基礎データ
全国図鑑 | No.0134 |
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ローマ字表記 | Showers |
分類 | あわはきポケモン |
タイプ | みず |
高さ | 1.0m |
重さ | 29.0kg |
性別 | 87.5%♂・12.5%♀ |
特性 | ちょすい |
隠れ特性 | うるおいボディ |
タマゴグループ | りくじょう |
好きなエサ | もちもちキノコ/いきいきイナホ/ころころマメ |
おとしもの | イーブイのけ |
地方図鑑
カントー図鑑 | No.134 |
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ジョウト図鑑(GSC / HGSS) | No.181 / No.185 |
シンオウ図鑑 | No.164 |
イッシュ図鑑(BW2) | No.092 |
コーストカロス図鑑 | No.078 |
アローラ図鑑(SM / USUM)
| No.124 / No.154
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ガラル図鑑
| No.197
|
ヒスイ図鑑 | No.026 |
パルデア図鑑 | No.180 |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
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日本語 | シャワーズ | shower(シャワー)の複数形 |
英語・スペイン語・イタリア語 | Vaporeon | vapor(蒸気)+eon(永遠)※1 |
ドイツ語 | Aquana | aqua(ラテン語で「水」)+a※1 |
フランス語 | Aquali | aqua+li※1 |
韓国語 | 샤미드 | 샤워(シャワー)+머메이드(マーメイド)※2 |
中国語 | 水伊布※3 | 水+伊布(イーブイ) |
ヒンズー語 | वेपोरीऑन | 英語名の音写 |
ロシア語 | Вапореон | 英語名の音写 |
タイ語 | ชาวเวอร์ส | 日本語名の音写 |
- ※1:イーブイ進化形へ共通して付く接尾語。
- ※2:合成の結果「シャーミッド」という読みとなっている。
- ※3:第5世代までは台湾が「水精靈(精靈=精霊)」、香港が「水伊貝(伊貝=イーブイ)」、それ以外が「水精灵(精灵=精霊)」という訳となっていた。
進化
概要
ポケットモンスター 第1世代『赤・緑』より登場しているイーブイの進化系であるポケモン。
進化形の中では最も変化が大きく、各部が魚類のヒレのような構造となった。
毛並みのもふもふもすっかりなくなり、すべすべ、若しくはぷにぷにとした質感に変わっている。
これによって一族唯一の水中での生活へ適応した種となっている。
額から上に向かって鶏冠のような形でヒレが伸びており、その後ろから尾へかけても波打ったヒレが一列に並んでいる。尾はかなり太めで、胴体と一体となっていて境目は分かりにくい。このあたりのシルエットは両生類や爬虫類のようにも見える。
尾の先端も巨大なヒレとなっている。この部分のみはクジラ目のような構造となっており、ヒレの向きも胴体に対して水平方向である。
その風貌から人魚と間違えられることもあるらしいが、尾鰭が足に変化した人魚姫とは異なり、シャワーズの尾鰭は後ろ脚ではなく尻尾が発達したものとして扱われているのが大きなポイント。
実際のイルカも先祖返りした個体は退化した後ろ脚が腹鰭となって表れることがあり、先ほどの両生類の例を含め、実在の生物界においても、尾鰭と足は明確な別パーツなのだ(というか、脊椎動物の四肢は胸鰭と腹鰭が発達したものである)。
イーブイ時代に耳があった辺りからは「鶏冠」同様の形をした器官が生えており、いわゆる「ヒレ耳」となっているものと思われる。メタ的に見れば、「頭の周りに3枚のヒレ」は初代ポケモン制作当時の典型的な「半魚人」のイメージであり、それを踏襲したものとも考えられる。
