データ
概要
『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』で初登場した特性。
効果は上記の通り、壁系統技を無視して攻撃出来るというもの。早い話がバリア貫通能力であるが、バリアーやてっぺきは防御力を上げる技であるため対象外。
通常特性ではエルフーン系統・ニャオニクス系統・オンバーン系統・ドラパルト系統、隠れ特性ではクロバット系統・ワタッコ系統・ミカルゲ・ハブネーク・テッカニン・カラマネロ系統・シャンデラ系統が所有している。
壁を無視して攻撃出来るのはアタッカーとしては嬉しいところ。
しかし、この特性の所持者は如何せんサポーターや耐久型が主流なため、強力な効果でありながら採用するのは難しい特性であった。
一応「しんぴのまもり」も突破出来るので状態異常撒きに使えないこともないのであるが、如何せんもう1つまたは通常特性の方が強力なポケモンが多く、その辺も採用に歯止めを掛けていた。
なお、状態異常型で活かせそうなミカルゲは通常特性が「プレッシャー」のせいで場に出た瞬間特性がバレる。どうしようもなかった。
しかし、『ポケットモンスター X・Y』から「みがわり」を貫通するようになった。
また、アタッカー習得者も少しであるが増加した。
こっそりシャンデラの隠れ特性(第5世代未解禁であるが)もこれに変更されていたりする。
惜しむべき部分はアタッカー気質でかつインフレに乗れているポケモンが限られているところか…。
…と思いきや何と『ポケットモンスター ソード・シールド』で新たにドラパルト系統が習得。しかも通常特性である。
げきりんを始めとした超火力技がみがわりや両壁をすり抜けて炸裂するのだから非常にタチが悪い。更にこれを読んで火力等を下げて対策しようものならもう1つの通常特性、クリアボディの洗礼が待っている。
物理型ならドラゴンアローがみがわりやタスキ潰しの連続技なのですりぬけがそこまで採用されているかというと微妙な所だか特殊型ならタスキはともかく、みがわりを貫通出来るので採用される場合が多い。
とはいえ強力なのは間違いなく、600族高速ドラゴンの例に漏れず現環境で大暴れしている。
関連タグ
かたやぶり……特性の防御効果を貫通する特性。