概要
如月弦太朗が野座間友子から聞いた『仮面ライダーの都市伝説』をヒントに、天ノ川学園高校をゾディアーツの魔の手から守るため、歌星賢吾(第11話まで存在を認めていなかったが第12話で正式加入)、幼馴染の城島ユウキと共に(勝手に)結成した部活(というかほぼ秘密組織)。
でも弦太朗が衆人環視下でも躊躇わず変身するため機密管理は非常にザル。
……流石に教職員のいる場で軽々しく部の名前を口にはしないけど。
月にあるラビットハッチを拠点とし、天井には弦太朗自作と思われる旗が飾られている。
主な活動はゾディアーツ絡みと思われる事件の捜査、アストロスイッチの開発。ゾディアーツ事件の被害者達の相談にも乗る。
最終決戦後は「宇宙仮面ライダー部」に改名した。
弦太朗が天高の講師になった後日談にあたるMOVIE大戦アルティメイタムでは、平和になった学園に現れた新たな脅威に立ち向かうために再集結している。
ちなみにメイン登場人物の名前は仮面ライダーシリーズの主人公から取られている。
『仮面ライダージオウ』第5話にも登場。
ジオウの舞台が2018年のためアルティメイタムのメンバーも存在するが、すでにフォーゼのアナザーライダーが誕生しており、一時的にも倒せていなかったため、都市伝説としての仮面ライダーを調べている部活となっている。そのためか名称は改名されておらず、ジオウとゲイツが初めて見た仮面ライダーとなったようだ。
ちなみに本人は直接の登場こそしていないが、作中のセリフや一部シーンの描写から、こちらの歴史でも如月弦太朗が二代目顧問となっている様子。
仮面ライダー部の旗
ラビットハッチの天井中央に貼られている仮面ライダー部のシンボル。
『つかむぜ、宇宙!!仮面ライダー部』の文字とフォーゼの顔マーク、その下には『KRC-AMANOGAWA HIGH SCHOOL-』と言う文字が書かれている。(KRCのみ太字)
(この旗はオープニングやSHTの冒頭でも度々登場している)
ガンバライドにおいてはこの顔マークがフォーゼのライダーズクレストになっている。
このマークは他に賢吾が持っている通信カバンにも確認できる。
また旗だけではなく所属メンバーがメインのイラストにもこのタグが使われる。
メンバー
如月弦太朗(創設者。フォーゼ変身者=メイン戦闘員⇒二代目顧問(5年後))
城島ユウキ(部員1号。戦闘サポート補佐担当。美羽の卒業後は2代目部長に)
歌星賢吾(所属及び部の存在を断固否定したが(12話前半までは一応)部員2号。ツール整備&戦闘指揮担当)
風城美羽(部員3号。部長を自称していたが、作中の描写から見るにほぼ正式に部長として認識された模様。卒業後は会長として隼共々在籍、最終決戦後に完全に卒業)
JK(神宮海蔵)(部員4号。捻じ曲がった根性を鍛え直すために強制入部。人脈を活かしての情報収集担当。隼の卒業後はパワーダイザーサブパイロットも兼任)
大文字隼(部員5号。有り余る体力からパワーダイザーのパイロットとして立候補、他にないほどの天職である事が判明。卒業後も美羽共々在籍、最終決戦後に完全に卒業)
野座間友子(部員6号。PC関係の諜報活動担当。公式では一応勘が鋭い霊感少女となっている)
朔田流星(当初は見習い部員扱いだったが、第32話の出来事正式に部員7号&メイン戦闘員2号に。最終決戦後は昴星高校に戻る)
黒木蘭&草尾ハル(部員8号&9号。ハルがラストワンのダメージで弱っているため、回復するまで仮入部扱いだったが最終決戦後二人とも入部)
大杉忠太(まさかの顧問(初代)。部が校則に抵触しないようにと彼なりに配慮して名乗りを上げた(弦太朗とユウキ以外からはあまり歓迎されていない))
大木美代子(5年後の宇宙仮面ライダー部唯一の部員)
近藤大太&根津誓夫(『仮面ライダージオウ』での仮面ライダー部の部員。ちなみに、大木美代子が登場した『MOVIE大戦アルティメイタム』では「怪人同盟」の一員。登場していないが、他の2名も仮面ライダー部に入部した可能性が高い。)
年度 | 1年生 | 2年生 | 3年生 | 顧問 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
2011 |
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| 『フォーゼ』第26話まで | |
