技とゲージ技の両方をこおり技で揃えることも可能であるため、ドラゴンキラーとして使える可能性を秘めたポケモン
実際に、ルージュラのみで編成されたPT×2人でレイドボスのレックウザを撃破したという報告があることからもその性能の高さを窺い知ることができるだろう。

また、エスパー複合であるため、ルギアとも割と相性は良い。

ただしHPが低いせいで、弱点のはがねのつばさを通常技に持つカイリューやほのおのキバを持つボーマンダを相手にするとかなりつらい。これらを相手にする場合は無理をせずにみず複合のこおりポケモンを使用した方が無難である。

現在はマンムーグレイシアマニューラといったより攻撃力の高いアタッカーが台頭してきたこともあり、かつてと比べて実戦で見かける機会は少なくなっている。とはいえ、これら3者は進化に特殊な手順を踏む必要があり、やや入手難易度が高めなので、手に入れるまでの繋ぎと考えればまだまだ活躍の機会はあるだろう。

Pixivでは

人によっては醜いと呼ばれるデザインから、よく美化の対象にされている。
特にポケ擬などの擬人化作品でこの傾向が見られるが、中には(やはりと言うべきか)ネタに走ったイラストもちらほら見られる。
いつもの事だが、やりすぎな扱い・ヘイトに対して不快な気持ちを抱く人も沢山いるので、気を付けて戴きたい。
先の通りエレブーとブーバーと同系統の扱いだった時期があることから、いつの日かエレキブルブーバーンのように進化を経て超美人ポケモンになるだろうか?

関連イラスト

カンナ (2019-08-23)
ルージュラ の てんしのキッス ▼


例のラジオ塔イベント【超NG編】
アマビエさんとルージュラさん



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