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曖昧さ回避

ウルトラシリーズ以外に登場するウーの名称を冠するものについては「ウー(分岐タグ)」を参照。

データ

伝説怪獣 ウー


別名伝説怪獣
身長40m(マン)/57m(A)
体重0t
出身地新潟県飯田山(マン)/飯田峠(A)
スーツアクター鈴木邦夫(マン)

概要

雪山で死んだ人間の魂が変化した姿と言われる怪獣。故に体重「0t」という豪快な設定だが、その割には雪の上に足跡が残っていたり、ウルトラマンに投げ飛ばされて家を潰したりしている(このためか体重を「不明」としている資料もある)。いわゆるポルターガイストのように周りの物体に干渉できる霊的存在と解釈するのが自然か。

体は白く長い毛でおおわれており、口からは強烈な冷凍ガスを吐く。2代目は毛の一本一本が氷柱のようになっているとされる。(出典:「ウルトラマンオフィシャルデータファイル」より)

劇中での活躍

ウルトラマン

これからはずっといっしょだね。
まぼろしの雪山


第30話「まぼろしの雪山」に登場。
村人から迫害される少女、雪ん子「ゆき」(演:富永幸子)の守り神的存在。その正体は雪ん子の母親の亡霊
村おこしのために作られたスキー場の近辺で暴れ回った。その後村人がゆきに「お前がウーを呼んだんだな」と疑いをかけ、彼女を村ぐるみで殺害しようとした為、それに怒って再び暴れ回りスキー場を破壊し、それを止めるべく現れたウルトラマンと戦うことになる。
しかし、ゆきの哀しい呼びかけに応えて、ウルトラマンがスペシウム光線を放つ前に吹雪の中へ消えて行った。

酔っ払った村人が落とし穴に嵌り(冒頭を見る限り、ゆきの作ったものではなく、村の悪ガキ集団が雪を嵌める為に作ったものとも取れる)、ついに我慢の限界に達した村人たちにゆきは追い回されて吹雪の中、力尽きてしまう。彼女を救う事が出来なかった科学特捜隊のメンバーたちは「雪ん子は雪山のまぼろしだったのではないか」という現実逃避のような言葉を語りながら去っていった……

ゆきは科学特捜隊を「なんでもかんでも怪獣呼ばわりしてしまう恐ろしい人たちだわ」と表現している。それに対比するように感傷に浸るイデに対してアラシは「怪獣は所詮、人間社会には入れてもらえない悲しい存在なんだ」と言い放っている。それはまるで村人たちから差別されているゆきを指しているようにも思える(過去の日本でも異民族が妖怪のモデルとなり、討伐される伝承がいくつも残っている)。

人類の平和を乱す怪獣を討伐する為に存在する科学特捜隊と聞こえは良いが、それは見方を変えればすごく独善的な事なのではないか?とも考えさせられるエピソードでもある。実際に、ウーは村人からゆきを守る為に出現せざるを得なかったものの、マタギから射撃を受けてもウーはゆきの制止に従って大人しく山に帰るほどの分別は弁えていた。しかし、科学特捜隊の砲撃と村人の更なる迫害に怒ってスキー場を襲撃しているなど、ウー側にも我慢の限界が来ていたのだ。この事からも分かるように本案件は明らかに人間側が起こした人災としての側面がある。しかし、放っておけば無関係のスキー客まで巻き込んでしまう以上、科学特捜隊が動かないわけにもいかなかったのである…。

ただ一つの救いは喜助という炭焼きの老人がゆきを引き取って死ぬまで面倒を見てくれたという事だろうか…。ゆきを迫害する人間だけでなく、救いを差し伸べてくれる人間は確かにいた事をどうか忘れないで欲しい。


ウルトラマンA

伝説怪獣 ウー(二代目)


第42話『冬の怪奇シリーズ 神秘! 怪獣ウーの復活』に登場。
超獣アイスロンによって殺された男性・良平のが娘の小雪をアイスロンから守る為に怪獣の姿に化けたもので、サブタイトルには復活とあるが『ウルトラマン』のウーとは無関係の別個体(別人)。
書籍によっては『ウルトラマン』に登場した個体と区別するためなのか、“2代目”としているものもある。
元が男性である関係か初代ウーと比べるとややマッシブな体つきをしており、頭部はゴリラに近い顔立ちで色も灰色に変化している。
ちなみに『ウルトラマンA』に登場した怪獣はこのウーとムルチ(二代目)の2匹だけである。

怪力を駆使してアイスロンに立ち向かうも、相手が怪獣より強いとされる超獣な為かほとんど一方的にやられてしまい、最終的には崖へ蹴り落とされて戦闘不能となる。
その後、エースによってアイスロンが倒されると、満足して山奥に戻りながら成仏していった。

内山まもるによる漫画版ではファイヤーモンススノーゴンとの2対1(どちらもテレビシリーズにおいてウルトラ戦士に土を付けた強豪…なのだが何故スノーギランでなくファイヤーモンスだったのか)という更に不利な戦いとなったが、それでも家族を無事に守り抜き、最後は雪の中に消えて行った。

外伝作品での活躍

ウルトラファイト

エレキングVSウー!