首周りにもエリマキトカゲのような、あるいはシャンプーハットのような形でヒレ状のものが取囲んでいるが、これは体毛が変化して出来た鰓なのであるという。
どのような進化を経てこうなったのかは不明であるが、これによって元々持っていた肺と二重に呼吸器を有する状態になっているようで、陸上でも問題なく活動出来ている。
脚構造もイーブイ時代と大きく変わっていない。
体色は水色を基本に、尾の先端を除くヒレが濃い青色や淡い黄色、鰓が白色となるというもの。進化形の中では色数が多く、華やかな印象を受ける。
最初期には胴体下部から尾の先端にかけても白色とされていたが、ゲームでは『ピカチュウ』以降、アニメでは無印74話の初登場時から省略されるようになり、以来現在まで続いている。
水と密接な関係にあるポケモンで、綺麗な水辺を好み、水を自在に操る力を有する。
身体細胞構造が水の分子と似通っており、水へ溶けることも可能。
シャワーズはこの能力を自衛や狩りに役立てており、外敵に襲われそうになると水に飛び込んで姿を隠したり、気配を隠して獲物が来るのをじっと待ち構える。
さらに全身のヒレでは周囲の水分を感知出来、地上でヒレが小刻みに震え始めたら数時間後に雨が降る兆しであるという。
色違い
色違い水色と青色が赤紫系の濃淡へ変わる。色違い出現は『金・銀』からなので、胴体下部については当初から設定がない。
ゲームでの特徴
タマムシシティでイーブイがゲットでき、タマムシデパートで進化の石が購入できる。
『ピカチュウ』では、オーキド研究所と22ばんどうろでのライバル(グリーン)とのバトルでどちらも敗北すると、以降ライバルのイーブイがシャワーズへ進化する。
殿堂入り前からイーブイはゲットできたり、スロットのコインを集めれば複数入手できるのだが、『金・銀』では「みずのいし」はカントー地方の25ばんどうろにあるマサキの家で貰わないといけない為、通常プレイでは殿堂入り後になってしまう。
『クリスタル』では42ばんどうろのつりびとのミノルの電話番号を登録すると「みずのいし」を拾ってくれることがある。
ストーリーにおいてはまいこはんのスモモの手持ちとして登場。
イーブイ自体は本作では出現しないので連れてくる必要がある。「みずのいし」はすてられぶねB1Fで拾ったり、124ばんすいどうにいるトレジャーハンターとあおいかけらと交換する形で入手可能。
イーブイの入手はリメイク前と同様だが、「みずのいし」はふたごじまでも入手できる(金銭的に不安がある場合なら拾ってくるのも手)。
主人公が最初から連れているイーブイを進化させることで入手可能。
「みずのいし」はアイオポートのパーツショップにいる航海士から貰うことができる。
またフェナスシティでも拾える。
ボックス管理人のミズキから、『DP』では殿堂入り後、『プラチナ』では前からイーブイを貰う事ができたり、自慢の裏庭に出現したりする。
「みずのいし」は213ばんどうろで拾ったり、ちかつうろの化石掘りで入手する事が可能。
イーブイの入手はリメイク前と同様(DPtから連れてくるのも手)だが、「みずのいし」入手はポケスロンの景品で貰えたり、ポケウォーカーの「うみのむこう」に出現するヒトデマンが持っている事があったりと改善された。
リメイク前同様にまいこはんが使用するが、まいこはんの名前がコモモに変わった(この間に「スモモ」の名をシンオウ地方ジムリーダーへ使用してしまったための混同防止と考えられている)。
イーブイの入手は『BW2』からヒウン下水道を抜けた先のヒウンシティの空き地に野生出現する。
『BW2』であれば「みずのいし」は「窟内で砂が巻き起こっている場所で運良く入手」、「ジョインアベニューの古道具屋でくすんだいし・くろずんだいし・まっくろないし・よごれたいしから運良く発掘」、「PWTで3ポイント貯めて交換」「前作BWで入手したやつをポケモンに持たせて通信交換で輸送」が早めな入手だろうか?
