冴子「見せて御覧なさい、あなたの力を」
CV:塩野勝美
登場話:第41話「捕獲開始」
データ
身長 | 213.0cm |
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体重 | 128.0kg |
特色/力 | 鋭い刀と頑強な盾、超音波、水上移動 |
(出典:テレ朝版公式サイト、東映公式『仮面ライダー図鑑』より)
概要
『仮面ライダー555』第41話に登場。
ラッキークローバーの紅一点・影山冴子配下のオルフェノクの1人で、仮面ライダーシリーズで今までいそうでいなかったエリマキトカゲをモチーフにしたライダー怪人(というより、蜥蜴をモチーフにした怪人もエリマキトカゲの姿がモデルになっている怪人が多かっただけだが…)。
よく見ると盾はエリマキトカゲの顔、首回りや胸部にかけてエリマキが確認できる。
水上を100m6秒の速度で走る事ができ(それはバシリスクだろう)、戦闘の際は大砲の砲弾をも防ぐ盾で身を守りつつ20cmの鉄板すら刺し貫く刀を使って猛然と襲い掛かる戦法を得意としている。
また、口腔から発する声は超音波となって物体を粉砕するほどの威力を持つ(それは鳴くトカゲのトッケイヤモリに由来すると思われる。能力に反してモチーフのエリマキトカゲは鳴かない)。
活躍
冴子と共に長田結花の前に姿を現すと、欠員状況が続くラッキークローバーへの勧誘を断る長田を冴子の指示を受け始末しようと襲い掛かる。
しかし駆けつけたファイズとカイザに阻まれ失敗してしまい、最後は激闘の末に『クリムゾンスマッシュ』と『カイザスラッシュ』を同時に受け絶命。灰と化して消滅した。
そのほか、『仮面ライダーディケイド』第27話「BLACK×BLACK RX」において、大ショッカーの一員として登場。
“RXの世界”にアポロガイストによって召喚され、他のオルフェノクたちとの連携でディケイドを苦戦させるが、最後は『ディメンションシュート』で他のオルフェノクたちと共に倒されてしまった。
仮面ライダー913
「大人しく死んでよおお~っ!」
オリジナルキャラクターの流星塾生の羽山純子という人物が変身。初めて人間体が設定された。
『仮面ライダー913』第10話「雅人の死」~第12話「お前たちの墓標」にて登場。
地下アイドルをやっていたが、スマートブレインに味方に引き込まれてしまったらしく(大手企業から声がかかったという台詞がある)草加らを懐柔してベルトを手に入れようとするも頑固な草加に業を煮やして正体を現し、平岡=ラビット、石川=バーナクルとともに襲いかかるも、草加に幼少期のキラキラしていた時期を思い返され、「そんなお前が好きだった」と前置かれた上で「だから」カイザスラッシュで唐竹割りにされて散った。
余談
スーツはソードフィッシュオルフェノクの改造。蝶ネクタイ風の胸やちょうちん状の太ももなどはスパイダーオルフェノクのデザインでボツになったピエロ案の流用。転用に当たって貴族や王様っぽいイメージに振ってあるが、デザイン担当の篠原保氏曰く、理由は思い出せないとのこと(『完全超悪』pp.144-145)。
関連項目
龍戦士サイマ獣リザーデス:『救急戦隊ゴーゴーファイブ』に登場した、同じく剣と盾で武装したトカゲモチーフ繋がりの戦隊怪人。
ジラース:同じくエリマキトカゲがモチーフであり、大先輩。