概要
本名:蘆田 義道(あしだ よしみち)
満洲で演劇活動に加わり、敗戦の引き揚げ後に劇団民藝に入団。1950年代からは日活のアクション映画に常連出演し、舞台を中心に映画・テレビドラマと幅広く活躍した。
1970年(昭和45年)、劇団民藝を退団し、以降は商業演劇や新派にも出演した。
渋い演技に定評があり、ドラマ『七人の刑事』『氷点』の演技で人気を得た。著書に自伝『ほろにがき日々』など。妻は元タカラジェンヌの香久美ひかる(本名:石川明子)。
1997年(平成9年)、日本新劇俳優協会副会長に就任する。
1999年(平成11年)1月9日午後8時12分、肝臓癌のため東京都中央区の国立がん研究センターで死去。81歳没。