本作では10ばんどうろでイーブイが出現。ミアレシティの「いしや」で進化の石を購入する事ができる。
ストーリーにおいては、主人公がケロマツを選んだ場合セレナ/カルムの手持ちに加わる。
本作ではグラードンorカイオーガイベント後、116ばんどうろをサーチするとイーブイが出現。
「みずのいし」は、トレジャーハンターとあおいかけらと交換する・106ばんすいどうにいるつりびとのアキヒコと再戦後に貰う・キンセツシティでさかさバトルの景品・スパトレ(裏トレーニング)の景品・スーパーひみつきちで仲間にとくいわざの「いしザクザク」から…等で入手可能。
アーカラ島の4ばんどうろと6ばんどうろにイーブイが生息しており、「みずのいし」は同島の8ばんどうろで拾ったり、コニコシティのライチのジュエリーショップで購入可能。
また、オハナ牧場の預かり屋から貰えるタマゴからイーブイが孵化する事があり、『USUM』ではそのイーブイを見せると進化の石が貰える。
ストーリーにおいては、主人公がニャビーを選んだ場合、ハウのイーブイがシャワーズへ進化する。
相棒イーブイは進化できないので、17ばんどうろに生息するイーブイを捕まえて進化させよう。
ジムリーダーのカスミは専門が水であるにもかかわらず使用していなかったが、本作でようやく強化パーティへ入れている。
本作で初めて野生出現する様になった。
ワイルドエリアの「げきりんのみずうみ」にて雨の時に出現。DLC『冠の雪原』では、ダイマックスアドベンチャーと「きょじんのねどこ」が雨の時に出現する。
ただ、レベルが高いので早めに捕まえたい人は4ばんどうろにいるイーブイを捕獲して進化させた方が早いだろう。
仕様はDPと同じ。
群青の海岸に発生する時空の歪みに出現する。なお、「みずのいし」は時空の歪み内で拾えたり、フィールド上で青い鉱石を砕くとたまに出てきたり、サブ任務52「イーブイの進化先」報酬で貰えたり、1000FP貯めてコトブキムラの交換屋で引き換える事で入手可能。
図鑑タスクは「捕まえた数」・「アクアテールを見た数」・「つぶらなひとみを見た数」・「ハヤワザを見た数」。
ストーリーにおいては、セキがコトブキ村でのバトルでリーフィアと共に出していたイーブイが、再戦時にシャワーズへ進化した状態で登場する。同時にブラッキーも加わっているが、イーブイが♂・シャワーズが♂・ブラッキーが♀であることから、イーブイはシャワーズの方へ進化したと見て良いであろう。
南6番エリア、西3番エリア、北1・2番エリア、オージャの湖、ナッペ山、エリアゼロにある水辺に生息している。
本作ではイーブイが南2・5番エリア等と序盤から出現するうえにジムバッジ3個入手後にデリバードポーチで進化の石が購入可能である。
ストーリーにおいては、「ブイズパ」を組むボタンの手持ちで登場。
対戦での評価
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
初代 | 130 | 65 | 60 | 110※ | 110※ | 65 | 430 |
第2世代以降 | 130 | 65 | 60 | 110 | 95 | 65 | 525 |
イーブイ | 55 | 55 | 50 | 45 | 65 | 55 | 325 |
※第2世代以前の「特攻」・「特防」は「特殊」へ纏められていた。
「HP」が非常に高く、次いで「特攻」が高い。「特防」も高めだが他は低い。
余談であるが、使われている数字自体はサンダースやブースターと同一で、順番のみがシャッフルされた関係となっている。この特徴は後に加わった進化形にも受け継がれている。
「HP」に「130」の値が入る進化形は現状シャワーズが唯一。
当初、電気や草は全攻撃技が特殊技扱いであったため、弱点を突かれても持ち応えやすかった。物理耐久には不安があったものの、設定通り「とける」が使えたのでカバー出来た。
攻撃面も初代では高水準にあり、水もまた全攻撃技が特殊技扱いであったばかりか、同じく特殊技扱いであった氷の強力な技も粗方使えた。
よって、効率的で優秀なステータス配分と評価された。
「130」を「素早さ」へ入れてかなりの高速ポケモンとなったサンダースと並び、世代が進んでも安定した活躍を見せて多くのトレーナーから広く愛用された。
ただし、初代では水技を撃つ機会は意外と少なかった。
当時のほのおタイプもさほど強くなく、トップメタにゴローニャぐらいしか水弱点がいなかったためで、一致技を持たず戦う個体すら見られた程である。
初代はやたらと技範囲が広い種族が多くおり、一致+氷程度ではむしろ不器用な部類と見做されたという事情もあり、自身がトップメタになる程ではなかった。
