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必殺仕事人

ひっさつしごとにん

京都映画撮影所制作の時代劇作品「必殺」シリーズ第15作。 法で裁けない悪人を、恨みを持つ依頼人の頼みに応えて誅する闇の仕事人たちの活躍を描いた物語。 20世紀に作られたシリーズがメインとなるが、2007年から主人公を交代しての新シリーズも制作されている。
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必殺口上

一かけ、二かけ、三かけて、
仕掛けて、殺して、日が暮れて、
橋の欄干腰下ろし、遥か向うを眺むれば、
この世は辛~い事ばかり・・・
片手に線香、花を持ち、
おっさん、おっさん、どこ行くの?
あたしは必殺仕事人、中村主水と申します・・・
「それで今日は、どこのどいつを殺ってくれとおっしゃるんで?」

江戸に晴らせぬ恨みを晴らす闇の稼業。

必殺シリーズ第15作目。その直前に「翔べ!必殺うらごろし」が放映されていた。

「必殺仕事人」は朝日放送(ABCテレビ)と京都映画撮影所(現・株式会社松竹京都撮影所)の制作の時代劇TVドラマ「必殺シリーズ」の第15弾として、1979年5月18日から1981年1月30日にかけてテレビ朝日系列で放映された時代劇。全84回。

蠟梅其の参



「必殺仕事人」シリーズとして連続ドラマのみで「新・必殺仕事人」「必殺仕事人III」「必殺仕事人IV」「必殺仕事人V」「必殺仕事人V・激闘編」「必殺仕事人V・旋風編」「必殺仕事人V・風雲竜虎編」「必殺仕事人・激突!」が放映され、それ以外にもスペシャルドラマ・劇場版などが作られた。

2007年放映のスペシャルドラマ「必殺仕事人2007」にて主役を藤田まこと氏演じる中村主水から、東山紀之氏演じる渡辺小五郎へとシフトしつつ、主水はベテランの現役仕事人として続投する形となった。
2009年放映開始の連続ドラマ「必殺仕事人2009」も「2007」の設定を引き継ぎ、小五郎・主水共演の形であった。
スペシャルドラマ「必殺仕事人2010」制作中の2010年2月に藤田まこと氏が急逝し、小五郎・主水の共演型「必殺仕事人」は終了した。

2012年より、2016年まで5年連続でスペシャル版が年に一回放送された。
「必殺仕事人2018」撮影中の2017年6月に小五郎の姑役の野際陽子が死去。放送が困難と思われていたが直前に撮影が終わっており2018年1月に放送された。なお、この作品では、藤田まこと氏も、過去の出演シーンを使用する形で「出演」を果たしている。

ストーリーの主な流れと小ネタ

弱者を食い物にする悪人達がエピソード前半で視聴者のヘイトを煽りまくり、彼らに苦しめられた人々が最後の手段として仕事人達に依頼。終盤で仕事人達がそれぞれの得意な得物でもって、悪人達を痛快かつ爽快、見ようによってはかなり惨たらしい方法で殺害して成敗するというのが物語の大まかな流れになっている。
多くの時代劇シリーズ同様、最終回といった特殊な例を除いて基本的に一話完結型である。

それまでの主流であった勧善懲悪物の時代劇とは異なり、仕事人自体が『殺し屋』という悪の側面を持っているのが大きな特徴である。
また、「金を受け取らない殺しは御法度」という闇の仕事人としてのルールのために目の前で悪人が狼藉を働いていても(例え自分の大切な人が傷つけられるようなことがあっても)、自分の感情で殺しを行ってはならないというジレンマに悩まされる等、ある種のアンチヒーロー物としての側面もある。

『金を受け取り始末する』事が仕事人が本当の殺戮者にならない為の最後の防壁とも言うべき信念である為、もしも金を受け取らずに仕事に及んだとしたら掟に背いた事となり場合によってはその仕事人さえも始末される。

仕事人は決して『正義』ではなくあくまでも金を受け取り殺しを請け負う『悪人』である。つまり、『悪が悪を闇に葬る』と言う事である。その為、必殺シリーズの成敗される悪人は外道と呼ぶに相応しい。だが、シビアでドライな裏稼業の掟があるにせよ仕事人の胸の奥のどこかには熱いものが見え隠れする事もある。
ただし、依頼に関しても的となる相手が本当に許せない所業の者かを一定の審査・調査を行なっているケースが多く、ただ金を積めば闇に葬ってくれるとは限らない。また、頼み金の額も雀の涙ほどの小銭から小判と様々である。

何故この裏稼業の世界に入ったのか・始めたのかが不明かつ明かされていない者が大半であるが、中には仕事人の殺しを見た者が命を奪われない代わりに裏稼業に入った経歴がある者もいる。

仕事人一味も少数規模から、大きな裏組織として複数の仕事人達を傘下に収めている『寅の会』というものがある作品もある。『寅の会』は傘下の仕事人達に入札形式で依頼を任せる形となる。しかもこちらは期日まで厳密に決められる事も多々ある。


シリーズ初期はハードボイルド且つリアリズムな演出が特徴であったが、シリーズ中期頃になると放映当時の世相や流行を積極的に物語に取り込んでいくスタイルへと変化し、平成シリーズではオレオレ詐欺、「2018」では同時多発テロをモチーフにしたエピソードまでも登場している。
また、シリーズ全体に一部時代劇らしからぬエピソードも多く、主水が着物を着たままワープロを打つシュールな場面が繰り広げられた「主水、ワープロを打つ」(必殺仕事人Ⅴ旋風編)、江戸の街に突如ピラミッドが出現する「もしもお江戸にピラミッドがあったら」(必殺仕切人)、米が値上がりした結果パンが江戸の街で流行る「加代、パン作りに挑戦する」(必殺仕事人Ⅳ)、主水がUFOと遭遇する「主水、未知と遭遇する」(必殺仕事人Ⅳ)など。これら時代劇らしからぬエピソードを取り入れたことが老若男女から注目を集める一つのポイントになった。

ちなみにであるが、仕事人の殺し技は刀や刃物はともかくとして奇抜かつ超人技なのは現実では実現がまず困難とされる方法が前提としてあるらしい。

主な仕事人


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