演:石橋蓮司
概要
夏海の使う「光家秘伝・笑いのツボ」を彼も使えるかは不明だが、夏海のツボ押しは彼相手には効きが弱い(数秒笑い声を上げた程度で終わってしまった)。
人物像
自分と夏海の住んでいた世界が崩壊しようと複数の世界を渡り歩くことになろうと平然と受け入れており、作中ではキバーラと親交を深めるシーンもある。
料理やお菓子作りが得意である他、彼の淹れるコーヒーは、海東大樹や小野寺ユウスケも好む。
穏やかな人格者であり、最終回では、自分のやってきたことが何だったのかと苦悩する士を「どんな旅にも無駄はないよ。どんな人生にも無駄がないのと同じようにね」と励まし、最終決戦に向けさせた。
常に笑みを絶やさない温厚な人物であるが、自分の料理にはプライドがあるらしく、ユウスケが海東の作った味噌汁を褒めた際にはユウスケに圧を掛け、これにはユウスケも堪らず「いつものに比べるとイマイチです。」と感想を述べていた。
しかし、劇場版で彼は弾けた。
『オールライダー対大ショッカー』でいきなり大ショッカー要塞に現れ、リ・イマジネーション地獄大使の前で高笑いし、どこからか飛んできたマントを羽織ってリ・イマジネーション死神博士に変身。そりゃ孫も驚くわ…
その後ビールとスルメを手に、「イカでビール……イカデビル!!」と小学生以下の駄洒落で変身。その後は他の幹部たちとともに倒されるも、ラストシーンでは何事もなかったように写真館にいた(後述するが、死神博士と光栄次郎は別人格のようだ)。
なお、本編でも死神博士の顔を持っているという伏線は張られており、大ショッカーの設定が出始めた第26話では死神博士のマントを持ち出してアイロン掛けを行っていた。
漫画版では完璧に悪役になっており、士を道具として利用していたと発言。最後はシャドームーンや地獄大使共々Jのキックを受けて吹き飛んだ。
そして『MOVIE大戦2010』では、士達が知らない間に別世界へ行き、飲み仲間として園咲琉兵衛と屋台で飲んでいたことが判明(その光景を偶然見た園咲霧彦は、栄次郎が死者蘇生事件を起こす力を持つメモリを渡された男ではないかと勘違いしていた)。彼とは互いに「琉ちゃん」「栄ちゃん」と呼び合っている。
明くる日、屋台にて琉兵衛を待っていたところ、店主からイカとビールを出され「イカでビールか」と店主の方を見るとそれはディケイドを倒したいあまり、スーパーショッカーに寝返った鳴滝だった。そして逃げ出すところをマントで包み込まれ、強制的にスーパー死神博士に再び覚醒。
そして蜂女と一緒にネオ生命体を復活させ、スーパークライス要塞による世界征服を目指す。
要塞が破壊されかけた衝撃で「死神博士メモリ」がメモリブレイクされ、本来の栄次郎の人格を取り戻し、仮面ライダーキバーラに助け出されて日常も取り戻した。(この際、キバーラが夏海であることを声と言動だけで理解していた。)
余談
石橋蓮司氏は仮面ライダー The firstに大物弁護士役として出演している。