現に1997年全国大会本戦進出者では15人中1人の使用に留まり、採用した攻撃技も「ふぶき」と「のしかかり」であった。当時は「努力値」仕様が今とは異なっていたとはいえ、物理技扱いで誰の弱点を突ける訳でもない「のしかかり」が、大真面目に一致技を押し退けて入れられていた辺りにその評価が集約されていたといえるであろう。
第3 - 4世代
特性実装に伴い、「ちょすい」を手にした。
高めの耐久をさらに押し上げる効果ではあったが、元々水に水技は半減であったため、積極的に求められるものでもなかった。
この頃になると、一族全体の特徴として変化技がかなり充実するようになった。
シャワーズの場合、水由来技と合わせて「とける」「アクアリング」等で上げた能力を「バトンタッチ」で後続へ引継いだり、「あくび」「どくどく」「あまえる」「うそなき」等による妨害、「ねがいごと」「まもる」「みがわり」等による遅滞、ダブルバトル向けの「てだすけ」「くろいきり」「いやしのすず」等によるサポートといった戦法を確立させた。
第7世代
この世代特有の動きとして、イーブイ専用Zワザ「ナインエボルブースト」から「バトンタッチ」を受けて降臨する「アシストパワー」エース型が一定数見られた。
明らかに一致で「アシストパワー」を放てるエーフィでやるべき案件に見えるが、どうもシャワーズでないと火力と耐久バランスが取れなかったとのこと。
なお、「ナインエボルブースト」を使用すると進化系全種が集結するムービーが入っていたが、そのセンターはシャワーズであった。
第8 - 9世代
『剣盾』では「どくどく」を覚える方法がなくなってしまい、耐久系戦法には大きな打撃となった。
『SV』では新たに「めいそう」を習得した。代わりに「ねっとう」がなくなり掛けたが、世代後半のDLCでわざマシンが再実装されて事無きを得ている。
この世代では「ねがいごと」「あくび」「クイックターン」を全て覚えるみずタイプという唯一性を持つ。
テラレイドバトルでは、★7レイドとして登場したゲッコウガへの対策ポケモンとしてピックアップされた。このゲッコウガはどくテラスタルで固定されており、「めいそう」等を積んでからの「アシストパワー」で大ダメージを与えられたためである。勿論、ゲッコウガのメインウェポンであるみず技を「ちょすい」で無効化出来たことも大きい。
だが、この成功体験によって以降のレイドでも「アシストパワー」に頼り切った無茶な運用で負け筋を作る参加者が続出し、問題ともなった。
そもそも「アシストパワー」自体、ほとんどのレイドボスがこちらのバフを打消して来るため、本来テラレイドとの相性は最悪であったのである。ゲッコウガにだけ刺さったのはバフ打消しが特別速かったために過ぎなかったのであるが、それを知らないライトユーザーがまるで賽の河原が如くバフを掛け続けては無へ帰すという事態がその後も1年以上続いてしまった。
「めいそう」が全く無意味とも限らないのであるが、汎用性を持たせるなら即効性が高い「ねっとう」や「なみのり」を入れ、テラスタルも一致の水で切るべきであった。
使用トレーナー
ゲーム版
✳上記の条件を満たした場合。
- スモモ/コモモ:まいこはん
✳性別♂️・特性ちょすい
✳ポケモンスタジアム金銀・性別♀️
✳ポケモンスタジアム金銀・性別♂️
✳主人公がケロマツ選択・性別♂️・特性ちょすい
- セレナ:XYライバル
✳カルムと同じ・性別♂️・特性ちょすい
- ハウ:SM・USUMライバル
✳主人公がニャビー選択。性別♂️・特性ちょすい
- エリーゼ:シャワーズつかい
✳性別♂️・特性ちょすい
- カスミ:ジムリーダー(カントー)
- ユウ:シャワーズマスター
✳性別♀️
✳性別♂️
✳性別♂️・特性ちょすい
- コトネ:ポケモントレーナー
※ポケモンマスターズ・性別♀️
アニメ版
漫画版
番外作品
ポケモンGO
本作では水屈指の強豪に数えられている。
まずCPが異常なまでに高い。本編の高いHPが引き継がれたことで、これだけでもCP最大値が一般ポケモンとしてはトップクラスへ入ってしまう。
次いで覚える技も優秀そのもの。発生が早く相手の技も避けやすい「みずでっぽう」をどの個体も必ず覚えており、レイドバトルでは威力130を誇る大技「ハイドロポンプ」が特に強力無比で推奨されており、一方のトレーナーバトルでは3分割ゲージ技である「アクアテール」が小出しにしやすく相手に揺さぶりをかけやすいという点で人気が高い。
また、コミュニティ・デイで「とっておき」や「ねっとう」を覚えるようになったため、汎用性がより高まった。ちなみに、「ねっとう」を覚えるのはニョロゾ以来のこと(さらに言えば、ニョロゾは現在すごい技マシンスペシャルを使わなければ覚えられない、すなわちレガシー技)。
