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必殺仕事人Ⅴ

ひっさつしごとにんふぁいぶ

必殺シリーズの第23作目、および以降の主水主演作品群。『仕事人Ⅴ』を皮切りに激闘編、旋風編、風雲竜虎編とシリーズとして続いた。
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必殺口上


お医者様でも草津の湯でも、恋の病は直らねぇ

恋の闇より尚暗い、恨みの夜の稲妻に

姿が浮かぶ仕事人

顔は見ねえでおくんなせえ

心の闇を、晴らして見せやす


概要編集

1985年1月から同年7月まで放送された、必殺シリーズ第23弾。全26話。

必殺仕事人』としては5作目。

中村主水が登場するシリーズ作品の第11作目である。

本作より若手仕事人の花屋の政組紐屋の竜が新たに登場し高い人気を得たうえ、作品自体も世相や流行をより積極的に取り入れるなど娯楽性が増した(某漫画作者たちがメインゲストとして出演した回はシリーズの語り草となっている)。


本作の放送中に劇場版第二作『必殺! ブラウン館の怪物たち』が公開されている。


主題歌は『さよならさざんか』。歌唱を担当したのは、主水を演じる藤田まこと氏の実の娘・藤田絵美子である。



以下では、『必殺仕事人Ⅴ』の名を冠する後続の派生作品についても解説する。


激闘編編集

必殺口上


寂しさに、宿を発ち出で眺むれば

空に、真っ赤な雲の色

この世は、真っ赤な嘘ばかり

嘘と悪とで塗り潰された

お前に代わって悪人共を

真っ赤な血潮で染め上げましょう

仕事が済んだその上は

これやこの、往くも帰るも別れては

知るも知らぬもお前と私

仕事人の掟でござんす


概要編集

1985年11月から翌年7月まで放送された、必殺シリーズ第25弾。全33話。

『仕事人』第6作目。

中村主水シリーズ第12作目である。

前作で娯楽色を前面に押し出しすぎたことへの反省からか、本作はシリーズ初期の『必殺仕置人』などに近いハードな世界観の描写を目指し、正体不明の元締め組織『闇の会』の登場に加え、レギュラー仕事人の竜と政の殺し技の変化、三人の助っ人『はぐれ仕事人』の参戦など大幅な設定の変更が図られた。

しかしこうした大幅な設定変更は後期必殺シリーズの娯楽性に慣れ親しんだ視聴者には歓迎されず、結局元の娯楽路線へと軌道修正を余儀なくされた。

サブタイトルも番組開始当初は法則性がなかったが、途中からお馴染みのパターンである「○○、○○する」に戻された。

本作の放送中に劇場版第三作『必殺!Ⅲ 裏か表か』が公開されている。

ギャグやコメディの描写が多かった前作から一転、無常な世界観の中で追い詰められ、文字通り壮絶な死闘を繰り広げる仕事人たちの姿は視聴者に強烈な印象を残した。


主題歌は鮎川いずみが歌う『女は海』。組紐屋の竜を演じた京本政樹が作詞・作曲を担当した。


旋風編・風雲竜虎編編集

必殺口上


雪に白鷺、闇夜に鴉

紛れ隠れる悪い奴、正直者は阿呆鳥

これじゃあ理屈が合いません

世の中こんなもんだよと、諦めないで来て下せえ

何処に居ようと探し出し

必ず仕留めてご覧に入れます


旋風編概要編集

1986年11月から翌年3月まで放送された、必殺シリーズ第27弾。

『仕事人』第7作目。

中村主水シリーズ第13作目である。

『激闘編』のシリアス路線の不振を受け、本作では再び娯楽性に重点が置かれる一方、主水が百軒長屋の詰所に赴任しレギュラー出演する上司も増えるなど、奉行所における主水の立ち位置に多少の変化が見られた。

