ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

野際陽子

のぎわようこ

日本の女優・フリーアナウンサー・タレント・声優・ナレーター・司会者。元NHKアナウンサー(1936 - 2017)。
目次 [非表示]

概要編集

1936年1月24日生まれ。

石川県河北郡津幡町で生まれ、3歳までは富山県富山市で育つ。その後、東京都杉並区に移住し、以降東京で育った。


立教大学文学部英米文学学科卒業。学生時代は学内の劇団である「劇団テアトルジュンヌ」に所属し、女優として活動していた。


1958年(昭和33年)にNHKアナウンサーとして入局。

名古屋放送局(3か月の研修終了後)⇒東京放送局(1960年)に赴任。ニュースなどのアナウンスに加え、司会としても活動していた。

1962年に退職し、広告代理店へ転職。取引先へ仕事を説明する係になる。

出番が無い状態で3ヶ月ほど経ち「仕事がないのに給料だけもらうのは…」と気兼ねしていたとき、15分番組『女性専科』(TBS系)の司会者としてオファーされ、芸能界に復帰した。


1963年にはテレビドラマ『悲の器』で女優デビュー、以後女優業を中心に活動する。また、声優として外国語映画の吹き替えにも参加した。

1968年のドラマ『キイハンター』の津川啓子役で一世を風靡。同作では監督に直談判して主題歌の「非情のライセンス」も歌っている。


1990年代は『ずっとあなたが好きだった』での「冬彦さん」(演:佐野史郎)の母役で強烈な個性を発揮し、TBSドラマの常連となった。


司会業も継続的に行なっており、『旅の香り』などが知られる。


2017年6月13日死去。享年82(満81歳没)。2016年4月に一部週刊誌で2014年に肺がんを患い治療を受け、翌年に再発し腫瘍の摘出手術を受けていたことが報じられていた。

なお、出演中であった『やすらぎの郷』(テレビ朝日)は出演分の撮影が完了していたことからそのまま放送された。実際に遺作となったのは、ドラマは『黒薔薇 刑事課強行犯係 神木恭子』(2017年12月16日放送)、映画は『いつかまた、君と〜何日君再来』(2017年6月24日公開)である。


人物編集

『キイハンター』で共演した千葉真一と1972年に結婚。1975年には娘(女優の真瀬樹里)が生まれている。1994年に、アメリカに拠点を残したかった千葉と、日本に残りたかった野際の間で意見が分かれたことで離婚している。

本人は離婚について「(ハリウッドで活動する千葉が不在がちだったことから)千葉真一の妻という感覚が希薄になり、ふっと忘れてしまうことが多くなった」「けじめをつけたかった、『キイハンター』の頃の友達の関係に戻りたかった」と発言している。


黒柳徹子とはNHK時代(黒柳はNHK放送劇団出身)からの友人で、『徹子の部屋』出演時には必ずと言っていいほどNHKの話が出てきた。

娘の樹里は後に『トットちゃん!』で若き日の母を演じており、メイクの際「似てる・・・」と自分でも思ったと語っている。


丹波哲郎とは長年にわたり親交が深く、生前所属していた事務所はもともと丹波の個人事務所を母体とするものであった。


共演者には目をかけており、浅野ゆう子については「私の後(の姑役)は、浅野ゆう子さんにでもお願いしようかしらね」と演技を評価していた。

また、佐野史郎ヒロシらが彼女との交流を振り返っている。


関連タグ編集

女優 アナウンサー NHK

関連記事

親記事

女優 じょゆう

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 61846

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました