日立製作所
ひたちせいさくしょ
特に白物家電、発電機等の電力関連、鉄道車両など、発足時からの事業である電動機(モーター)に強みを持つ。同系企業(元日産コンツェルン所属企業同士)の日産自動車とは自動車関連技術を共同開発したり、自動車部品メーカーに共同出資したりするなど関係が深い。日産のほか、損保ジャパン、日本水産などと春光グループ(いわゆる「日産・日立グループ」)と呼ばれる企業集団を形成している。
鉄道関連事業においては鉄道車両製造(山口県下松市の笠戸事業所で実施。クラス800はじめ一部イギリス向け車両は英ダラム州のニュートン・エイクリフ工場でも生産)を始め幅広い分野で活動しており、「鉄道に関わるもの全て(車両、制御システム、架線、信号システム、予約システムetc)を作ることが出来る世界で唯一の会社」とまで言われる。JR九州(近年新製した電車の多くが日立製)はじめ国内外各社で製造車両が運行されている。また、JRグループの座席予約システムマルスも稼働当初からホストシステムはもとより、発券端末の多くが日立製である。かつては日立電鉄や東京モノレールなどを傘下に置いていた事もある。
(2015年2月イタリアのアンサルドブレーダを買収して傘下に置き、イギリスと共に製造拠点としている。 )
近年の鉄道車両事業は「A-train」と呼ばれる技術を使用した車両がメインとなっている。
なお、「日立」でGoogle検索するとトップに「日立製作所」が出てくる。
茨城県日立市などでは略して「日製(にっせい)」とも呼ばれている。「日生」ではないので注意
日産コンツェルン 日産 日産レンタカー 日産化学 SOMPO ENEOS ニッスイ ニチレイ 昭和電工
A-train:日立独自のモジュール生産システムのこと
世界・ふしぎ発見!(24/3/30にレギュラー最終回) すばらしい世界旅行
柏レイソル…1940年に創部された日立製作所本社サッカー部(1970年に日立製作所サッカー部へ改称)が母体のサッカーチーム。
日立リヴァーレ…系列会社の女子バレーボールチーム。かつては中田久美・大林素子が在籍した本社チーム『日立ベルフィーユ』、関連会社の『茂原アルカス』が存在した。
サンロッカーズ渋谷…『日立本社ライジングサン』(1935年創設)、『日立大阪ヘリオス』(1956年創設)を統合した『日立サンロッカーズ』(2000年創設)が母体のバスケットボールチーム。
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すべて見る【試し読み第一弾】英国における日立製作所の鉄道事業展開について
近年一部保線機械やLRVを除き日本国内の鉄道産業は自国内で完結し、日本国内で海外向けの鉄道車両を見ることはまれだった一時の状況から一変して華々しい輸出ニュースがよく聞かれるようになりました。日本車輌の台湾向け車両や首都圏通勤電車のインドネシア輸出などにより日本と海外の鉄道による繋がりが注目されるようになっています。 ここでは、日本の鉄道の師匠とも言える英国における日立製作所の近年の動向について同社や関連英国企業の公式発表を元に同社のこれまでの英国での受注実績を記録して、現段階の状況を整理し以て今後どのようになっていくかということについてまとめていきます。 今回は日本と根本的にシステムの異なるイギリスの鉄道車両のあり方についてご紹介し、日立が今売り込んでいる車両がどのような車両かというイントロダクションを行います。今後の展開については夏までにかけて随時公開していく予定です。2,601文字pixiv小説作品