「主水、バースになる」「主水、ワープロを打つ」等、サブタイトルが他シリーズに比べて一際奇妙なのが特徴である。

レギュラー出演する俳優陣のスケジュールの都合もあり、全14話というシリーズとしては異例の短さとなっている。


主題歌は川中美幸が歌う『愛は別離(わかれ)』。


風雲竜虎編概要編集

1987年3月から同年7月まで放送された、必殺シリーズ第28作。全19話。

『仕事人』の第8作目。

中村主水シリーズ第14作目である。

『旋風編』の最終回から更に1年後を描いた作品であり、前作最終回の翌週から放送が開始された(主水シリーズが前作から連続して放送されたのは『必殺仕業人』以来のこと)。

そのため、必殺口上や主題歌は前作からそのまま引き継がれている。

主水シリーズでは『必殺商売人』以来、久々にサブタイトルに法則性が全くなくなり「謎の二枚目殺し屋登場!」「政と女スリ、危機一髪」「大江戸F.F.騒動!」等、バラエティ豊かな内容になった。

本作が『必殺仕事人Ⅴ』の名を冠した最後の作品となった。


なお、本作の放送中に『旋風編』の一部キャラクターが再登場する劇場版第四作『必殺4 恨み晴らします』が公開されたが、映画劇中の時系列については諸説あり、「劇場版4以降はTVシリーズとはパラレル」との説もあるが真偽は不明である。


登場人物編集

仕事人編集

登場作品:『Ⅴ』シリーズ全作(劇場版含む)

南町同心。『激闘編』では雑訴詮議係、『旋風編』では百軒長屋の詰所、『風雲竜虎編』では富岡八幡宮前の橋の番所と、勤め先が頻繁に変わっている。

彼の「うらかせぎ」への脅迫状が届くことから仕事人Ⅴの物語は始まる。

このシリーズでは刀の柄に仕込んだ短刀を使う事がある。

また、『風雲竜虎編』ではそれまで主水の刀を研いでいたという人物が登場するが…。

『激闘編』、および『旋風編』でそれぞれ同名の中村という同心を仕置した。

「同心の中村ってのは、俺一人でいいんだい」


登場作品:『Ⅴ』、劇場版『必殺!ブラウン館の怪物たち』

新必殺仕事人』から登場した三味線弾き。

息子である三味線屋の勇次がスピンオフ作品『必殺仕切人』にて江戸を去った後も彼と合流せずに単独で仕事人を継続したが、自身の裏稼業に思うところあったのか、『Ⅴ』中盤および映画『ブラウン館』での登場を最後に姿を消した。


登場作品:『Ⅴ』シリーズ全作(劇場版含む)

影同心IIの香月尼のように、手折った花の枝の切っ先で悪人の急所を突き刺す殺し技を使う。

『激闘編』以降は鍛冶屋に鞍替えし、棺桶の錠に似た組み立て式の手槍を武器にする。

主水以外の仕事人で唯一『Ⅴ』シリーズ皆勤となった。

劇場版第三作『必殺!Ⅲ 裏か表か』では主水を真砂屋の屋敷に突入させるため武装軍団を相手に孤軍奮闘するも途中から姿が見えなくなり生死不明となっていたが、続編の『旋風編』の第1話ラストで生存が明かされ、再び主水と組んで仕事人に復帰している。

後に『必殺仕事人・激突!』の映画版『必殺!5 黄金の血』で仲間の飾り職人の秀を庇い、吸血コウモリによる不意打ち攻撃を仕掛けてきた佐渡の地獄組の首領・赤目と相討ちとなり殉職。秀に「八丁堀に『地獄で待ってる』と伝えてくれ」と遺言を残して死亡した。


登場作品:『Ⅴ』『激闘編』、劇場版『必殺!ブラウン館の怪物たち』『必殺!Ⅲ 裏か表か』

元忍者で、鈴の付いた飾り紐を投げつけて絞め殺す技を使う。

『激闘編』では紐の先に円錐形の突起が付いたものに変更し、よりトリッキーな戦い方になった。

『激闘編』の真の最終回とも言える映画『必殺!Ⅲ 裏か表か』では悪徳集団の真砂屋の率いる武装軍団との大乱戦で自分の絞殺技が集団戦に対しては不利と悟り、自ら囮役となって単独で戦うも真砂屋の斥候集団に背中を斬り付けられて負傷し生死不明のまま劇中から退場。

