「いやぁ、やっぱりALFLEXは素敵だ!宇宙往還機の自動着陸技術を実証させたこの機体!
ここのカーブとかたまらないなぁ!この計算し抜かれた曲線…可愛い!」
演:清水富美加
概要
天ノ川学園高校の2年B組(4月以降は3年B組)生徒。
歌星賢吾のクラスメイトで数少ない友人である。如月弦太朗とは幼馴染で彼を「弦ちゃん」と呼んでいる。
放課後はJAXAに入り浸るほどの宇宙マニア(後述するクイーンフェスの事もあってか学園では意外と知られていた)で、それ故学園ではギーク(オタク)に分類されている(第1話でJKと風城美羽、第5話で大文字隼がそう呼んでおり、第17話では野々村公夫に「宇宙オタク」と言われていた)。そのためか不明だが、やたらと様々なコスプレをする機会が多い。中でもはやぶさがお気に入りらしく、自作のコスプレ衣装やぬいぐるみ「はやぶさくん」を作成する程である。
また、賢吾や弦太朗ほどではないが彼女も問題児の部類らしく(第21話で速水公平が発言)、日曜日に補習を受けていた。因みに学校の成績は悪くないが良くもない普通レベル。
他人に辛辣な賢吾からも信用されているらしく、
フォーゼやゾディアーツの事についてもほぼ熟知している。フォーゼをサポートするフードロイドのアイデアとデザインはユウキが担当している(作成するのは賢吾)。
一角獣座を知っているなど宇宙マニアだけあって星座には詳しいようである(そのためか同学年で天文部部長の牧瀬弘樹に無理やり天文部部員扱いにされていた)。
天高に入学した理由は天高の理事長で宇宙飛行士の我望光明に憧れた事がきっかけ。
因みにラーメンの好きな味は味噌味。
第43話では外国のコスプレが趣味の両親が登場している。
OSTO Legacyから支給された作業服にはウインチスイッチ、ウォータースイッチ、ビートスイッチのマークが、フライトジャケットにはファイヤースイッチ、コズミックスイッチ、コズミックスイッチのマークがデザインされており、うち二つは名前の由来になった結城丈二ことライダーマンの武装が元ネタだろう。
主な行動
- 第1話:病弱で戦えない賢吾の代わりに、弦太朗をフォーゼにする。
- 第2話:終盤、弦太朗と2人で「仮面ライダー部」を設立する。(賢吾は第12話まで認めていなかったが、間接的には部員状態になっていた)
- 第3話:クイーンコンテストにはやぶさ君のコスプレで登場。その魅力を語る。(尚、第4話にてあろうことか4票入っていた事が判明する…ただし自身、弦太郎、賢吾、友子の関係者の票であった)
- 第4話:仮面ライダー部に入部した風城美羽と火花を散らす。
- 第5話:野座間友子によって昼食のエビフライに納豆をかけられる。意外とイケた。
- 第7話:弦太朗や賢吾共々3人揃って日曜日の補習を受ける。
- 第8話:大文字との和解で補習の原因が不明な最後の一人となり、図書室に自前の宇宙関連書籍を混入し、宇宙ブーム到来を画策していた事を自白。何故かその時スペースシャトルの被り物着用。
- 第11話:牧瀬にストーカーばりの嫌がらせを受けていた事が判明。ラビットハッチから出る所を大杉忠太に発見され(その場は大文字により回避できたが)自らの失敗で入口のロッカーを大杉に処分されてしまう。ロッカーは牧瀬が変身したピクシス・ゾディアーツの能力で発見できたが転移
- 第12話:ゾディアーツ事件に奔走する弦太朗達の代わりに賢吾を救出するため理事長に宇宙ロケットを飛ばすように頼み込むが、風城美羽に仮面ライダー部の存在を知られてしまうと止められる。その後月から帰れなくなり自暴自棄に陥っていた賢吾を必死に説得、友子のお陰で無事ロッカーを発見し仲間と共に賢吾を迎えにいく。(このシーンはOPラストでメンバーが記念撮影をするシーンとリンクしている)
