タケシのパラダイス
たけしのぱらだいす
タケシのパラダイスとは、アニメ「ポケットモンスター」無印編のエンディングテーマである。
アニメーションはタケシが踊りながら歌うもので、非常にインパクトの強い曲である。そのカオスぶりとうえだ氏の歌唱力により、一度聴けば見事に頭に残るであろう。
なお、イントロは演歌風である。
エンディングとしての使用期間は6週と、歴代のポケモン主題歌の中でもかなり短い。使用後は「ポケモンはらはらリレー」に戻され、CD音源は同曲のカップリングとして収録されている。
早期終了については「放送後にタケシの真似をする子供が現れ、PTA団体から苦情が届き、わずか6週で打ち切りとなってしまった」という逸話がある……
というのは根拠の無い都市伝説に過ぎず、実際には元から夏休み限定のエンディングであったことが、2017年7月28日発売のポケモンぴあにて担当声優のうえだ氏から明言された(うえだ氏がPTA苦情説を知っていたことも明かされている)。
なお、夏休み限定で曲を変え、その前後が同じ曲という手法はポケモンでは初期~AGまで当たり前に行われていたことである。(例としていっぱいサマー!!も夏休み期間限定のED曲で、前後には通常EDとしてスマイルが使われている)
エンディングとしては短命だったものの、劇中ではその後もダイヤモンド&パールまでタケシによって歌われる話が存在し、DP特別編では挿入歌として流れる等、『タケシのテーマ曲』として使用され続けた。
そして、サトシとピカチュウの冒険の最終章における第3話(タケシ再登場回)にてまさかのEDとして復活。放送されるや否やTwitterではトレンド上位に入るほどの反響を呼んだ。
通常EDのひゃくごじゅういち同様、基本的には当時の映像を使っているが、オチで出てくるルージュラの肌の色のみ黒から紫に変更されている。