劇場公開時にカットされた未公開シーンでは真砂屋との死闘後に加代が竜の死体を発見するシーンがあったとされる。

演じる京本政樹は上述した『激闘編』主題歌など、テーマ曲の作成も手掛けていた。


登場作品:劇場版『必殺!Ⅲ 裏か表か』『必殺4 恨み晴らします』

必殺仕事人(第1期)』から登場していたベテラン仕事人。

『Ⅴ』シリーズのテレビ放送版での登場はないが、劇場版では『ブラウン~』を除いて皆勤。

劇場版第三作『必殺!Ⅲ 裏か表か』では悪徳集団の真砂屋が率いる武装軍団との大乱戦の最中に武器の簪を折られてしまうが、敵から奪った慣れない刀を手に悪戦苦闘しながらも最後まで戦い抜いて、主水と共に死闘より生還した数少ない仕事人となった。

以降は劇場版においてポジションの近い鍛冶屋の政の良き友人となり、劇場版第五作『必殺!5 黄金の血』では彼の最期を看取った。

また、『旋風編』と『風雲竜虎編』の間に放送された『必殺まっしぐら!』では、主人公『かんざしの秀』としてスピンオフし、向島と神楽坂、江戸の二つの闇組織をめぐる陰謀に巻き込まれた。

『激闘編』といい『風雲竜虎編』といい、この頃は仕事人組織が凄まじい勢いで出てきては壊滅している。


登場作品:『旋風編』、TVスペシャル『必殺忠臣蔵』

上方の元締・虎の部下であり、虎の娘である『便利屋お玉』の護衛。

表稼業は船宿の船頭兼板前。

釣竿で赤い糸を悪人の首に巻き付け、糸の先端に付いた銀の折り鶴の尾が敵の頚筋を刺して殺す。

美形キャラポジションだがあまり目立った活躍がなく、中の人である出門英氏のスケジュール調整不足や体調悪化もあって、最終回にて殉職して退場することになってしまった。

最後は西順之助の持っていた火薬袋に百件長屋の火事の炎が引火し、彼を庇って川に飛び込むが爆発に巻き込まれ、引き上げようとした政の助けを拒んで水中に没した。


登場作品:『風雲竜虎編』、TVスペシャル『必殺仕事人ワイド 大老殺し 下田港の殺し技珍プレー好プレー』

上方からお玉が連れてきた『謎の二枚目殺し屋』と云う新キャラで、先端に針を仕込んだ南京玉簾が武器。

普段は惚けた様子で飄々としているが、裏稼業では伸縮自在な南京玉簾を使い、遠近両用変幻自在の凄まじい殺し技を見せている。

天然ボケで世間知らずな憎めない愛されキャラだが、実は双子だったために疎まれて秘匿されていたある大名の弟だった。


登場作品:『Ⅴ』『旋風編』、劇場版『ブラウン館』『恨みはらします』

必殺仕事人Ⅲ』から登場。『Ⅴ』では『』に引き続いて投石器を用い、磁石を発射して敵の刀を引き寄せるなどサポート役として活躍し、最終回では学問所の試験に合格して長崎に留学する。

『旋風編』では一人前の歯医者となって江戸に舞い戻って歯科医院を独立開業しており、裏稼業では『Ⅲ』以来となる悪人への殺しによる始末をするようになった。

こちらではそれまでの投石機ではなく自作の連発式竹筒バズーカを使用。

通常はバズーカから放たれた弾が悪人の腹を貫通して後方に着弾し大爆発を起こすが、時として複数の標的をバズーカ弾の爆裂により文字通り「粉砕」して殺していた。

この頃になると主水からは「ボン」や「坊主」ではなく「先生」と、立派な一人前の男として扱われており、順之助も主水を「おじさん」ではなく「中村さん」と呼ぶようになっていた。

『旋風編』最終回では、百軒長屋の火事のためにバズーカの火薬袋に炎が引火し、火を消そうと咄嗟に銀平と川に飛び込むが結局火薬が誘爆して船が大爆発してしまい、飛び込んだ水中でも残った火薬が爆発を起こして行方不明となってしまった。