ただし「ねっとう」はジム・レイドでの硬直が2ゲージでありながら3.7秒と長め。トレーナーバトルでは30%で攻撃を下げる効果があるため「アクアテール」同様PVP向けと言える。
極め付けに入手難易度が低い。本作では、進化前のイーブイが原作のレア度が嘘のようにどこでも大量に出現する他、進化に必要なアメも一般的なポケモンの半分の25個で済むと超お手軽。
進化先がランダムに決定されてしまうのがネックであるが、「ミズキ」もしくは「Rainer」と名付けることで1度だけ確実にシャワーズに進化させることが可能。
これらのことから、サービス開始当初から、本ゲームを始めたばかりの初心者が真っ先に育てるべきみずポケモンとしてその名を挙げられることも少なくない。
ただ、水も現在では多くのライバルが登場しており、特に火力面ではカイオーガやギャラドス・ラグラージ辺りがライバルとなる。比較した場合、カイオーガとは通常技「みずでっぽう」による連射性の高さと小回りの良さで上回り、ギャラドスとは火力面では劣るものの耐久性の高さや弱点の少なさ、そしてやはり小回りが利くことである程度差別化出来る関係へ落ち着いている。
一方、ラグラージと比較した場合は、耐久性の高さと入手難易度の低さでは上回るものの、あちらの方が弱点がくさのみと少なく、強力な分割ゲージ技「ハイドロカノン」を有することもあって、最近はややお株を奪われがちとなっている(一応「ハイドロポンプ」以外は共通した水技はないので、その辺りで差別化は出来ているが)。
ポケモンマスターズ
マジコスカスミ&シャワーズ
メインストーリー「悪の組織編」カントー編が始まると同時に抜擢。☆5のテクニカルで、「くろいきり」と「しろいきり」を使いこなし、相手のバフと味方のデバフの双方を抑えることに特化している。トレーナー技「なかなかやるわね!」も味方へも効果が及ぶ。
技
みずでっぽう |
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追加効果なし |
しろいきり |
味方全体の場を能力下降防御状態にする |
くろいきり |
相手のあがった能力をもとに戻す |
なかなかやるわね! |
自分の防御を2段階+味方全員の特防を2段階あげる |
バディーズ技
ダブル人魚で攻めるハイドロポンプ |
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相手にあがっている能力がないときは威力があがる。★6EXアップ後、威力が1.5倍になる |
パッシブスキル
P変化技使用時ゲージ↑4 |
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ポケモンが変化技をつかったときに自分のわざゲージを4増やす |
P技後回避率アップ4 |
ポケモンが技をつかったときに50%の確率で自分の回避率を1段階あげる |
無傷登場時回復付帯 |
HPが満タンで登場したときに自分を回復付帯状態にする |
コトネ&シャワーズ
2022年11月21日のイーブイの日イベントにて実装。シャワーズに進化させた理由は「マリルと仲良し」だったからとのこと。
3種の確定デバフを有し、B技で火力も出せるデバッファー系テクニカル。最大の特徴は「うそなき」によるD2段階ダウン。命中率のケアは必須だが、全体技「だくりゅう」によってASダウンを全体に付与しつつ、追加効果で命中率ダウンも付与可能。1ゲージの「みずでっぽう」でゲージを節約して回すことも出来る。
技
みずでっぽう |
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追加効果なし |
うそなき |
相手の特防を2段階下げる |
だくりゅう |
30%の確率で相手の命中率を1段階下げる |
ついてきて! |
自分の特攻を2段階+味方全員の素早さを2段階あげる |
バディーズ技
好奇心が溶け込むウォーターレイ |
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相手の特防が下がっている程威力が上がる。★6EXアップ後、威力が1.5倍となる |
パッシブスキル
B技後雨化 |
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バディーズ技使用後天気を雨とする |
雨時急所防御G |
天気が雨時は相手の攻撃が味方のバディーズ全員の急所へ当たらない |
相手にP技B技後素早さ↓9 |
