基礎データ
全国図鑑 | No.0442 |
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シンオウ図鑑 | No.108 |
カンムリ雪原図鑑 | No.047 |
ヒスイ図鑑 | No.139 |
パルデア図鑑 | No.302 |
ローマ字表記 | Mikaruge |
ぶんるい | ふういんポケモン |
タイプ | ゴースト / あく |
たかさ | 1.0m |
おもさ | 108.0kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
とくせい | プレッシャー / すりぬけ(隠れ特性) |
タマゴグループ | ふていけい |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | ミカルゲ | 御影石 |
英語・スペイン語・フランス語・イタリア語 | Spiritomb | spirit(魂)+tomb(封じる、墓石) |
ドイツ語 | Kryppuk | kryptisch(隠れる)+Spuk(霊) |
韓国語 | 화강돌 | 화강암(花崗岩)+돌(石) |
中国語 | 花岩怪 | 花崗岩+怪物 |
概要
初登場は『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』(第4世代)。
108個の魂が集まって誕生したとされる、怨霊の集合体ともいえるゴーストポケモン。
不気味な顔の様なものが浮き上がった紫色の霊魂という、抽象画の如き異質な姿をしており、外周部には緑色の人魂のようなものが常に回転している。
横から見ると顔部分は厚みの無い平たい形状となっており、人魂の方は立体的な球状となっている。
また、片目はうっすらと開いている為か、渦のような瞳は描写されない事が多いが、設定上は片目にも渦のような瞳がある(不思議のダンジョンシリーズのウインドウで確認できる)。この部分は時折、鼻と解釈される事もあるが、前述の通り、片目である。
500年前に悪さばかりをしていたところ、不思議な術によって本体をかなめいしのひび割れに繋ぎとめられ、2度と悪さの出来ない様に封印されてしまった。
とは言え、全く動けなくなったわけではなく、石を浮遊させて移動したり、ぴょんぴょんジャンプして移動したりと意外とアクティブ。封印したのは一体、どこの誰かは不明だが原作ゲームでは旅の術者、アニポケではピカチュウを連れた波動使いとなっている。
封印される前の姿は特に今のところは未公開。
いつかメガシンカでもしたら姿が解き放たれるのだろうか?
第8世代の図鑑説明では「性悪の魂が混じってしまったらしい」と書かれ、108個全てが悪霊という訳ではないということが判明している。...と思ったら直後のLEGENDSアルセウスの図鑑にて「百と八つの悪しき魂集いて」と書かれてしまい、速攻で矛盾してしまった。不思議な不思議な生き物だから仕方ないのかもしれない。
『LEGENDSアルセウス』では構成する魂が107個のともしびとなってヒスイ地方全域に散らばっているが、封印は堪えたらしく主人公に捕らえられることを望んでいる。
名前の由来は「御影石」(墓石などに使われる石)。
モチーフは御影石と悪霊と思われる。タイプにあくが入っているのも悪霊または煩悩の化身である悪魔からの連想か(煩悩の数は全部で108だと言われている)。
108個の魂から出来ているためか、やたらと108の数字が強調されているのも特徴。
- シンオウ図鑑の番号(108番)
- 体重(108kg)
- 「ぼうぎょ」・「とくぼう」の種族値(共に108)
なお身長に関しては1.0mではあるが、ポケモン世界においては(ビックリヘッド、てっていこうせんの反動ダメージを除いて)小数点以下の数値は四捨五入換算されずに切り捨てられる傾向にあるため、実質的な身長も1.08mであると思われる。