ナレーター「どこに顔があるかわからないほどのすごい毛です」
常連キャラとして登場。一応メスという設定だが、喧嘩屋の異名を取るほど好戦的な性格で、かなりの力自慢。「ウー」という名前こそ冠してはいるが、基本的に初代とは姿が同じだけの全くの別物と考えたほうが良い。
上述した通り毛のせいで顔が見えないが、稀に素顔を見せる時もある。
最初こそ白い毛が立派だったものの、野外で取っ組み合うという番組内容故にどんどん着ぐるみが汚くなっていき、最終的にはモップのオバケのようなみすぼらしい姿になった。
体重が0であるにも関わらずボディプレスをかましたりしているが、ウルトラチャンネルで公式配信された際は「心理的効果でボディプレスの威力は抜群」とフォローになってるのかなってないのかわからない説明がなされている。
この原作とは一線を画すあまりの凶暴さからファンの間では「ウーさん」の異名を取る。

レッドマン

『レッドマン』Battle-019~022、024、064、072、076に登場。
Battle-019で殺されたカネゴンの親が化けて出てきたという説がある。

ウルトラ忍法帖

第7話に初代が朧党の怪獣くのいちとして登場した。
女性設定なのは、初代が雪ん子の母親であったという設定を意識したものなのかもしれない。

その容貌はウル忍や将軍、家老から陰口を叩かれ、交戦したミクラスは嘔吐し、首領からも「恐ろしさは顔だけではない」と散々な評価をされていた。本人も自覚はあり、ウル忍の悪口に泣いたり上記の発言をした首領を睨みつけたりしている。

朧忍法「妖寒波」で鶴亀の国を雪で覆い尽くしてしまったが、その目的は首領が雪合戦をしたいだけという実に情けない物であった(ウーも首領に呆れている)。ウル忍との戦闘では「冷え冷えウインク&投げキッス」で精神的にもダメージを与え、セブンが時間稼ぎに召喚したミクラスも「冷凍波口移し」で凍らせてしまう。

最期はかまくらと肉まんで温まったウル忍によりウルトラ忍法「現実を見ろ」で鏡に自身の姿を写されてショックを受け、スペシウム&ワイドショットで倒された(ただし大雪はそのままだった)。
その後ウル忍と家老は凍ったミクラスを連れて温泉に行ったが、雪だるまにされた将軍は忘れられていた。

この後も別個体が複数回登場している。
二代目(原作通りオス設定)ウーはケムールへの誕生日プレゼントを兼ねた鶴亀市民プールの凍結作戦に参加、ガンダー、ギガスと共に市民プールを巨大なアイスキャンディーに変えてしまった。

また、この個体は朧党運営の温泉旅館の主を務めており、お使いの最中遭難したマンとコスモスとギガスらを出迎えるも、敵対していたマンは追い返し僧であるコスモスとギガスは暖かく迎え入れた。(曰く彼の亡き祖母が「お坊さんを大事にしないと地獄に落ちる」と言っていたからだという。)
その後はマンと入れる入れないの押し問答で争いになりその影響で発生した雪崩に旅館ごと飲み込まれてしまった。

その後男好きのウー三姉妹(メスだが上記の初代とは別個体)も登場、己の好みに応じた男を鶴亀中からさらって逆ハーレムを作っていた。(巨体の長女ウー一代はかわいい男の子(レオなど)、子供の三女ウー三枝はヒゲの生えた男性(ゾフィーなど)。次女ウー二美だけはアミアに愛想を尽かしたセブンとラブラブであった。)

ウルトラマングラフィティ

ウルトラマンの取引先の重役ウー専務(CV.郷里大輔)と娘のウー子(CV.神代知衣)が登場。
カネゴンがウー子とお見合いするがウー子は付き添いで来たウルトラマンに一目惚れしてしまう。披露宴当日にその事を打ち明け、それを聞いた専務やバルタン部長はウルトラマンを強引に結婚させようとした。
お金持ちらしく体毛はツヤのあるプラチナブロンドで、専務はオールバック、ウー子はハーフアップにしている。また、今作では吹雪を吐くというより周囲に吹雪を発生させるような描写となっている。
オープニングでは水着を着た個体が登場し海の家かき氷を食べていたウルトラマン一家を凍えさせる。毛は頭部に集中しており、体型もSDながら人間に近いものになっている。

ウルトラゾーン

ミニコーナー『怪獣English』で登場。
プロフィール的に初代の個体で間違い無いだろう。なお、雪ん子をいじめる人間は凍らせると発言しているが、本編では冷凍技の類は使用していない(恐怖で肝を冷やすといったニュアンスなのであろうか?)。
本人曰く、背中が痒いのはノミが湧いているのかもしれないとのことだが、体重が0であり、血が流れているかどうかも怪しいコイツを噛む意味はあるのであろうか?