相手を対象としたポケモンの技を使った際に相手の素早さを1段階下げる。相手を対象としたバディーズ技を使用した後相手の素早さを1段階さげる。 |
セキ&シャワーズ
トレーナーズサロンでセキの親密度をLv.100にすると解禁される。水サポートで、主に雨下での特殊アタッカー補助での運用がベスト。
技
バブルこうせん |
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10%の確率で相手の素早さを1段階下げる |
ディフェンダーG |
味方全員の防御を2段階上げる |
まもる |
自分を次回ダメージ防御状態にする |
とくと拝見するか |
自分の特防を2段階上げる+味方全員の特攻を2段階上げる。天気が雨時は自分を回復付帯状態とする |
バディーズ技
四の五のいわずに放つウォーターレイ |
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追加効果なし。★6EXアップ後、初めてバディーズ技を使用した時のみボルテージが2段階上がる |
パッシブスキル
無傷登場時こらえる |
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HPが満タンで登場した際自分をこらえる状態とする |
雨時攻撃技軽減2 |
天気があめのときは技で攻撃を受けた際のダメージを軽減する |
被攻撃時技ゲージ増加2 |
技で攻撃を受けた際に30%の確率で自分の技ゲージを1増やす |
主人公&シャワーズ
タマゴから孵化するイーブイのうち、「水タイプ」個体であればシャワーズへ進化する。
ポケパーク
- 『ポケパークWii』
ビーチゾーンにいるものの「友達が30匹以上」でなければ「ちからくらべ」に挑むことができない。その上で「おいかけっこ」に勝利すれば「友達」になってくれる。
- 『ポケパーク2』
フローラエリアウィッシュパークでリーフィアと共に囚われている。救出後、レースをクリアすると友達になってくれる。
Newポケモンスナップ
コピアリーフ(夕)スタート付近に出現。「シャワーズの食卓」というリクエストがあり、シャワーズにイルミナオーブを当て、うずしお付近左手の岩場に現れたシャワーズへふわりんごを食べさせ写真を撮ろう。
ようこそ!ポケモンカフェ〜まぜまぜパズル〜
編集時点では不定期にイベントや課金コンテンツ題材となるゲスト枠と扱われている。
標準の制服以外に、巨大な貝へ乗って『ヴィーナスの誕生』みたいとなった「トロピカル」、サンダース・ブースターと共通デザインの「ハロウィン」が実装されている。
アニメ版
アニポケ・第1-7シリーズ
無印
【カントー編】
- ミズキのシャワーズ
第40話『イーブイ4きょうだい』でイーブイ4兄弟の1人・ミズキのポケモンで登場。弟タイチのイーブイがロケット団トリオに連れ去られた際、それを取り返そうとコジロウのマタドガスの攻撃を「とける」でかわしつつ体当たりを食らわせたが、マタドガスの反撃に遭う。
- 試験官のシャワーズ
第56話『ポケモンけんていしけん!?』で「ポケモン検定試験」試験官のポケモンで登場し、サトシが使用したニャース(ロケット団とは別個体)を凍り漬けにした(なおそのニャースは直後にロケット団のニャースに助けられた)。
- ウミオのシャワーズ
【オレンジ諸島編】
- 86話
【ジョウト編】
- スモモのシャワーズ
第183話『イーブイ5しまい! おちゃかいでバトル!!』でサクラの姉であるスモモの手持ちで登場し、カスミのニョロゾと対戦。「みずでっぽう」の撃ち合いは互角であったが、「オーロラビーム」でニョロゾを倒した。
- その他
- 本編:272話
- 劇場版:水の都の護神ラティアスとラティオス
アドバンスジェネレーション
【ホウエン編】
- 第11話『グラエナとポチエナ! 進化の神秘!!』
映像で登場。
- その他
- 劇場版:裂空の訪問者デオキシス
【バトルフロンティア編】
- ヒサメのシャワーズ
第152話『ハクリューの湖!』でサトシとのバトルで登場。「とける」で姿を消してサトシとサトシのヘイガニを惑わし、さらにヘイガニを湖の水草の多い所へ追い込んで動けなくさせ、「ハイドロポンプ」で倒した。
ダイヤモンド&パール
- ウララのシャワーズ
第174話『グランドフェスティバル開幕! 炎と氷のアート!!』にて、ポケモンコンテスト・グランドフェスティバル第1次審査で2体のイーブイが登場し、それぞれブースターとシャワーズへ進化させるという奇想天外なパフォーマンスを見せ、2次審査へ進出させている。
アバンでブイズが集結している。