弱点は第6世代にて登場したフェアリータイプが追加される第5世代以前だと弱点タイプが存在せず(後述参照)、持ち前の耐久や耐性、特性と相まって非常に強力なポケモンと見なされており、第4世代ではあるポケモンの立ち位置を奪ってしまった。ちなみにそのポケモンは同じ複合タイプだが、ミカルゲはゴースト・あくの順番。
しかし、第5~第6世代にかけてはそのポケモンに逆に立場を奪われてしまったポケモンでもある。この辺りはゴウカザルとバシャーモの関係に近い。
UBにも似たポケモン離れした姿や、いかにもな悪霊である設定から得体の知れない印象も受けるが、アニメやポケダンでは一人称が「オレ様」だったり、意外と抜けている部分があったりビビリだったりと、何気に愛嬌のあるキャラクターとして描かれている。
そして、鳴き声が「おんみょ~ん」と聞こえることでも有名。なおゲーム内での表記は「ユラーッ!」である。シロナ戦では初手で出してくるため鳴き声も印象が強く、「ミカルゲの鳴き声が『戦闘!チャンピオン』の一部と化している」という意見も見られるほど。
その入手の困難さ
その特徴的な鳴き声や強さと共に入手の手間の掛かりようで有名なポケモンである。
初登場『DPt』
「みたまのとう」を「かなめいし」を使用して修復した後に「ちかつうろ」で32人以上の人と会話する必要がある(32人とも同一のプレイヤーでも可)。
条件を満たした後は「みたまのとう」に出現する。その為プレイヤー1人での入手は、ほぼ不可能である。ただどうしてもという場合、ソフトとニンテンドーDS本体をそれぞれ2つ用意して32回会話すれば可能。
その分かりにくさたるや、『DPt』発売から約1週間正式な入手法が判明しなかった程である。
リメイク版の『BDSP』でも条件は同じだが、「ちかつうろ」がパワーアップした「地下大洞窟」にいるNPCのうち32人に話しかけることでも入手可能になり、手間は掛かるが緩和された。もっとも、インターネット網の充実した時代なので、「みたまのとう」産を手に入れるまでもなく交換会やSNSでBDSP勢に申し込んでの交換で簡単に手に入るか。
『HGSS』
「ちかつうろ」が無い為、ポケウォーカーで10万w貯めて出現する「しずかどうくつ」というコースに出現する様になった。
これにより一人でも入手可能となったが、10万wである。20歩ごとに1wであるため単純計算で最低でも200万歩歩く必要があるという事であり(一応歩かなくてもワットを稼ごうとすれば稼げる)、よってかなり時間が掛かる事を覚悟しなければならない。
『BW2』
あるイベントを進める事である人物から8回目の交換で貰える。持ち物はもりのヨウカン、特性は隠れ特性である「すりぬけ」固定である。一応厳選は可能。ただ、その交換出来る様になる迄の段階が難解かつ時間が掛かる上、一度殿堂入りを果たさなければならない+交換できるのは1日1回のみなので、(時計をいじりさえしなければ)最低でも8日は掛かる。
『ORAS』
シーキンセツのイベントをこなせばいい(イベント自体は決して簡単では無い)為、入手の難易度が少し下がっている。
だがここでもレベル50で「おきみやげ」を覚えており、自滅される事がある。この場合殿堂入りまで復活しない。
余談だがこの個体、ORASに登場するソライシ博士の家庭を崩壊させたトリガーである説が一部で囁かれている。詳しくはシーキンセツの記事にて。
『剣盾』
DLC『冠の雪原』で追加され、ボールレイクの湖畔にある石碑を調べたのち、インターネットに接続してフィールドにいる他のプレイヤー32人以上に話しかけるという、DPtの方式に戻った。ただし、DPtと違い同じプレイヤーではカウントされない。
なお、この個体は確定で隠れ特性持ちとなっており、さらにフィールド上に出現するために色違いや証の厳選も可能。大変だが、頑張って入手するだけの価値はあるだろう。
『アルセウス』
サブ任務「闇夜に浮かぶともしび」で、ユラと名乗る少女から107個のともしびを集めるよう依頼される。
全て集めると上記のイベントの後に霧の神殿に出現する。
