概要
『仮面ライダーディケイド』の第18話・19話に登場する世界。
電王の世界と同じくオリジナルキャストを多く採用しており、よりパラレルであることを強調した世界になっている。原典を意識した「和」のテイストを多く使用した演出や、初期設定である「安達明日夢の変身」を採用したシナリオなども見どころと言えよう。パラレル世界ながら、本編では出来なかった補完エピソードとして見ても程よくまとまった内容であり、とりわけ最終盤の音撃セッションはディケイド本編内でも屈指の名シーンとして名高く、ファンからの評価もかなり高いエピソードとなっている。
原典との差異
鬼とその弟子達は「太鼓」を基調とするヒビキ流、「弦」を基調とするザンキ流、「笛」を基調とするイブキ流に分かれて対立しているという設定で、イブキ流はとにかく女性の弟子が多い。
またこの世界の鬼は鬼として体を鍛え続けると、やがて体が音撃のパワーをコントロールできなくなり、伝説の魔化魍「牛鬼」に成り果ててしまうらしい。これは原作では描かれなかった「仮面ライダーのイデア」、すなわち「怪人と同じ力を持ち合わせながら、正義の心でそれを律する」ことについて掘り下げられた結果でもある。
登場怪人
関連項目
仮面ライダーディケイド 仮面ライダーディエンド 仮面ライダー響鬼