概要
本名︰山田 美津(やまだ みつ)。愛称は「ベルさん」。
時代劇映画の娘役を経て、溝口健二監督の『祇園の姉妹』(1936年)で地位を確立。以来、優れた演技力で数多くの名作に出演した。1960年代以降は舞台女優として活動し、水谷八重子、杉村春子とともに「三大女優」と呼ばれた。
また、テレビドラマ『必殺シリーズ』ではおりく役を演じて人気を得た。2000年(平成12年)に女優として初めての文化勲章を受章した。
2012年(平成24年)7月9日午後7時55分、多臓器不全により東京都稲城市内の病院で死去。95歳没。