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グリフィス

ぐりふぃす

三浦建太郎の漫画『ベルセルク』に登場するキャラクター。
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曖昧さ回避

  1. 英語圏、主にウェールズ系の姓。スペルはGriffith, Griffithsなど
  2. イギリスの自動車メーカーTVRのスポーツカー→TVR・グリフィス(Wikipediaへ)
  3. ベルセルクの登場人物。本項で説明
  4. 魔法少女リリカルなのはStrikerSの登場人物→グリフィス・ロウラン
  5. 幻想水滸伝の登場人物。


概要

「白い鷹」グリフィス

 戦場でその名を恐れられる傭兵団「鷹の団」の団長。「自分の国を持つ」という夢を抱いている。「白い鷹」の異名の通り、鷹の頭を象った兜と白基調の装備がトレードマーク。
 兜の下は白銀の長髪に中性的な美貌で、平民出身でありながら本物の貴族よりも貴公子,騎士然とした雰囲気をかもし出す。
 首からは占い師の老婆から買ったという卵型の首飾り、真紅のベヘリットを身につけていた。

武器は細身のサーベル。戦場においては白馬を駆り、卓越した技術と剣速で流れるように敵を切り捨てる。
ガッツ入団の際の一騎打ちでは、鉄板すら叩き切る威力の「だんびら」の斬撃を片手でいなしてみせた。

 「自分の国を持つ」という夢のためには文字通り手段を選ばず、軍資金を賄うために美少年好きな貴族に我が身を売っていたこともあるほど。
 冷徹さを持ち、鋭い洞察力と人心を掌握、操作する才能に長ける。権謀術数にも才を示し、自分に反感を持ち、暗殺を企てた王族や貴族をガッツと共に陥れ、ひとまとめに殺害する手腕も見せている。その他戦場での戦略、指揮、人望、統率力等のあらゆる面においても秀で、まさに天才と呼ぶに相応しく、数々の武功を挙げ、ミッドランド国における騎士位、貴族位、そして名声を勝ち取っていく。
 一方で子供のように無邪気な表情を見せることもあり、仲間とふざけ合ったりもする。また自分の「夢」の犠牲になった幼い子どもの死を悼み、夢のために犠牲になった人々のためにも前に進まなければならない、という責任感も負っている。なぜグリフィスが「夢」を持ったのか、と問われるシーンがあるが、「そんなのわからないよ」と答えており、計算高さとは裏腹に欲求、感情はひたすら純粋なのだといえる。しかしその二面性が部下たちを惹きつけているのもまた事実である。

 ミッドランド国の王女であるシャルロットに、自分の「夢」と「友」の価値観を語ったのをガッツが耳にし、「グリフィスにとって、対等な存在になる」ため、ガッツは鷹の団を離れることを決意する。
しかしグリフィスはすでにガッツを部下ではなく友と考えていた(それを自覚していたのかは不明)ようで、「失うぐらいなら殺してでも退団を止める」という決意の下、再び一騎打ちを挑む。だが戦場の最前線で磨かれ抜かれたガッツはグリフィスを遂に破り、鷹の団を去る。
この感情のすれ違いが、後に大きな悲劇を生む。

「闇の翼」フェムト

 ガッツの退団後、グリフィスは血迷ったのか、シャルロット王女の寝室を訪れて操を奪ってしまう。これを見回りをしていた侍女に目撃され、その密告によって王の知る所となってしまう。激怒した王の手で罪人として投獄され、鷹の団もまた盗賊団として国を追われる事になった。

一年の後ガッツが再び合流した鷹の団に救出され、暗殺ギルドであるバーキラカ、使徒ワイアルド率いる黒犬騎士団といった刺客の追撃を生き残るも、グリフィスは長きに渡る拷問の末、歩く事も喋る事も出来ない再起不能の身である事が明らかにされ、鷹の団は絶望に打ちひしがれる。

グリフィスは自殺を試みるも、それすらできる力がないことに気づいて絶望するが、次の瞬間拷問の際に失ったベヘリットがグリフィスの手に戻った。
日蝕とともに奇形の人間たちの群れが現れる。「わからねえが あれはやばいもんだ…!」と直感するガッツはグリフィスのもとに近寄る。