イベントクリア後は霧の神殿のかなめいしの周辺で確定で出現する(運が良ければオヤブンや色違い個体に替わることもある)が、本作の一般ポケモンでは珍しく大量発生が起きない。
このためオヤブンや色違い個体を入手したいなら、イベント終了後にコトブキムラと紅蓮の湿地をひたすら往復するか、イベント終了後の大大大発生で根気強くミカルゲが出るのを待つしかない。
ともしびはコトブキムラを含む6エリアに散らばっており、ふとした拍子に見つかるものもあればエリアの隅っこや地下など巧妙に隠されたものもあり全て見つけるのは至難。また日中は見つかりづらいが夜だと遠目からでもわかりやすくなるという特徴がある。
コトブキムラのものをのぞけば、全てのポケモンライドを駆使する必要があるうえ、肝心のミカルゲのLvも60とオヤブン並の高レベルな事もあり改めて集めきるのはクリア前後の段階が推奨される。
一方で、ともしび集めこそ大変ではあるものの、単に色違いや最大サイズの個体(オヤブン)を捕まえるだけなら、本作で捕まえるのが最も手っ取り早い。
ミカルゲの図鑑を完成させること自体はそこまで難しくない(図鑑集めで、他のポケモン同様の入手は実質的に含まれておらず、達成のための条件は特定の技を使う程度しかない)上、一度図鑑を完成させたら他に必要なアイテムは無く、ひたすら大大大発生やかなめいしの前に現れるミカルゲを探して紅蓮の湿地を往復するだけで入手できる。
下記の『SV』はサンドウィッチ(ポケモン)で出現率や色違い確率を上げることもできるが、リポップを加味しても複数体が現れることは無いし、そもそも秘伝スパイスの入手自体に手間が掛かることを踏まえると、コストパフォーマンス的にも本作の方が効率的である。
なお、他のソフトでミカルゲを捕まえているなら、ポケモンホームから連れてきて図鑑レベルを10にしても問題なくひかるおまもりの入手やストーリーの進行が可能となっている。
この場合はともしびを集めていないためにミカルゲは野生出現しないし、大大大発生も起きないが、図鑑を完成させてからでも上記のイベントは進められる。
『SV』
複雑な手順を踏む必要はなく一定の場所に普通に出現するものの、その代わりとばかりに、生息地を示すポケモン図鑑にはこれまで通り「生息地不明」と表示されてしまっているという、初見の人は勿論、過去作をプレイしミカルゲの性質を知る人も、まず勘違いするであろうトラップが敷かれている。そのせいで出現場所付近を通り掛かっても、スルーしてしまうプレイヤーが後を絶たなかったとか・・・。
なお、ここで出現する野生のミカルゲも自滅技である「おきみやげ」を覚えているため、捕獲の際には要注意。
総じて
ゲットまでやきもきさせられるポケモンの代表格と言える。
ゲーム上の特徴
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
50 | 92 | 108 | 92 | 108 | 35 | 485 |
「ぼうぎょ」・「とくぼう」が高く、「こうげき」・「とくこう」もそこそこ高くなっている。
その代わり「HP」と「すばやさ」は壊滅的。
耐久が高く特性との噛み合わせも良く、更に第6世代になるまで(そのままでは)弱点タイプが存在しなかった事から、相手にすると非常に厄介なポケモン。
基本的には「さいみんじゅつ」や「おにび」で相手を妨害していき、「めいそう」での耐久力アップを図ったり「わるだくみ」で火力を強化していく等、補助技に関していえば多彩に戦術が存在して読み辛い。
攻撃技としては「あくのはどう」「シャドーボール」「サイコキネシス」などが挙げられる。またかなめいしと一体化している影響か「がんせきふうじ」も習得可能。
その他にも「かげうち」や「ふいうち」といった先制技も充実している。
また変則的ではあるが、「のろい」+「いたみわけ」によるコンボも相手によっては脅威になる。
通常特性は「プレッシャー」である。
ただでさえ耐久が高く相手が大技を使わないといけないのに「いたみわけ」で回復等しようものなら相手の技のPPが底をついて倒されなくなるといった状況も作り出す事が出来る。
