概要
人間族のライフエナジーを喰らう魔族・ファンガイアの討伐を目的として結成された。会長は大富豪の嶋護。
メンバーが警察沙汰を起こしても揉み消せる程、各方面には顔が利くようだが、あくまで民間団体であるため、武装はZECTやSPIRITSに比べるとだいぶ劣り、携行火器くらいしかない。
しかし1986年に開発されたパワードスーツ「イクサシステム」を保有しており、これで何体かファンガイアを撃破に至っている。一方、これも民間組織ゆえの脆弱さからか、調査力には偏りが見られ、ファンガイアではない存在(ガルル、レジェンドルガ等)を把握しておらず、彼らの出現に際してはファンガイアとして一括りしようとした描写も見られた。
主要なメンバー
1986 Side
ゆりの母親である麻生茜はイクサシステムの開発チームであったが過去編の2年前にルークによってチーム全員が抹殺されている(これによる凍結でイクサは現代編に至るまでシステム・装備は不十分であった)。
2008 Side
No Side
元メンバー
- 神田博士(進化生物研究所所属、生物の特性を他者に移す技術を研究していた)
武装
ファンガイアスレイヤー
過去編に登場した蛇腹剣。普段はナイフのようなサイズだが、目的に応じて敵を薙ぎ払うムチになったりする。ファンガイアを撃破した事は無いが、キバやイクサがピンチになった時のサポートとして活躍した。設定上はブーメランスタイルも存在する。
『小説 仮面ライダーキバ』ではファンガイアを撃破できるほど威力が高い。
ファンガイアバスター
現代編に登場した武器。一見拳銃のような形に見えるが実はマイクロボウガンであり、銀色の弾丸を射出する。弾倉を変えることによりムチやアンカーガンとして使用できる。しかしながらファンガイアは結構素早いヤツが多いため、あまり当たったことが無い(キバにも素手で払いのけられている)。だが、威力はそれなりに高くライオンファンガイアを後ずさりさせる程。
『小説 仮面ライダーキバ』ではファンガイアを撃破できるほど威力が高い。
対ファンガイア用ライフル
ファンガイア用に改造されたライフルとその弾丸。現代編でもまだ試作段階の兵器であったが、嶋曰く「性能は折り紙付きでキバにも有効の筈」との事。渡がキバの正体であり、ファンガイアの血を継いでいる事を知った嶋の裁断で、キバ暗殺の為に導入される事となった。しかし、狙撃役を任された名護と恵がキバ打倒を良しとしなかった事もあり、狙撃は(わざと)失敗した。その後は健吾や嶋によって使用され、スワローテイルファンガイアを牽制したり、一般ファンガイアを撃破するなど相応の活躍を見せる。
拠点
カフェ・マル・ダムール
木戸明(演:木下ほうか)がマスターを務める喫茶店。
1986年と2008年を繋ぐ施設の一つであり、マスターの趣味からか店内では「おニャン子クラブ」などの80年代を代表する楽曲が流れ、愛犬「ブルマン」(ブルマンがお産でいない時は「さゆりちゃん」が代わりに店に来る)が飼育されている。(マスターは「山本スーザン久美子」の大ファンという設定。)
マスターが「お残しは絶対に許さない」と圧を掛ける程、コーヒーの味には自信があり、事実、コーヒーにうるさい次狼が万札を差し出したほどに美味しいらしい。残した客は最悪出禁にする事もありうるらしいが、音也はその後も足を運んでいる辺り、寛容な店なようだ。
どの年代にも共通して「素晴らしき青空の会」の拠点となっており、仕事の依頼もここで行われていて、マスターと嶋会長は顔馴染みの関係にある。
紅渡との接点は渡がニスの素材欲しさに魚の骨を盗んだ事を咎めたのがきっかけで、不用品になったテーブルをバイオリンの素材として譲ったことから彼も常連になった。
しかし、2019年頃には喫茶店「亜露麻」になっており、マスターの動向は不明となっている。
関連項目
歴代の対怪人組織・団体(太字は仮面ライダーを擁する組織):FBI 少年仮面ライダー隊 ジュニアライダー隊 CIA アンチショッカー同盟 デストロンハンター BOARD 猛士 SPIRITS G3ユニット
以降の組織・団体
ノザマペストンサービス駆除班 電脳救命センター A.I.M.S.