概要
1940年2月18日生まれ。東京府東京市豊島区(現:東京都豊島区)出身。
1959年(昭和34年)、大学を2年で中退、俳優座養成所を経て新劇の劇団俳優座に入る。1971年、俳優座を退団した。
1971年(昭和46年)の NHK大河ドラマ『春の坂道』で石田三成を演じ、初めてマスコミに大きく取り上げられた。
1972年(昭和47年)に市川崑監修のテレビ時代劇『木枯し紋次郎』で主役の渡世人・紋次郎役に抜擢(ばってき)される。それまでも、準主役級の二枚目俳優として活躍していたが、同作品の大ヒットにより一躍人気を獲得した。
1984年(昭和59年)から3年半にわたり、毎日放送製作・TBS系列で放送されたドキュメンタリー『中村敦夫の地球発22時』の司会を務めた。その後1989年(平成元年)10月1日から1992年(平成4年)9月27日までは日本テレビの情報番組『中村敦夫のザ・サンデー』などで司会を務めていた。この間はジャーナリスト活動に専念し、俳優活動からは一切身を引く。作家としても「チェンマイの首」を発表している。
『ザ・サンデー』を降板し、1993年に映画『帰ってきた木枯し紋次郎』で俳優復帰、以後は俳優活動と政治活動を平行して行う。
1998年(平成10年)7月に選挙で無所属候補として立候補し、東京都選挙区から初当選、政治家となる。
2004年、政治家を辞する。2008年、俳優業を復帰した。