「今お前に触れられたら 今お前に肩を掴まれたら オレは二度と オレは二度と…! 二度とお前を…! ・・・」

 ガッツが触れた瞬間、鷹の団は異空間に引き込まれる。そして四人のゴッド・ハンドの宣言にグリフィスは最も大切なもの=鷹の団を生贄に捧げる事を決意。
 使徒達の殺戮の宴『蝕』を通じ、鷹の団の面々の血肉と断末魔を糧に、グリフィスは人間の心と身体を捨て、ゴッド・ハンドの最後の一人フェムトへと転生する。
髑髏の騎士に救われたガッツとキャスカ、別働隊で唯一生き残ったリッケルトを残し、団は壊滅した。

グリフィスが仲間を生贄にしてまでゴッド・ハンドへ転生することを決意した理由について、漫画を読んで「自分の"夢"に対する強い憧れとガッツへの愛憎入り交じった感情である」と理解する人もいれば、「よくわからなかった」という人もいる。
実は単行本には謎の事情(宗教?)により収録されていない、「幻の第83話」が存在している。そこでは運命を司る"神"を名乗る謎の生命体と意識の中で対話をするうち、自分が運命という大きな流れの中にいることを知り、神に「あるがまま」を求められた結果、という説明がされている。「よくわからなかった」という後者は、これを読むと納得することが多い。

一方でこの未収録話がなくても前者の主張でも説明することは可能である。例えば上記のグリフィスがガッツに触れられる直前の台詞の最後の「・・・」は、雑誌掲載時は「許せなくなる」であったが、誇り高いグリフィスが「対等の友」であり、そして自分が夢を奪われるきっかけを作ったガッツに救われるだけの惨めたらしい存在になった上、その心情を理解せずなお一方的に関わろうとしてくるガッツに愛を超えて憎しみを抱いたことは想像に難くない。
また「(仲間を捧)…げる」と宣言する直前に『何千人の仲間、何万人の敵の中で、ただ一人、お前だけが俺に夢を忘れさせた』と、決意の瞬間に独白しており、グリフィスの中のガッツという存在が、どれだけ大切なものだったか窺い知ることができる。

同じようにキャスカに対する陵辱の理由についても多くの考察がなされており、自分から彼を奪おうとした復讐とも(『蝕』の直前にガッツにグリフィスの介護を自分に任せて旅立てと促している)、ガッツに対する見せしめとも言われている。

「絶対者」グリフィス

 聖地アルビオンで起こった『模擬蝕』。
ガッツとキャスカ、二人の烙印の者に引き寄せられた悪霊の集合体は、巨大な血肉のアメーバのように人々を飲み込んでいった。
母親のキャスカを守り、死に掛けた幼魔はベヘリット型使徒『完璧な世界の卵』の体内で姿を変えていく。
その姿は人間であった頃のグリフィスそのもの。彼が「絶対者」として現世(うつよ)に受肉した瞬間だった。

 ゾッドを筆頭に、使徒たちを率いて、「新生鷹の団」を結成。
 クシャーン帝国の侵攻によって、崩壊寸前であったミッドランド王国の領土奪還を開始する。
 圧倒的なカリスマによって、使徒たちだけではなく、解放した地区の人々や、軍、貴族、法王、
人種や国境を越え、様々な人間を同胞とし、ついにミッドランドの首都ウィンダムで、クシャーン帝国の王、ガニシュカとの決戦に入る。
 グリフィスに挑むため、通常の使徒を超えた存在である、『終わりの魔獣』となったガニシュカを、髑髏の騎士を利用して消滅させることによって、「世界の理」を破壊する・・・。

領土奪還の前にゾッドを伴ってゴドーの鍛冶屋の近くにある剣の墓場を訪れ、そこでガッツとキャスカ、リッケルトに再会。彼らに決別とも誘いとも取れる言葉を残す。
特にガッツに対しては「お前は知っていたはずだ。オレがそうする男だと。お前だけは」とより意味深な言葉を残している。


アニメ「剣風伝奇ベルセルク」およびゲーム版での声優は、森川智之(幼少期は高山みなみ
2012年2月公開の劇場版では櫻井孝宏(幼少期は竹内絢子)が声優を務める。
2016年新アニメ「ベルセルク」でも引き続き櫻井孝宏が担当。

関連タグ

ベルセルク,ガッツ,キャスカ,ベヘリット,鷹の団,ゴッド・ハンド,フェムト

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