「仇を取らせてもらう…俺自身の仇をな!!」
『Standing by』
「変身!」
『Complete』
概要
『仮面ライダー555』第10話「謎のライダー」から登場する仮面ライダー。
ギリシア文字のΧ(カイ)をイメージさせる頭部が特徴であり、流動経路は黄色のダブルストリーム。
作中において主役ライダーであるファイズに続いて二番目に登場した、いわゆる2号ライダーである。
スマートブレインによって開発された2番目のライダーシステム(『平成仮面ライダー英雄伝』など、放送から何年も経った後に出版された極一部のムック本では最新式と書かれていたことも)。
登場した当初はファイズを上回る出力で活躍していたが、より高出力なデルタが後に登場し、またファイズも出力こそ低いものの高い拡張性を発揮していく。結果としてカイザは出力ではデルタに劣り、多用途性ではファイズに劣るという、どっちつかずのライダーズギアになってしまった(同時に「汎用性ではデルタに勝り、出力面ではファイズに勝る」とも言える)。
それでもオルフェノク達にとっては驚異的な力である事実に変わりはなく、草加が3つのライダーズギアを揃えていても、ここぞという時に変身するのはカイザだった。単にカイザギアに愛着があったのか、不適合者が死んでしまう欠点を危険視していた(=これ以上仲間の流星塾生をカイザの欠点で失いたくなかった)のかは不明。
一部の書籍ではドイツ語で『皇帝(カイザー)』となる名称を持っていた事から、上昇志向の強い草加はこのギアを好んで使っていたともされている。
一番使うのに慣れているからというのも理由の一つなのかもしれないが……
澤田の手で死亡した真理を救うためにスマートブレイン社に向かうも「スマートブレインを潰すためのベルトを渡すわけにいかない」と苦渋の決断をし引き返し、その決断に苛まれ、悲痛な叫びとともに3本のベルトのケースを地面に投げつけた際、カイザのケースだけは開いていた。
この時、彼は既にカイザの運命を課せられていたのかもしれない。
因みに有名な斜め入れは草加が使うようになってからで、その前の流星塾生や啓太郎はファイズギア同様に縦から入れていた。玩具では縦入れがデフォルトとされているので恐らくは草加の癖と思われる。
メタ的に言えば木場やその他の人物も何人か斜めにカイザフォンを着脱していたのでキャラ付けの一環だと思われる。
作中で唯一破壊されて失われてしまったギアである。
公式人気投票 | 40位(317票) |
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変身者
映像作品
変身者 | 作品 | 備考 |
---|---|---|
高宮航太 | 『仮面ライダー555』第10話 | 変身後のみの登場であり、演じた俳優は存在しない。 |
西田清高 | 『仮面ライダー555』第11、12話 | |
神道貴久 | 『仮面ライダー555』第12話 | |
草加雅人 | 『仮面ライダー555』第13~48話 | |
『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』 | ||
『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』 | ||
『仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ』 | ||
『仮面ライダー555殺人事件』 | ||
影山冴子 | 『仮面ライダー555』第24、25話 | |
木場勇治 | 『仮面ライダー555』第48~50話 | |
菊池啓太郎 | 『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』 | |
???(リンク先ネタバレ注意!!) | 『仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド』 |
漫画作品
ゲーム
変身者 | 作品 |
---|---|
草加雅人 | 『仮面ライダー555』 |
『仮面ライダーバトル ガンバライジング』 | |
『仮面ライダー バトライド・ウォー創生』 | |
『オール仮面ライダー ライダーレボリューション』 | |
『仮面ライダーバトル ガンバレジェンズ』 | |
立花響 | 『戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED』 |
スペック
身長 | 189cm |
---|---|
体重 | 95kg |
