「帝王のベルトは……」
演:城山未帆(パラダイス・ロスト)/岡田里穂(ディケイド)
データ
身長 | 202.0cm |
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体重 | 113.0kg |
特色/力 | 軽やかな動き |
(出典:『仮面ライダーファイズ超全集 下巻』p.99、東映公式『仮面ライダー図鑑』より)
概要
映画『仮面ライダー555パラダイス・ロスト』に登場する、蝶の特質を備えた怪人。
古代ギリシャの兜に似た頭部に蝶の口吻と翅の衣装を持つ。
空中を自在に駆けることができ、劇中では口から使徒再生用の触手を伸ばす能力を披露していた。
「オルフェノクたちが地球の覇権を握った世界」を牛耳るスマートブレイン社の女性社員の1人が覚醒した姿。
スマートブレイン社の社員に成り済まして『帝王のベルト』を奪い取る為に潜入した人間解放軍の隊員たちに銃を突き付けられ脅されるも、その場で瞬時に本性を現して難なく脱出、他のオルフェノクと共に解放軍の隊員達を血祭りもとい灰祭りに上げていった。
しかし現場に解放軍の(一応)切り札である草加雅人=仮面ライダーカイザがやって来たことで事態が一変。カイザが迫って来ていることに気付かないまま解放軍を相手取っていたところに『グランインパクト』の直撃を受け、柱に激突するとそのまま灰化して絶命した。
仮面ライダーディケイド
「ファイズの世界」において、密かに巣食うオルフェノクたちの1人としてまさかの再登場を果たす(設定的には映画の個体とは別個体だが)。
第10話「ファイズ学園の怪盗」の冒頭にて、『スマートブレインハイスクール』の入学実験に落ちた女学生が変身。落第した腹いせに学園の警備員に襲いかかるも、突然現れたファイズの『スパークルカット』を受け灰化して崩れ去り絶命した。
劇場版『オールライダー対大ショッカー』でも怪人軍団の一体として登場したが、他の怪人と纏めてキバに敗れた。
余談
ファイズ放送当時は、蝶との関連性からスマートレディの正体ではないかと一部のファンから囁かれていた。
ボディはジラフオルフェノクとの兼用。こちらも女性怪人である。
篠原保氏が同じ処理でデザインしたバタフライオルフェノクを気に入ったため、『仮面ライダーキバ』のスワローテイルファンガイアの左腕はサナギをイメージしたものとなっている(『完全超悪』p.153)。