2012 |
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| 『フォーゼ』第27話から |
2013 |
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2014 |
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| |||
2015 |
| ||||
2016 |
| ||||
2017 |
|
| 『MOVIE大戦アルティメイタム』 | ||
2018 |
|
| 『ジオウ』第5話 |
余談
部員の名前は仮面ライダーシリーズの主人公から取られたという説があったが、弦太朗・流星を除く6人の部員については雑誌などの媒体で正式に由来が語られ、正しいことが証明された。キャラクター設定などは元ネタになったキャラクターを思わせるものも多い。
- 歌星賢吾:仮面ライダー1号こと本郷猛のアナグラム。賢吾は頭脳派であるが、元ネタとされる本郷もIQ600の天才である。
- 大文字隼:漢字の「大」を「一」と「人」に解体すると仮面ライダー2号こと一文字隼人となる。また、2号は力の2号との異名を取るが、隼もパワーダイザーに搭乗するなど戦闘要員として活躍。キザな所もオシャレな一文字隼人に通ずる所がある。
- 風城美羽:仮面ライダーV3こと風見志郎のアナグラム。取り巻きの名前もV3の登場人物から取られている。
- 城島ユウキ:ライダーマンこと結城丈二から。ユウキは宇宙飛行士に憧れる少女だが、元ネタと思われるライダーマンは皮肉な事にロケットに乗って死亡した(どっこい生きていたが。)
- JK(神宮海蔵):仮面ライダーX:こと神敬介のイニシャルから。なお、本名は深海開発用改造人間「カイゾーグ」から。なお、親友のあだ名がゴッドだったりする。
- 野座間友子:野座間は仮面ライダーアマゾンことアマゾンの逆読み(「AMAZON」→「NOZAMA」)。友子の部分は「マサヒコ、アマゾン、トモダチ」からと思われる。なお、後の作品で野座間の名を冠する組織が登場したわけだが、それはまた別の話。
以下、推測の域を出ないもの
- 如月弦太朗:城茂こと仮面ライダーストロンガーのアナグラム? なお、城茂はアメフト部に所属していたが、弦太朗もアメフト部所属であった隼との関わりがある。また、フォーゼはストロンガーと同じく電気を操る形態に変身が可能。余談だが、アナグラム次第では偶然にもAGITOやKUGA(キー入力もカウントした場合)にもなる。
- 朔田流星:ローマ字に変換してアナグラムをすると「SKY」スカイライダーとなるという指摘がある。だが、拳法をやっている点では仮面ライダースーパー1に近い。なお、偶然にもアナグラムをするとryukiにもなってしまう。
- 大杉忠太:仮面ライダースーパー1こと沖一也のイニシャルOと演者である高杉俊介の名字から杉をとって大杉としたという説がある。
- 黒木蘭:南光太郎こと仮面ライダー「ブラック」からか?偶然と思われるが、彼女の変身するピスケス・ゾディアーツ=魚座の大アルカナは「月」である。
…あれ?ZXは?
ちなみに主人公以外からのネーミングとして…
- 草尾ハル:仮面ライダースーパー1に登場する、仮面ライダー部の先輩ともいうべき「ジュニアライダー隊」の隊長「草波ハルミ」から。彼のみ、主人公からのネーミングではない。一応、元ネタの人物と彼の名前を組み合わせてアナグラムすれば村雨良っぽい名前にはなる。(yやeなど足りない文字があるので無理があるが)
以下は漫画『イナズマン』に登場するキャラクターから。
- 大木美代子:『イナズマン』に登場するミヨッペから。
- 近藤大太:『イナズマン』に登場するコング大王から。
- 根津誓夫:『イナズマン』に登場するチカメネズミから。
関連イラスト
関連タグ
少年仮面ライダー隊ジュニアライダー隊:この組織の大先輩である。
トロピカる部:プリキュアの関係者のみ所属している新しく立ちあげた部活。最初は「プリキュア部」という名前を考えていた。
五星学園学園防衛部:同じくヒーローとその関係者で構成された部活。こちらは第1話で既に立ち上げていたが、当初は部員が足りず生徒会から廃部を通告されていた。