難点としては弱点が少ない反面半減するタイプも1つしかないので、タイプ相性を過信していると力押しで倒される例が度々ある事。その為耐久型とするには辛い部類に入る。
HPが低いせいで実は素の耐久はそこまで高くはない。HP252振りミカルゲよりも無振りガブリアスの方が固いのは有名な話。
弱点はフェアリータイプのみだが、前述の通り第6世代以前だと弱点無しに等しかった。
では弱点を突かれないのかといえばそうでは無く、特性「きもったま」持ち、もしくは技「みやぶる」「かぎわける」を使われた状態でのかくとう技は抜群で受けてしまう(所謂不正改造ユーザー制裁に使える)。
隠れ特性は「すりぬけ」。
壁やみがわり人形(第6~)を貫通できる効果を持つが、用途としては「おにび」や「さいみんじゅつ」をばら撒き易くする事だろうか。
「わるだくみ」を用いた攻撃役としても使えるだろう。
使用トレーナー
ゲーム版
アニメ版
- シロナ(新無印)
漫画版
- シロナ(ポケスペ)
番外作品
『ポケモンGO』
2018年10月25日から開催されている『ハロウィンイベント』の期間限定の「スペシャルリサーチ」の報酬として実装。
期間限定といってもリサーチを開始できる期間が限られているだけで、ハロウィンイベントが終わった時にリサーチが勝手に消える事は無いので安心されたい。
以下の内容のタスクを全て達成すればミカルゲをゲットできるチャンスが来るのだが、その肝心のタスク内容がかなりの曲者。
・パート1*
- ゴーストタイプのポケモンを10匹捕まえる
- グレートスローを8回投げる
- ポケモンを捕まえるときにきのみを108個使う
・パート2*
- あくタイプのポケモンを10匹捕まえる
- 訪れたことがないポケストップを8個まわす
- ポケモンを108匹捕まえる
この様に、いかにも数字の108を意識したタスク内容ばかりであり、108回達成しなければならないタスクもある為かなりの手間が掛かる。
しかも「訪れた事が無いポケストップを8個まわす」の場合、一部地域によっては冗談抜きで詰む可能性もある。
但しミカルゲを手に入れたいだけなら、2番目のタスク「ポケモンを108匹捕まえる」を達成するだけで手に入りはする(上2つは攻略する必要が無い)。
今後野生で出現するかどうかは不明だが、このリサーチ限定となった場合性別をコンプリートしたい場合は交換が必須になるのも気掛かり。
性能に関しては、弱点が少なくシャドーボールを筆頭に強力な技を覚えられるものの、能力はあまり高くない上に、飴を入手しづらく育成面のコストが他のポケモンよりも大きいのもあり実用性は今ひとつだった。
現在は覚える技の1つあやしいかぜにPvP限定で確率で攻撃力・防御力を大幅に上げる効果が導入されたことで、弱点の少なさを武器にあやしいかぜとシャドーボールを撃ち分ける事が可能となり、非常に優秀なポケモンへと昇華した。
『ポケモン不思議のダンジョン時・闇・空の探検隊』
未来世界のダンジョン「封印の岩場」の最深部を縄張りにしているポケモン。一人称は「ワレ」。
誕生経緯は本家の設定に倣っており、不思議な力で敵の動きを封じる強力なポケモン…なのだが、本来の性質は極めて臆病で主人公達に返り討ちに遭わされるとそそくさと逃げ出す小物である。
本作では両目が描かれている他、かなめいしに本体を収納して移動する姿も見せている。
『ポケモンレンジャーバトナージ』
ヌリエの遺跡のボスポケモン。
合計で5つ点在するかなめいしから姿を自在に表しては「あくのはどう」や紫色の炎(※)、エネルギーの塊(※2)、「おにび」を放つ難敵。
なお、キャプチャ判定があるのは本体が姿を表しているかなめいしのみである。
ポケアシストはブラウザによると「ゴースト」との事だが、連れ歩きは不可能。
(※1)後年で言う「マジカルフレイム」に相当する技と思われるが、ミカルゲはマジカルフレイムを覚えず、当時覚えられたほのお技は「おにび」、後年に覚えるようになったのは「しっとのほのお」である。ちなみにこの紫の炎はムウマージやクレセリアなども使用する。