パンチ力 | 3t |
キック力 | 7t |
ジャンプ力 | ひと跳び30m |
走力 | 100mを6.3秒 |
聴覚 | アルティメットソナーの働きにより、最高で8km先の針の落ちる音も聞き分けるほど |
視覚 | エックスファインダーの働きで、スーパーX線を投射して厚さ15mの鉛板も透視 |
安定性を重視したファイズに対し、カイザはパワー重視の設計となっている。ファイズのフォトンブラッドよりも高出力かつ2本線になっている「ダブルストリーム」の効果によって、通常のファイズよりもパワーに優れたギアとなっているが、反面瞬発力はファイズに劣っているという欠点もある。
額のバイタルシグナルはファイズのように衛星との交信具合を判定するものではなく、脳波の安定度を赤点滅、赤、緑の順に示す装置である(劇中では常に赤)。尤も、適合率の低い変身者にとっては無用の長物であろうが。
設定ではショルダーエッジによる体当たり攻撃も存在するが、劇中では未使用。
必殺技
カイザブレイガンの光弾で敵を捕捉後、ブレードを立てたまま敵の体内を通過するように貫く技。西田カイザの場合は捕捉せずにすれ違いざまに斬撃をする。
なお、一部の二次創作やファンから「ゼノクラッシュ」と呼ばれる場合もあるが、これは公式には一切登場しないどころかネットで広まったガセネタなので要注意。
カイザショットを手に装着し、エネルギーを込めて殴る必殺技。
ファイズの技と全く同じ。威力はファイズよりやや高め。
TV本編で単独でオルフェノクを撃破したことはほぼ無いが劇場版ではバタフライオルフェノクを撃破している。
カイザポインターから射出する黄色いマーカーで敵をロックオン、両足を揃えて飛び蹴りを放つ必殺技。啓太郎と木場が使用した時は片足で蹴る。
単独での使用機会はファイズほど多くはない。
威力は23.5t。
専用マシン
草加雅人の使用するサイドカー。
移動砲台型のバトルモードへ変形する。
劇場版ではサイガに片足を破壊されるが、草加の死亡後にスネークオルフェノクが操作しサイガを撃退している。
ディケイド激情態も使用し、仮面ライダーG4のギガントと併用して仮面ライダーJを撃破している。
因みにG4とはプロデューサーと脚本家が同じ作品の装着すると命に関わる黒いサブライダーである繋がりがある。
呪われた力
カイザギアはファイズギアと異なり、装着すれば変身自体は誰でも可能である。ただしフォトンブラッドを制御できる者、すなわちオルフェノクによる使用を前提としている点は変わらず、不適合者が使用した場合は変身解除後、問答無用で灰化して死亡してしまうという特徴がある。
すなわちカイザギアは「とりあえず変身は出来るが適合しているか否かを事前に判別する機能が無い上に、不適合だった場合は半ば強制的に死に至る」という致命的な問題点を抱えている。この使用者の命を省みない危険性からカイザギアは「呪われたベルト」と形容されている。
もっとも、これらは結果的に人間の所持防止にもなるためオルフェノクにとっては理想的な性質となっている。
また、『不適合による死亡』の部分を抜き取ってもカイザギアに使用した人物は軒並み不幸に遭っており、例としてカイザは「ファイズとオルフェノクの戦いを高所から観察だけして、手出しはしなかった謎のライダー」という謂わば顔見せだけする形で初登場した。
しかし、その時の装着者である高宮という人物は実は不適合者であり、視聴者側からすると変身して突っ立っていただけで死亡したという哀しすぎる描写にしか思えない一幕である(一応、わざわざ観察するためだけに変身する理由がないため、登場前に他の場所で別のオルフェノクと戦って(勝って)いたかもしれない可能性はある)。
適合した人物もほとんどがカイザギア以外の要因で最終的に死亡しているという事実もある。社会性を捨てた人物も1人いる。
草加が何度も変身できたのは「オルフェノクの記号に草加の肉体が適合していたため」と劇中で花形に明言されているが、その草加も何度も使用するうちに彼の肉体に埋め込まれた記号はやがて消耗していった。
なお、本編でカイザギアにより死亡してしまった者達は全員あくまでもオルフェノクの記号を一度は埋め込まれた流星塾生のみである。
劇場版の『パラダイスロスト・ディレクターズカット版』ではオルフェノクの記号も埋め込まれていない人間である菊池啓太郎が使おうとしたが、ファイズギアと同じく変身自体が出来ずに弾き飛ばされている。このため映画の世界はパラレルワールドではあるものの、完全に不適合と判断された者はファイズギアと同様に変身自体出来ない物になっている可能性もある。