『風雲竜虎編』の時期に公開された映画『必殺4 恨みはらします』には登場しており、無事に復活した模様(映画4以降はTVシリーズとはパラレル説あり)。


登場作品:『Ⅴ』『激闘編』、劇場版『ブラウン館』『裏か表か』、TVスペシャル『必殺仕事人ワイド 大老殺し 下田港の殺し技珍プレー好プレー』他

『Ⅴ』では前作『Ⅳ』に続いて順之助の投石のサポート役だった。

『激闘編』では仕事人の斡旋組織『闇の会』と主水達の繋ぎを担っていたが、順之助不在のため戦闘場面ではほとんど登場しなくなってしまった。

『激闘編』ラストで江戸を去るも、『風雲竜虎編』の後の時系列であるTVスペシャル作品群にて度々再登場していた。

TVスペシャル『必殺仕事人ワイド 大老殺し 下田港の殺し技珍プレー好プレー』で久々に登場したが、かつてとは異なる冷酷な性格に変わり、仕事人の元締『絵日傘の加代』を名乗って殺しも披露したが、以降のスペシャル作品では元の性格と『何でも屋』に戻っている。

ちなみに演者の鮎川いずみは上記の通り、『激闘編』にてエンディングテーマ曲『女は海』を歌っている。


登場作品:『旋風編』『風雲竜虎編』、劇場版『恨みはらします』

加代に代わって登場したサポート役。

その正体は『新必殺仕置人』に登場した裏稼業組織『寅の会』の大ボスたる元締・虎の娘。

百軒長屋の担当となった主水の前に現れる。

『旋風編』では順之助のサポートとしてバズーカの射線上に悪人をおびき寄せ、ものすごいジャンプ力で離脱する。

『風雲竜虎編』では実生活でも「いい仲」の影太郎を援護し、玉簾の照準として悪人の顔に細かい金箔を吹き付ける。

映画『必殺4 恨みはらします』では表稼業のツテで武器を調達したりとサポートの範囲に留まらない活躍を見せる。


  • 絵馬坊主の蝶丸

登場作品:『風雲竜虎編』

依頼引受人。

頼み人から仕事を請け負い、お玉を通じて主水たちに依頼する役割を担う。お仙という名の少女に付きまとわれている。1回だけ自ら依頼人になっている。


闇の会編集

『激闘編』にて登場した、江戸の裏稼業者をまとめる組織。

各裏稼業集団の代表者を集めて依頼を持ち掛け、依頼を受けた集団(複数の場合は最安値の頼み料を提示した集団)が期日までに標的を仕留める。


  • 元締

「闇の会」の元締で、その正体は一切不明。会の集まりに自身の飼う猿を伴って姿を現す。


会の進行役。


はぐれ仕事人編集

いずれも『激闘編』と、その劇場版『必殺!Ⅲ 裏か表か』のみに登場。元締の死に伴い「闇の会」からの依頼を受けられなくなり、主水たちに手を貸して裏稼業を行おうとする。

『激闘編』で登場した助っ人仕事人3人組の一人。

表稼業では定職を持たない遊び人なシルバー仮面である。

レントゲン演出はないが、怪力で首の骨を折るという念仏の鉄的なキャラクター。

レギュラーで登場し、「上州の生まれ」「幼少期に人攫いに遭い親と生き別れた」といった過去が助っ人組で唯一明かされた人物でもある。

劇場版『裏か表か』では最後まで主水と秀の二人に付き合い、真砂屋の屋敷に突入して武装軍団を相手に奪った刀を振り回して必死に戦い抜いたが、惜しくも刀を折られてしまい、複数人に斬られ突き刺されながらも相手の一人の首の骨を折り道連れにしながら壮絶な最期を遂げた。


