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概要

 エリマキトカゲ属はエリマキトカゲ一種のみで構築されている。

 エリマキトカゲはパプアニューギニアオーストラリアに生息するトカゲで、その大きな襟巻が特徴である。威嚇するときにはこの巨大な襟巻を広げる。昆虫が大好物で、普段は樹上に生息しているが、まれに地面に降りることもある。

 1984年にある自動車メーカーTVCMに使用され、大ブームを巻き起こした。(襟巻を広げながら走る映像)

 あまりの人気ぶりに便乗商品も多数が販売され(斜め上をいく模型メーカープラモデルを発売した)、当時の人気時代劇でもネタにされる程だった。

 なお、あのように持続的に二本足で走るのは敵に襲われた時に限られる。(ただし、持続的ではないが普段から二足歩行することは多い。)ましてや襟巻を広げながら逃げるのは風の抵抗を受けて逆効果である。

 ではあれは何なのか?実は恐怖のあまり襟巻を畳むのを忘れてしまっているのである。

極端になってしまうが、人で例えると着の身着のままもしくは全裸で懸命に逃げているのに等しい。

それを面白がって観るとは人は罪深い生物であると認識させられる。

エリマキトカゲがモチーフのキャラクター

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エリマキトカゲ
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