解決策として啓太郎は野村博士が作った『変身一発』を飲んで決死の覚悟でカイザへの変身を果たした。ディレクターズカット版ではこの薬を1本飲んだだけでは足りず、2本目を飲む事で変身に成功。
薬を飲んでも野村博士曰く「変身したら死ぬ」はずだったのだが、実際は変身に成功してライオンオルフェノクを倒した直後、逆にギアの方が動作不良を起こして灰化してしまった。
貴重な戦力を失ったとはいえ、死ぬ覚悟で変身した啓太郎は無事だったため本人の立場を考えれば幸運だったと言うべきであるが……
また、本編の正当続編である『パラダイス・リゲインド』ではとある人物の姿をしたアンドロイドがカイザギアを使用して変身しているが、変身解除後も灰化することは無かった。
これはアンドロイドであったために人間を灰化させる仕様が無効であったのか、あるいは本編で破壊されたカイザギアがスマートブレインに修理(新造)された際に灰化させる機能そのものが意図的に排除された可能性などが考えられる。
客演
草加が変身したカイザとして何度か客演しており、歴代サブライダーの中では客演の機会に恵まれている方なのだが、どう言う訳か既に変身した状態で画面に現れるため、変身シーンが描写されないという謎のジンクスが長い間存在していた(変身解除シーンはある)。
『仮面ライダーディケイド』では「キバの世界」で村上氏本人の演じるカイザが登場。鳴滝の命令により、門矢士を倒してディケイドライバーを奪い取ろうとする。ディケイドと競技場の観覧席で激しいガンファイトを繰り広げる。「なぜ俺をつけ狙う」と問い詰められた際には「邪魔なんだよ、俺の思い通りにならないモノは全て」と吐き捨てた。最終的には「アタックライド イリュージョン」で追い詰められ、形勢が不利と判断し退却した。嫌味な性格や癖などは草加に酷似している。
この時の台詞もCSMカイザギアに収録されているが、説明書では草加の台詞とされている。
『仮面ライダー大戦』では回想シーンで登場。ホースオルフェノクに奪われたカイザブレイガンの斬撃で変身解除され、そこに追撃の火炎弾を喰らい灰化してしまった。
『ゲイツ、マジェスティ』では海東大樹からとある依頼を受け、カッシーンに襲われていた明光院ゲイツ達を救出する為に参戦。カッシーンをあと一歩の所まで追い詰めたが、カイザスラッシュを発動する前に逃げられてしまった為、その場は海東と共に撤退した。
なお本作のカイザは本編途中から連れて来られたのか、カイザポインターが装備されていない。
『仮面ライダーガッチャードVS仮面ライダーレジェンド』では仮面ライダーレジェンドのレジェンドライドにより召喚。バトラーには「世にも珍しいスライド回転式携帯電話で変身する仮面ライダー」と紹介される。
ゴージャス仕様になったカイザスラッシュでカッシーンを撃破する活躍を見せた。
『パラダイス・リゲインド』でも後述のネクストカイザと並び、オリジナルのカイザが登場。20年越しに、ようやく再び変身シーンが描かれた。
カイザブレイガンを駆使してライオトルーパーを次々と撃破し、新型ライダーの仮面ライダーミューズとも互角に渡り合う。
なお、本作では本編後という設定にもかかわらずカイザポインターを装備してないが、これはギアボックスのポインターを収納する位置にこれを入れている為と思われる(上記のレジェンドに召喚されたカイザはしっかりポインターを装備している為、スーツなどのメタ都合ではなく意図的に外しているのだと思われる)。
量産型カイザ
井上敏樹氏が執筆した小説『仮面ライダーファイズ正伝 異形の花々』ではオルフェノクを排斥する事を目的とした組織がカイザギアを量産しているという設定になっており、ライオトルーパーのようにカイザ兵団として登場する。作中ではクレインオルフェノクを数の暴力で惨殺し、木場が人間に絶望するきっかけを作ってしまった。
草加雅人も本編同様カイザに変身するが、あくまでこの組織の一員という位置付けである。
文庫化に際し書き下ろされた後日談「五年後」では草加がいなくなった後も増産が続けられ、オルフェノク対策委員会により、オルフェノクだけでなくその疑いを持たれた人間まで対象としたオルフェノク狩りに使われていた。
素晴らしき青空の会やZECTも真っ青な暴力的な集団として描かれており、変身者は身体能力を完全に引き出すため血液を特殊な溶液に挿げ替え、その傷口からは黒い血が漏れるという。
仮面ライダーネクストカイザ
新型スマホ型デバイスカイザフォンXXで変身する新たなカイザ。
続編である『パラダイス・リゲインド』にて登場。
カイザの日
本編3ライダーの中で唯一、変身コードと日付を一致させられるため、
