概要
門矢士が勝手に居ついており、第1話では彼の撮るおかしな写真のせいで客から苦情が寄せられていた。
内装を見る限りは古いタイプの写真館で、いつから存在しているのかは不明。
後々の展開から見て、どうもこの建物はディケイドの物語に属している様で、『光写真館という建造物の存在』として、事実上の次元転移能力を有している。(後述)
写真館の役割
本作はロードムービー形式を取っており、栄次郎、夏海、ユウスケ、キバーラの活動拠点としてだけでなく、次元を渡る際に士以外の人物を連れて行く為の移動施設としての役割を持っている。
具体的に言うと、写真館内部の背景ロールが新しいものに変わる度に、そのイラストにちなんだ世界に移動する…といったもの。
その行き先が何処なのかは背景ロールを出すまで分からない。
写真館はそれぞれの世界に転移する度に、既存の建造物を一時的に写真館として書き換える事で存在する(作中の反応から、主に喫茶店を書き換えている様子)。その為、外観も世界ごとに変わっている。
小説版
こちらでは栄次郎が登場しないため、内部のカメラを覗くことで世界を渡るという設定になっていた。
光写真館が渡った世界
ディケイド本編
世界 | 外観 |
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クウガの世界 | |
キバの世界 | |
龍騎の世界 | |
ブレイドの世界 | |
ファイズの世界 | |
アギトの世界 | |
電王の世界 | |
カブトの世界 | |
響鬼の世界 | |
ネガの世界 | |
ディエンドの世界 | |
シンケンジャーの世界 | |
RXの世界 | |
アマゾンの世界 | |
ライダー大戦の世界 |
その他
謎
ディケイドの物語を参考としてもらうが、『光写真館という建造物』の住人である祖父と孫。この二人については未だに士同様謎が多い。
夏海がどうしてディケイドライバーを見つけたのか、栄次郎のあのタフさ加減と図太い神経の由来は何なのかなど、現在でも明かされていない内容が多い為だ。
ネタバレの為詳しい記載はしないが、士は『ディケイドである』事を望まれた存在の為、世界を旅していた。
光写真館はその旅の指針となる背景スクリーン=次の行先を示す道標の役割という事を、士がディケイドとして覚醒するまで誰も把握していなかった。そもそも、転移の度に外観が変わる事について、どうも『光写真館という建造物』は一種の隔離空間的な何かであり、内装はそのままで、それぞれの世界で『写真館』という役割を持つ事で疑似的に存在しているという状況証拠があり(テレビシリーズ&映画参照)、士=ディケイドが各世界に移動した際、「これがこの世界の俺の役割の様だ」と毎回異なる役割を振り分けられている現状を見る限り、ディケイドと『光写真館という建造物』はリンクした存在、ディケイドの物語に付属する建造物であるという見解が視聴者の間で目されている。
この事から、光栄次郎・光夏海はディケイドと同様「物語がない存在」ではないかとの意見が出ている。
ジオウで士が単独転移(時間移動付き)できる現状『光写真館という建造物』がどうなっているか描写は無いが、双方がリンクしていると仮定した場合、写真館=家はどこかの次元で仕事をしながら、ディケイドだけが単独出張しているような状況になっている、かもしれない。