助っ人3人組の一人。

女形に扮して扇子に仕込んだ針で斬りつける技を使う。

登場回数は多くないが『激闘編』では最終回まで生存しており、その後は江戸を去ったようで『裏か表か』には全く登場しなかった。

演じた梅沢富美男は『Ⅴ』最終回にも、弐と全く同じ出で立ちの仕事人『早変わりの梅富』と云う別役でゲスト出演している。


助っ人3人組の一人。

ポッペンを額に突き刺して殺す。

『激闘編』初期~中盤のみの登場で最終回にも不在だったが、劇場版『裏か表か』では再登場し、加代とつるんでいた。

真砂屋の武装軍団を相手にした大乱戦でゴミ捨て場に潜伏していたのが仇となり、身動きが取れない状態のまま犬に吠えられて真砂屋の斥候達に見つかってしまい、どしゃ降りの雨の中で集団によって惨殺され、更には主水たちを挑発する目的で死体の首を切り離されて「晒し首」にされるという衝撃的な最期を遂げた。

なお、劇場版ではポッペンを使用せず相手の首を掴んで殺そうとしていたが、相手は政が始末しており既に死んでいた。

演じた笑福亭鶴瓶は後の『必殺まっしぐら!』でレギュラー出演。


奉行所編集

新必殺仕事人』から続投のおかま同心。人質に取られたり主水と二人きりで旅行したりする。

『激闘編』最終回ではのちの主水よろしく書庫番に左遷されかけたが、後任者(超有能)が殺害されてしまった為に復帰する。

また『裏か表か』では激昂した主水に「てめぇはすっこんでろ!」と突き飛ばされたり、上役の叱責から身を挺して主水を庇うというデレが見られる。


『旋風編』以降に登場した田中様の上司。

短気で雑な人物。

昔はMAT岸田隊員と呼ばれていた。

典型的な権力を笠に着たダメ上司だが、罪人を拷問死させてしまう様な残酷な一面もある。

この人の登場で、田中様は彼の手下的なポジションになってしまった。

必殺剣劇人』最終回では二人揃ってゲスト出演。

その後のTVスペシャル作品には途中まで登場していたものの『必殺仕事人・激突!』以降では田中様ともども登場していない。単なる異動だったのか、はたまた同作の対仕事人集団『覆面組』に配属の末に返り討ちにされたのか…その答えは文字通り闇の中である。


その他編集

  • 中村せん/中村りつ

主水の姑と嫁。


  • 広目屋の玉助

『Ⅳ』に引き続いて『Ⅴ』にも登場したおかまの男性。順之助をストーカー気味に追い掛け回す。怒るとおかまぶりが鳴りを潜め、かなり怖い。


  • お新

『Ⅴ』に登場。親が決めたという順之助の許婚。玉助と順之助を取り合いしばしばけんかになる。

演じた灘陽子はのちに森口瑤子に改名しており、後年『相棒』で料亭の女将・小出茉梨を演じることになる。


  • 千代松/おりん

『旋風編』にて登場した百軒長屋の住人。順之助に惚れ、勝手に歯医者の手伝いをするようになる。


  • 六平

『激闘編』から登場。当初は奉行所の奉公人だったが、『風雲竜虎編』で退職しもぐら叩き屋を開業した。


余談編集

『Ⅴ』最終回に登場する悪人の「将軍家の馬鹿世継ぎ」を演じたのは、『必殺仕事人2015』以降に瓦屋の陣八郎を演じることとなる遠藤憲一である。


『Ⅴ』と『激闘編』の間の時期に、シリーズで悪役としてたびたび出演した津川雅彦が主演を務める『必殺橋掛人』が放送されており、最終回後の『激闘編』予告では津川から主水役の藤田まことへのバトンタッチの映像が挿入された。

この「次回作の主役へのバトンタッチ」という演出は、のちに放送キー局が同じスーパー戦隊シリーズにも採用され、こちらは脈々と受け継がれてゆくこととなる。


関連タグ編集

必殺シリーズ 必殺仕事人


必殺仕切人 → 必殺仕事人Ⅴ → 必殺橋掛人 → Ⅴ激闘編 → 必殺まっしぐら! → Ⅴ旋風編 → Ⅴ風雲竜虎編 → 必殺剣劇人


中村主水シリーズ

必殺仕事人Ⅳ ← 必殺仕事人Ⅴ(激闘編・旋風編・風雲竜虎編) → 必殺仕事人・激突!

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