ファンの中には9月13日は「カイザの日」として、この日を狙ってカイザの絵をアップロードする者もいる。
草加を演じた村上幸平氏は、毎年この日には公式ブログに草加に関する文章をアップしている。
2008年には『カイザ祭』なるイベントをロフトプラスワンで行った。
ゲーム作品
いずれも草加雅人のカイザが登場している。
代役の声優が演じていることが多かったが、近年は村上幸平氏が演じることが多い。
PS2『仮面ライダー555』
プレイアブルキャラクターの一人として登場。
声は草加役の村上氏で固定だが、opではカイザとホースオルフェノクの姿が重なるという演出があり、後に木場がカイザの変身者になる事の伏線ともとれる。
『ガンバライド』
第4弾にSRで参戦。必殺技は「ゴルドスマッシュ」。
第5弾でもSRで収録。4弾ではスキルがコウエイ用だったが、今回はゼンエイ用スキルのためゼンエイで使えるようになった。
シャバドゥビ5弾では新必殺技「カイザスラッシュ」と共に久し振りにSRで収録された。
また、第9弾のノーマルカードはスキル名が「乾巧って奴の仕業なんだ」であることが話題になった。
『ガンバライジング』
無印の2弾ではレアとしての登場。
その後、無印の6弾ではSRに昇格した。
さらにナイスドライブ3弾ではライバルキャンペーンの1枚として収録される。
高レアカードは、ファイズがいると発動するアビリティを持っている。
ボトルマッチ3弾ではCPで収録、久し振りに高レア化された。
ライダータイム2弾ではガンバライドから通して初のLRで収録。同じくLRで登場したファイズと共に、メモリアルタッグフィニッシュ「クロスエクシードチャージ」(クリムゾンスマッシュとカイザスラッシュの同時攻撃)を必殺技に持つ。
また、同弾から声優が村上幸平氏の本人ボイスになった。
2020年5月発送予定のプレミアムバンダイ限定のバインダー付属カードでもLRで登場。必殺技として「サイドバッシャー バトルモード」が収録予定。
『クライマックスヒーローズ』
2作目『W』から参戦。
3作目『OOO』ではラグナロクモードでの使い勝手がいいため、このモードでのオススメライダーに挙げられている。
『ライダージェネレーション』
『2』から参戦。
「フォトンブラッドポイント」という一部必殺技に使用する専用ゲージを持つ。
ライダーアビリティは「じゃまなんだよ!」。フォトンブラッドポイントをリロードする。
ボスライダーとの会話がいつもの草加なため、「平常運転」などとネタにされることも。
『レボリューション』でのライダーパワーは「じゃまなんだよ!」。
スペシャル攻撃が変化する。
『バトライド・ウォー』シリーズ
1作目からNPCとして登場。
2作目では同じくNPCの仮面ライダーNEW電王、仮面ライダースカル、仮面ライダーエターナルが敵になる中、カイザは基本的には味方としてのみ登場するという本編を知る人間からすると意外な光景が見られた。
3作目『創生』ではついにプレイアブルキャラとして登場。声は村上幸平氏が演じている。
「呪いのベルト」を発動させることで必殺技が強化されるという特徴を持つ。カイザブレイガンによる遠距離攻撃がかなり有効で本作指折りの強キャラとも。
超必殺技でサイドバッシャー・バトルモードに搭乗し、ミサイル、豪快な格闘攻撃が可能になる。
CSM
プレミアムバンダイにて2017年9月13日(カイザの日)にコンプリートセレクションモディフィケーションカイザギアの予約が開始。
このCSMカイザギアはドライバーの他にカイザブレイガンなどを始めとするカイザのツールが全て付属しており、カイザブレイガンのガンモードはブレードパーツを取り外すという方法で再現している。
サイドバッシャーやジェットスライガーの音声、そしてカイザのメイン装着者である草加雅人の台詞に加えて真理や啓太郎の台詞も収録しており、彼らからの着信遊びが可能。更に劇場版に登場した啓太郎カイザや西田カイザのカイザスラッシュも再現可能である。
演じた人物
映像作品
俳優 | 作品 | 備考 |
---|---|---|
河崎芳明 | 『仮面ライダー555』 | |
近田慎太郎 | 『仮面ライダー555』 | |
村上幸平 | 『仮面ライダー555』 | |
『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』 | ||
『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』 | ||
『仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ』 | ||