(※2)該当する技は不明。ジバコイルは磁力の塊(これも該当する技は不明)という形で放つなどカラーリングが違うバージョンを別のポケモンが使用してくることがある。
『ポケモン+ノブナガの野望』
自分もしくは配下のシナリオでは頼りになるが、特に手元にノーマル属性のポケモンが多い初期シナリオでは凶悪の一言。
第5世代基準なので弱点が突けない(ノーマルだとそもそも当たらない)うえに「ジャミング」で外れまくる。
主人公のイーブイは、対戦する前に必ず進化させておこう。可能なら、「ジャミング」の射程外から攻撃できる「ハイドロポンプ」持ちのシャワーズにしておきたい。
相方のオイチのプリンでは対策できないので、オイチには別のポケモンをリンクしておきたい。
また、この弱点を突けないことで、もう一つ厄介な点があり、ミカルゲとリンクしているブショーのスカウトが難しくなる。本作で他のブショーをスカウトするには、「3ターン以内」「そのポケモンからダメージを受けない」「弱点を突いてトドメ」のいずれかの条件で撃破しないとならないが、ミカルゲには弱点が無いためこの条件が使えない。スカウトする際には速攻で、集中的に撃破したい。
アニメ版
- DP編の56話「ミカルゲの要石!」
使用技は『あくのはどう』『はかいこうせん』『シャドーボール』『ギガインパクト』
なお、扱いが特殊過ぎて故かミカルゲの登場回はこのDP編56話のみであり、後の話では影も形も無い。シロナが使ってくるなんて事も無かった。
…のだが
- 新無印編の91話「ゴースト列車、出発、だよ…」
- 何と実に約14年ぶりの登場を果たした。
- 作中ではゴーストポケモンだけが乗車するゴースト列車の特別車両に要石が展示されていたが、その要石にサトシが偶然触れてしまい、ミカルゲの性悪な魂がサトシに憑依してしまう。これによってサトシがある有名な作品の中の人繋がりの盗賊王の様な性格と口調の闇サトシになってしまい、ミカルゲの方も奪われた魂を取り戻そうと電車内で暴れ始めてしまう。
- 最後はサトシのゲンガーに魂を返してもらい、行きたかった墓地に降ろされそのままゴース達に連れられ去って行った。
- シロナのミカルゲ
- マスターズトーナメントセミファイナルにて姿を見せる事が明かされた為、ゲーム同様にアニメのシロナも所持している事が判明した。
- 後の123話、フルバトルの一体目としてついに登場。その成り立ちからかアニメにおいても相当な希少種らしく、登場した際には会場が騒然としていた。
- ふいうちでペースを乱し、さいみんじゅつとゆめくいのハメ技でカイリューを封殺。一度交代した後もゲンガーを下す。しかし概ねの戦法を晒したことで、ピカチュウのカウンターシールドによってさいみんじゅつを弾かれ、ふいうちはエレキネットで抑え込むことで攻略されてしまい、ゲンガーから受けたダメージもあり遂に倒される。……が、その直後に発動していたみちづれによってピカチュウを下してみせ(その際シロナの「お願い」の一言で即座に動いたことから、予め織り込み済みであったことが窺える)、結果一体で6対6のフルバトルルールにおいて、サトシのポケモンを3匹戦闘不能にさせるという大暴れをして見せた。
使用技は『ふいうち』『さいみんじゅつ』『ゆめくい』『みちづれ』
余談
ミカルゲの悲劇
とある番組内にて『ロバートが育てた強力なポケモン』の1体として紹介された山本氏のミカルゲだったが実際には出番が無かった。
どういう事かというと戦闘がタッグバトルであり初期メンバーとしてトリオの相方である秋山氏が使用していたメンバー(ケッキング、カバルドン、グライオン)が全て敵を倒してしまいそのまま出番無しとなってしまった(なお、秋山氏は非常にゲームが苦手であり使用していたポケモンは間違いなく山本氏と馬場氏が育てていた物と思われる)。
なお、同番組では他にも「馬場氏のフライゴンが初手で無双しジーランスとの連携の結果、3匹目のポケモン(おそらく氏が相棒と語っているドダイトスと思われる)の出番が無くなった」という事態が発生している。