概要
吉本興業所属のピン芸人で、現吉本新喜劇ゼネラルマネージャー。
1949年〈昭和24年〉7月20日生まれ。本名は間 重美(はざま しげみ)。
そのギャグはいくつあるのか把握しきれないほど。
「かい~の」「がんばっとるか~?」「アヘアヘウヒハ」「月も雲間に隠れたし、雨戸も閉めたしガキも寝た!お前さん、今夜もかい?あたぼうよ!」「アメマー!!」「血ぃ吸うたろか?」「まいど!」「いくつになっても甘えん坊」(本気やろと聞かれ)「誰がモンキーやねん!」など、枚挙に暇がない。
猿の真似も至芸で、池乃めだかとの猿VS猫、タモリとの猿対決は恒例。
来歴
1970年に吉本新喜劇に入団し、74年に座長へ就任。
昭和期には木村進・室谷信雄とともに3座長として黄金期を支えた。
一時アメマバッジの失敗で、莫大な借金をつくってしまったが、明石家さんまのサポートで返済した。
1989年に東京進出を図るために一度新喜劇を退団。
当初「巡業先の旅館の畳が東京に行けと言っていたので吉本を退社させてほしい」と頓珍漢な言い回しで困惑していたそうだが、その後の説得で退社は無くなり、東京進出を許可した経緯がある(そもそも寛平は吉本が東京に事務所があったことも知らなかったという)。
その後も特別公演や日曜笑劇場などで新喜劇出演は続けており、2022年からGMとして本格的な復帰を果たした。
アースマラソン
途中で前立腺ガンの発症を引き起こし、治療に専念するためにアースマラソンを一時中断するも、数ヶ月後には再び走り出した。
なお、このアースマラソンは、ゆうに2年1ヶ月に及ぶ挑戦であった。
ナイトスクープ
探偵!ナイトスクープに出演中の彼は、その面白さが発揮されるときとそうでないときがあるのが玉に瑕である。
特にその能力が遺憾なく発揮されるのは視聴率調査回で、あらゆる世代に対する抜群の知名度を背景に、限られた時間の中で一般人の家に上げてもらう芸当は並の芸人では不可能で、現在、大抵は寛平探偵が担当することになっている。