概要
正式名称は「特殊状況下事件捜査課」。グローバルフリーズ発生後に怪奇事件対策のために設立された部署。
警視庁の9つの内部部局の内、直接事件を扱う刑事部・公安部・生活安全部・組織犯罪対策部のいずれに属するかは不明。ただ、刑事部捜査一課に所属する追田現八郎が刑事部と彼らの連絡要員も兼ねている他、第16話では捜査二課の岬順子と合同捜査を行っている。また第5・6話で桐原英治が派遣されていたことから公安部にも特状課との連絡要員がいる模様。また、課の存廃の権限は警視総監を飛び越し東京都公安委員会が握っている。
場所は何故か千代田区霞ヶ関(桜田門)の本庁舎ではなく台東区の「久瑠間運転免許試験場」の一室にある。地下にはトライドロンのメンテナンス施設「ドライブピット」があるが、その存在は、第25話終盤までは進ノ介以外では詩島霧子と沢神りんなしか知らなかった。
また進ノ介が同課に異動した背景にはベルトさんことドライブドライバーの意向が働いており、第25話にて、進ノ介をドライブとして活動させる隠れ蓑にする為に、本願寺純に組織させたものであったことが判明。癖のある人材も蓋を開けてみれば、進ノ介を含めほぼ大半がクリムの息がかかった者たち(連絡要員である現八郎を除けば、クリムと関係なく入ってきたのは究1人だけという構成)であった。
第37話にて遂にこれまでの功績が認められて刑事部の課の1つとして正式に活動できるようになったことが本願寺課長の口から明かされ、これまで苦労を共にしてきたメンバーの皆を沸かせた。
また、それに伴って正式名称も「警視庁『刑事部』特状課」になった。ただ、ドライブピットを現在の特状課の地下に作ってしまっている為、本庁へのお引越しは認められなかった。
第47話にて、ロイミュードとの戦いが終結したため活動休止となり、解散を迎えた。
解散後はロイミュードとの戦いを経て得た経験から、各々が躍進を遂げている。
平成2期の仮面ライダー及びバックアップ組織は活動範囲がかなり狭い傾向にあるが(特にWと鎧武)、特状課の活動範囲はかなり広く、久瑠間市のある台東区以外にも、大田区(第5話)や警視庁のある千代田区など他の東京23区に赴くこともある(台東区には海がない為、海の映るシーンでは台東区外に赴いている可能性もゼロではない)。
メンバー
協力者
- 詩島剛 / 仮面ライダーマッハ 詩島霧子の実弟。警察官ではないが頻繁に課に出入りしている。
- チェイス / 仮面ライダーチェイサー 仮面ライダーとなった後は課に顔を出すことが多くなった。
- 仁良光秀 警視庁捜査一課長で追田の上司。当初は特状課を島流し部署として見下していたが、真影壮一に切り捨てられて以降、特状課に協力するようになる。しかし…
- 照井竜 / 仮面ライダーアクセル Vシネマ「仮面ライダードライブサーガ 仮面ライダーチェイサー」にて邂逅。警視庁と捜査管轄を接する風都警察署の、ガイアメモリ犯罪を追う超常犯罪捜査課の課長であり、ちょうど管轄の境界線上で倒れていた男を巡って、特状課と捜査権で揉めていたが…。なお、捜査権で揉めてはいたものの、仮面ライダードライブであることを公表していた進ノ介個人には同じ警察官ライダーとして理解ある対応をしている。本編では一切その手の描写がなかったが、警視庁に『「現状の捜査セクションでは対応が不可能な超常犯罪」の専用対応部署』という概念をぶち上げ認めさせ、自身が責任者として風都市に出向した挙句ちゃんと成果を挙げた彼の存在が特状課の設立に当たって大きく助けとなる前例であった可能性は高い。
関連タグ
仮面ライダー部:こちらも解散後に部員それぞれが躍進を遂げている。
平成二期ライダー活動拠点