ベストウイッシュ
【シーズン2】
- バージルのシャワーズ
第102(S2・18)話『チーム・イーブイ出動せよ! ポケモンレスキュー隊!!』から、ポケモンレスキュー隊・チーム・イーブイの1匹で登場。性別は♂。イッシュリーグ予備戦ではデントのイワパレスと戦って勝利した。
- 第135(S2・51/DA13)話『お宝の謎! 無人島アドベンチャー!!』
サトシ達と同行していたイーブイ達の1匹が進化。
- 短編『ピカチュウとイーブイ☆フレンズ』
CV,古島清孝
他ブイズと共に登場。性別はおそらく♂。
XY
- 第90話『タッグバトルは友情バトル! イーブイ初参戦!!』
サナの話で登場。
サン&ムーン
- 第65話『イリマとイーブイまイリマす!!』
「ナインエボルブースト」により駆け付けている。第66話でも登場している。
新無印
【新無印】
- 第49話『コハルと不思議な不思議なイーブイ!』
イーブイ進化研究所のポケモンで登場。
- カイリのシャワーズ
第63話『挑戦! ポケモンマリンアスレチック!!』にて、サクラギ博士の助手キクナの学生時代の友人・カイリのパートナーで登場。イーブイ時代の尻尾の模様から性別は♂。コハルとイーブイはイーブイが進化する方法を探すために会った。
- その他
- 38話・120話・136話
- 第3話『タケシとデントともりのまじょ!』
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
- レッドのブイ
ブイはロケット団研究によって「相手のポケモンのタイプへ応じて3種類のいずれかに進化、若しくは元のイーブイへ退化する能力」を持っており、2章までは状況に合わせてサンダース・ブースターと使い分けた。
なお、この能力は第3章でエーフィへ進化した際に失われている。
- 9章では、まいこはんのコモモのポケモンで登場。
その他
Oceanic Operetta
2019年初夏にポケセン(実店舗)が実施した企画。
ミロカロス・アシレーヌと共にメインキャストに抜擢され、乙姫のような姿を披露した。
3種とも人魚のような雰囲気で揃い、アシレーヌは歌要素(Operetta=歌劇)も持っているという、納得のポケ選であった(参考)。
「水の日」応援大使
2021年7月19日、突如シャワーズが国交省に現れ、当時の赤羽大臣より表題の役職に任命されるという出来事があった。
来る「水の日」(8月1日)をさらに広めて貰うためであるといい、ポケモンの中でも特に水と縁が深い生態が決め手になった模様(参考)。
ポケモンローカルActs
鹿児島県指宿市にて、「イーブイ好き、略していぶすき」ということで、同市のスポーツ・文化交流大使に任命され、2018年12月には市内にイーブイとその進化形が描かれたマンホール全9種が設置された。後のポケモンマンホールである。
余談
サンダースは「かみなり(雷)ポケモン」、ブースターは「ほのお(炎)ポケモン」という図鑑分類に対して、シャワーズだけは「あわはき(泡吐き)ポケモン」。何だそりゃ。
それでいて技としての「あわ」は覚えない。何故なのか。
「バブルこうせん」も作品によって覚えたり覚えなかったりで、特に重要な要素ではないらしい。
素直に進化の石繋がりで「みず(水)ポケモン」とか「みずかけポケモン」とかではいけなかったのだろうか…
また、『クリスタル』図鑑には次のように記載されている。
「しっぽに のこされた ひれを うごかして およいでいると みずに とけたかのように みえなくなる」
まるで元が水中のポケモンで陸上生活へ移行する途上のような表現がされていると共に、実際に溶けているのではなく、そう見せ掛けているのみであるとも解釈されているのである。
ポケモン図鑑が大袈裟な言い回しや確証がない噂話のようなものを載せることは良くあれど、他バージョンとここまで矛盾するような内容となることは珍しい。
関連イラスト
Pixivでは毎年12月3日が「シャワーズの日」とされ作品投稿数が多くなっていたが、上記の応援大使任命以降は8月1日も同様の扱いがされるようになっている。
関連タグ
Ver | 第1世代 赤・青・緑・ピカチュウ ファイアレッド・リーフグリーン Let's Go!ピカチュウ・Let's Go!イーブイ |
---|---|
タイプ | みずタイプ 単タイプ |
進化・系統 | 1進化ポケモン 分岐進化 どうぐ進化(みずのいし) |
図鑑番号順
0133.イーブイ→0134.シャワーズ→0135.サンダース
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