ウルトラ怪獣擬人化計画

ウー


こちらの企画にも参戦。デザインはモタ氏が担当している。

初代や『ウル忍』等で女性設定のウーが出てきたことを考えると、そこまで違和感がない抜擢といえるのだが、問題はそのデザイン
寒い雪山に住んでいる怪獣だというのに、体に殆ど何も身にまとっておらず、申し訳程度にブラパンツのようなものを身に着けているだけという大変けしからん恰好をしている。こんな格好で風邪をひいたりしないものかと心配になってくるほど(アニメ版ミクラスのように寒さにめっぽう強いという設定なのかもしれないが…)。
また、原典では親が子供を守るために怪獣化したものという設定だったが、擬人化版ではどちらかといえば幼い子供のような姿をしているのも特徴。もしかすると、モチーフになっているのは親の方ではなく、“雪ん子”(神話などに出てくる雪童子?)の方なのかもしれない。

漫画版

第47話で登場。「雪山での暮らしに飽きてきた」という理由で、気分転換に夏を満喫すべく山から下りてビーチへと遊びにやってくる。
主人公の1人であるベムスターの友人だが、円谷学園に通学しているかどうかは不明。
“ユッキー”と名付けた雪だるまをいつも大切に持ち歩いているが、気温が上がると雪が溶けることを知らなかったため、浜辺についた直後に溶けて喪失してしまった(その後、雪解け水と浜辺の泥を使って無理やり復元した)。
また、夏を満喫するために終始麦わら帽子を被ってTシャツを羽織っていた為、普段よりも露出度が低下していた。

酩酊!怪獣酒場

第45話で登場。
原作同様にゆきの母親代わりを務めている。この世界でもゆきは人間達から虐められているが、ウーに心配をかけさせまいとしている。しかしながら、優しい人間や怪獣達がいる事も理解している模様で、自分達を対等に扱ってくれる怪獣酒場に来る事が唯一の娯楽となっている。
事情を察し、パンドラを模した「カンガルー・ア・ラモード」を提供してゆきを元気付けようとするゼットンだったが、誤ってパンドラの首を折ってしまい、ゆきを泣かせてしまった。

第58話で再び来店。クリスマスになっても受難が続いていることを嘆いていたが、不幸体質のジャミラが来店した影響で停電をはじめとするアクシデントが重なった結果、全身にホタルイカが張り付いてイルミネーションのようになり、ゆきを楽しませた。

「2nd」第44話では爆笑問題を喜ばせる為に呼ばれた4体の怪獣のうちの一体として登場。選出理由は田中のあだ名「ウーチャカ」に似ているから。

余談

その毛むくじゃらな姿と、正体が人間という設定ながらジャミラとはまた違う悲劇性など強い存在感を持っており、ハヤタ役を演じた黒部進はウルトラマンの中で一番印象に残っている怪獣にピグモンと共にウーを挙げるなど知名度はそれなりに高くメディアにおいても初代マンを代表する怪獣として扱われている。
その一方で本家シリーズにおいて冬が絡むという撮影時期やスケジュールに都合の合わない事、全身毛だらけなのでスーツのメンテナンスに手間が掛かる事、親の霊体が正体という題材にするには難しいなど様々な事情が重なって特に再登場が難しい怪獣となっており、『A』最後に平成以降のシリーズ群では再登場を果たしていない。

綴りは「WOO」であり、これは『ウルトラマン』放送以前に円谷プロが考えていた番組のタイトル案だった。後に「生物彗星Woo」としてリメイクされ、日の目を浴びることとなった。

デザインモチーフは「仙人」。

関連項目

ウルトラ怪獣 雪男 ギガス

カネゴンジャミラ…こちらも人間が変化した怪獣。

怪獣使いと少年…こちらも人間の醜さや差別が描かれたウルトラシリーズのエピソードであり、ゆきと同様に疑心暗鬼で人々から迫害を受けている孤児が登場している。こちらでも迫害されている孤児に手を差し伸べてくれていた大人が登場しているという共通点もある。

ルージュラ:ウーがモデルという説がある。

外部リンク

伝説怪獣ウーさんのtwitter

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