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ファイズの世界

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ふぁいずのせかい

特撮番組『仮面ライダーディケイド』及びその派生作品に登場するパラレルワールドの一つ。

概要

仮面ライダーディケイド』第10話・11話に登場する世界。

光写真館の背景ロールは「青い蝶の前に立つオートバジン」。

の役割はスマートブレインハイスクールの学生

この世界で初めて仮面ライダーディエンドが登場する。

原典との差異

第10・11話はスマートブレインの経営する高校「スマートブレインハイスクール」が主な舞台になっている。(今になってみれば3代後の学園ライダーを彷彿とさせる)

原典におけるスマートブレインの幹部だったラッキークローバーはそれぞれ学園のアイドルという扱いになり、この世界のファイズ/尾上タクミ達もこの学校に通っている。

その他、原典TVシリーズではレギュラーメンバーの他、警察組織の一部にしか知られていなかったオルフェノクの存在が世間一般に知れ渡っている。

やはりというか原典を反映してか使徒再生で殺害される描写が多い(ただし、レントゲン写真が映るという演出は省かれているが)。

なお、原典の登場人物に相当するキャラクターは尾上タクミ、友田由理、ラッキークローバーのメンバーだけであり、木場勇治に相当するキャラクターや仮面ライダーカイザなどのサブライダーは登場していない(草加雅人と思われるカイザは第4話で登場)。

登場怪人

第10・11話以降に登場するオルフェノク

余談

本作におけるラッキークローバーのメンバーの人間名にはそれぞれ色に対応する名前が付けられている。

 メイン画像の左から順に

となっている。

ラッキークローバーのモチーフになったのは『キカイダー01』のハカイダー四人衆であるが、元ネタとは違いムカデが銀、エビが赤になっている。また、原作のクロコダイルオルフェノクに当たるポジションには本作オリジナルのタイガーオルフェノクが登場する。

なお、桃だけハカイダー四人衆の名前には使われていない(ダーク破壊部隊にならピンクタイガーという怪人がいたのだが)。

また、タイガーオルフェノク=百瀬を演じた三浦涼介氏は後に『仮面ライダーOOO』にてアンクを演じている。

なお、原典と違ってこちらはセンチピードオルフェノクが死亡退場する。

また、随所に劇場版555を意識した小ネタが見られる。

ラストとなる第11話にはオーガギア、サイガギア、デルタギア、スマートバックルが登場。

この内オーガギアは海東が奪っていった。

劇場版に登場しないデルタギアが混じっているのは、S.I.C HEROSAGA『MASKED RIDER 555 EDITION -ロスト・ワールド-』において、帝王のベルトはデルタギアを元に作られたベルトとして設定されていることを意識したものだろうか。

一見、ファイズと学校は無関係に思われがちだが、スマートブレインハイスクールの元ネタはおそらく流星塾からきているものと思われる。

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