『仮面ライダー555殺人事件』 | ||
和香 | 『仮面ライダー555』 | |
泉政行 | 『仮面ライダー555』 | |
溝呂木賢 | 『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』 | |
??? | 『仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド』 | |
声優 | 作品 | 備考 |
村上幸平 | 『仮面ライダーディケイド』 | |
スーツアクター | 作品 | 備考 |
伊藤慎 | 『仮面ライダー555』 | |
『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』 | ||
高岩成二 | 『仮面ライダー555』第23話 | ホースオルフェノクとの共闘時など。 |
『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』 | 菊池啓太郎変身時。 | |
水谷健 | 『仮面ライダー555』第24、25話 | 影山冴子変身時。 |
渡辺淳 | 『仮面ライダーディケイド』 | |
松岡航平 | 『仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド』 |
ゲーム
声優 | 作品 |
---|---|
村上幸平 | 『仮面ライダー555』 |
『仮面ライダーバトル ガンバライジング』 | |
『仮面ライダー バトライド・ウォー創生』 | |
『オール仮面ライダー ライダーレボリューション』 | |
『仮面ライダーバトル ガンバレジェンズ』 | |
悠木碧 | 『戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED』 |
余談
- デザインモチーフの一つはハカイダーとされている。また、シルエットで差別化を図るためにファイズとは異なる怒り肩になっている。また、ファイズ同様手足にラインが走っているのは初代1号・初代2号を意識したもの。
- 『555』の熱烈なファンで知られる庵野秀明氏もカイザのデザインを気に入っており、「顔にバッテン」という単純化された意匠に強いインパクトを受けたとのこと。
- 強化形態のない2号ライダーはカイザと仮面ライダー威吹鬼だけだが威吹鬼は強化形態になれない設定が存在していないため、最初から強化できない可能性が限りなく高い2号ライダーは現時点ではカイザのみであった。
- しかし、ネクストカイザの登場というどんでん返しが起こってしまい、威吹鬼だけが唯一強化形態を持たない2号ライダーとなった。
- 第37話ではとある事情から自暴自棄になっていた巧を発見した草加が「お前、死にたいんだってな。俺は木場とは違う……望みどおりにしてやる!!」と言ってから変身して彼に襲い掛かるシーンがあるのだが、この時の変身コードを入力する際のカイザフォンの効果音が1と3の順番が入れ替わってしまっている。本来は「ピ↓ピ↑ピ↑↑」と徐々に高くなる筈なのだが「ピ↓ピ↑↑ピ↑」と真ん中の音が一番高くなってしまっており、もし本当にこの音声通りに入力しているとすれば913→カイザではなく931→クサイ、ギリシャ文字でいうならΞ(クスィー)と入力してしまっている事になる。フォンを倒した時の「Complete」のシステム音声も省かれている上、(予め装着しておいても良かったにもかかわらず)上述の台詞を言ってからカイザギアのボックスを開けてギアを取り出し装着するという手間のかかる変身手順もフルできっちり描写している為、余計にこのミスが目立ってしまっている。
- なお、これに限らず『仮面ライダー555』は音声ミスが非常に多い。特にカイザギアは各種システム音声がファイズやデルタのものになってしまっているというミスを頻発している(逆にファイズの音声がカイザの低く加工されたものになっている事もある)。
- 草加を演じた村上幸平氏は後に『動物戦隊ジュウオウジャー』でジュウオウバードを演じた。携帯電話型アイテムで変身する点や変身し続けると死亡する点も同じ事から話題となった。
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仮面ライダー555 仮面ライダー913 草加雅人 仮面ライダーネクストカイザ
サブライダー ダークライダー 社長ライダー 怪人ライダー 女性ライダー 量産型ライダー 複数変身ライダー
○号ライダー