ポケモン以外について→鈍感
データ
概要
第3世代より登場した特性。
持ち主はいかにもボーっとしたポケモンが多い。しかし彼らの中にもせっかちな性格(特性とは真逆の)の個体もいる筈である。
勿論ヤドンもこの特性を持っている。
第3 - 5世代
が、実際の所は余りにも使い勝手が悪い特性である。というのもこのメロメロ状態というのが最大の鬼門。
そもそもメロメロは性別が同じだとならない状態異常であるため、どうしても限定されてしまう。
そのくせメロメロにする方法も技か特性「メロメロボディ」しかないという限定されっぷり。
第4世代では「ゆうわく」も対象となったが結局効果対象は同じなので改善されているとはいえない。
そう考えると残念な特性である。
第6世代以降
ここへ来て転機が訪れる。
第6世代では何と「ちょうはつ」も無効とするようになり、ヤドランやヤドキングなど補助技主体のポケモンと、りゅうのまい型のナマズンなど積み技を主体とした戦術を取るポケモンが採用するようになった。
ただ、「どんかん」持ちは軒並み良特性持ちなのが難点であるが…。
第8世代からはこれらに加えさらに「いかく」も無効化するようになったため、攻撃の種族値が130もあるマンムーや、「つるぎのまい」「のろい」などの積み技を駆使して物理で攻めて行くベロベルトなどの高耐久でアタッカー気質のポケモンでも十分採用圏内となった。
ちなみに、上位種となる効果を持つ特性「アロマベール」や、それに同じ効果を持つ道具「メンタルハーブ」(第5世代以降)が登場しているが、所有ポケモンや道具の運用方法等で差別化は容易。
また上述した通り第8世代からは「いかく」を無効化するようになったため、これらの特性や道具との単純比較はできなくなっている。
ちなみに名前の由来はそのまま「鈍感」だが、初出作品の効果から、ここではいわゆるインターネットミームの朴念仁としての一面が強いと思われる。
関連項目
せいしんりょく、マイペース…同じく第8世代より「いかく」を無効化するようになった特性で性格面に関連するのも同じ。
すりぬけ、ぼうじん…所持しているポケモンの能力がかみ合わなかったり、完全上位互換が存在するという理由で殆ど使用されていなかったのが、無効化の範囲が追加されたために一気に使用率が上がった特性。