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杉村春子

すぎむらはるこ

広島県広島市出身の新劇の女優。(1906年〈明治39年〉1月6日 - 1997年〈平成9年〉4月4日)

概要編集

戦前から舞台で活躍。1937年、岸田國士、久保田万太郎、岩田豊雄らが創立した劇団文学座の結成に参加。


特に1945年4月、東京大空襲下の渋谷東横映画劇場で初演された森本薫作『女の一生』の布引けいは当たり役となり、1990年までに上演回数は900回を超え、日本の演劇史上に金字塔を打ち立てた。


1948年には「女の一生」により演劇部門で戦後初の日本芸術院賞を受賞した。


舞台以外にも映画・テレビでも幅広く活躍。映画初出演は築地小劇場時代の1927年に小山内薫が監督をした『黎明』。戦後、黒澤明木下惠介小津安二郎成瀬巳喜男豊田四郎溝口健二今井正などの巨匠たちから、既存の映画俳優には無い自然でリアルな演技力を高く評価され、日本映画史を彩る140本以上の作品に出演した。


1995年、当時89歳で新藤兼人の映画『午後の遺言状』で主演し、毎日映画コンクール、日刊スポーツ映画大賞、キネマ旬報で主演女優賞を受賞している。

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