プロフィール
概要
来歴
中学では柔道、剣道、高校では美術部に入りながらバンド活動を始める。
中学時代に同級生が勝手に送った書類を元に、ジャニーズ事務所の社長・ジャニー喜多川氏からスカウトの電話がかかり、何度かレッスンまで参加するも、結局入所は断った。
高校時代、バンド仲間とともにヤマハポピュラーソングコンテスト(ポプコン)に出場したのがきっかけで、シンガーソングライターの勉強のため上京。多摩美術大学に入学。
渋谷パルコ前にいるところを芸能事務所マネージャーにスカウトされ、俳優としてデビュー。
大河ドラマ「草燃える」、時代劇「江戸の牙」、土曜ドラマ「男たちの旅路・車輪の一歩」と、複数作品で一度にテレビデビューを飾る。
※テレビデビュー以前に劇団活動、映画エキストラ出演もあるため、実際の芸能活動は1978年頃から。
1982年まで、当時の時代劇スター大川橋蔵氏の元で時代劇の作法(所作、化粧)を学び、この頃から時代劇に目覚める。1983年、角川映画里見八犬伝の犬塚信乃役で脚光を浴び、1985年必殺仕事人Vの組紐屋の竜役で一躍有名に。
またこの少し前にはビクターエンターテイメントより、LPアルバム「ラブレーの15分」、テレビドラマの主題歌ともなった「I can't say...」を発売し、少年時代からの念願だったミュージシャンとしてのデビューも果たした。
1993年には、衝撃的な内容の話題作、高校教師で悪徳な英語教師を演じ、現代劇でのヒール役としての演技を開花。世間の視聴者が役者本人と役を混同するほど強烈な演技を見せた。
その後、家なき子をはじめ、2時間サスペンスや時代劇、バラエティ番組、着物デザイナーと幅広く活動し、2004年には芸能生活25周年を記念し、それまで封印していた音楽活動も再開。アーティストへの楽曲提供なども精力的に行っている。
昨今、バラエティ番組としては、大親友の俳優・柳沢慎吾とともに旅をするコーナー都バスで飛ばすぜぃ!などが有名となっている。
家族
妻はきゃんきゃんの山本博美、長男はSixTONESの京本大我である。また俳優の小池徹平は遠縁に当たる。
特撮
彼は屈指の特撮マニアとしても知られている。
時代劇での活躍が増えるにつれ、仮面ライダーシリーズやウルトラシリーズの主演俳優と共演する機会が増え、そこから特撮にハマるようになったとの事である。1988年の『仮面ライダーBLACK』に滝竜介役で出演した際には、「ライダーの正体を知っている人物」であることを条件にノーギャラで出演したという話もある。
幼少の頃から手先が器用で、デザイナーとしても活躍している彼は特に造形技術などに興味を示し、当時としては画期的だったリアルプロポーションフィギュア「京本コレクション」のプロデュースを担当した(仮面ライダーシリーズのキャラクターで最後に立体化されたのは「仮面ライダーリュウガ」(一般販売枠は仮面ライダー龍騎)、ウルトラシリーズの場合は「ウルトラマンネクサス(アンファンス)」である)。派生商品としてガシャポンの「K's FACTORY」、「京本セレクション」、「京本コレクションNEO」が展開されたが、長続きしなかった(最後に至ってはウルトラマンエース1体に終わっている)。
なお、京本コレクション第6弾『ウルトラマンタロウ』のコラムでは思春期故に中学時代は『ウルトラマンT』の雰囲気がどうしても合わなかった旨を語っており、商品化に際して作品を振り返ると日本昔話にも通じる世界観や子供達に寄り添う作風などタロウの魅力を再発見し、タロウのデザインを4人のウルトラマンの良い所を集めたかっこいいデザインだと評している(具体的にはウルトラの父の角、ウルトラセブンのボディ、初代ウルトラマンのカラータイマー、ウルトラマンジャックのウルトラブレスレットのこと)。
京本コレクションは本来のターゲット層よりも上の年齢層をターゲットにしているにもかかわらず、『ウルトラマンティガ』再放送中に放映されたCM『ウルトラマンナイス』でも紹介されている。
1991年には「ウルトラマンG」の吹き替え版で主人公ジャック・シンドーを演じ、主題歌も担当している。
一時期は「特撮アイテムコレクター」と呼ばれていたが、2007年のインタビューでは集めたアイテムはプレゼントしてしまった為、もう手元には残っていないと答えている。あくまでも、コレクションよりも造形や撮影技術の考証に主軸を置いている人なのである。
出演作品
テレビドラマ
映画
キューティーハニー-リョウ宇津木
Vシネマ
髑髏戦士ザ・スカルソルジャー_復讐の美学-鳴海達也役
声優
クレヨンしんちゃん_嵐を呼ぶ_歌うケツだけ爆弾!-時雨院時常役※
「艦これ」いつかあの海で-艤装整備長役
※ゲーム作品では速水奨が担当。
関連イラスト
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羅刹那.com - 京本政樹オフィシャルサイト