- 第15話:仮面ライダー部のクリスマス会を計画中にグリークラブにスカウト。喜んで参加するがお馴染みの「はやぶさくんソング」を曲目に入れないと嫌だといい、当然ながら弦太朗を除く周囲は一瞬ドン引きしたがいざ歌ってみると意外に高評価。しかしその歌が汚くて耐えられないと言われ美術部の元山が変身したペルセウス・ゾディアーツに狙われる。駆けつけた弦太朗によってゾディアーツは倒されたが…
- 第16話:本番で「はやぶさくんソング」を歌う際またまたはやぶさ君の格好で登場。以外にもノリが良かったのが受けたのか園児たちは一緒に歌って踊るの大喜び。この事が元山を改心させるきっかけになった。
- 第18話:大杉による試験の最中リンクス・ゾディアーツとダスタードの襲撃を受けるが、ダスタード相手に賢吾共々何とか善戦する(倒すには至らなかったが)。
- 第21話:新しく2年B組の担任となった宇津木遥との進路指導でスペースシャトルの被り物をして自分の進路について、宇宙飛行士になるには航空宇宙工学を学ぶ必要があり、留学も考えていることを熱く語る。
- 第22話:宇津木が顧問となったキックボクシング部に弦太朗や友子と参加し、友子と練習をするが友子に圧倒される。
- 第23話:3学期の期末テストの成績は66点だった。
- 第24話:ヒーローに憧れるも困っている人に声をかける度胸が無い江口規夫に人助けをさせる為、小学生の格好をして江口の気を引く(ライダー部総出で行われており他の部員も様々な変装をして臨んでいた)。
- 第25話:美羽が天高を卒業する事になり、ライダー部2代目部長になる。
- 第27話:弦太朗の自宅で自作の料理「宇宙鍋」を披露する。
- 第33話:弦太朗に思いを寄せているクラスメイトの高村優希奈に無理やり協力させられる。この時映画村で魚屋のコスプレをしていた。
- 第34話:京都の大文字焼から、火だるまになった大文字隼を連想する。
- 第35話:天高で流行っているラジオに影響され、賢吾や友子とバンドを結成する。しかし楽器の腕前は今一つであった。
- 第37話:宇宙飛行士選抜試験を他のライダー部員達(弦太朗、賢吾、流星、友子)や牧瀬、エリーヌ須田、杉浦雄太達と共に受ける。筆記試験はボーナス問題によって合格するが、閉鎖環境耐久テストの後のロボット組立て試験で、ロボットのカメラアイを隠した疑いを持たれる。
- 第38話:最終試験で杉浦と同じチームになるが、杉浦が目を離した隙にエリーヌが変身したアクエリアス・ゾディアーツに襲われ負傷する。しかし弦太朗から真実を聞かされたエリーヌによって治療され、エリーヌや賢吾、杉浦と共に試験に合格し宇宙特待生の資格を得る。
- 第41-42話:ヴァルゴ・ゾディアーツの襲撃を受け、自分の夢を叶える為暫くの間戦線を離脱するも、後に復帰する。
- 第43-44話:天高の至る所で迷惑行為を行った疑いをかけられる。詳しくは後述。
- 第46話:意識を失い倒れた賢吾を彼の自宅で看病する。特製・宇宙お粥…ではなく普通のお粥を作ってあげた。
- 第47話:宇宙へ旅立つ賢吾へ泣きながら歌を贈る。
- 第48話(最終話):賢吾から渡された手紙をライダー部の前で涙ながらに読み上げる。
- MOVIE大戦アルティメイタム:夢を叶えて史上最年少の宇宙飛行士になる。
備考
そのためか初期の頃は風見志郎が名前の由来の美羽との絡みが多かった。
なお、合唱部メンバー3人の内「阿部」と「片桐平」は、ヨロイ元帥に処刑されかけた結城を救い、カマクビガメに殺されたデストロン白戦闘員の名から。
原案時には「宇宙についての知識が豊富な人物」ということで理知的な女性として描かれていたのだが、城島ユウキを演じる清水富美加の明るく元気な雰囲気に合わせて性格を変更。現在のアホの子もとい明るい宇宙オタクキャラとなった。
因みにユウキの父親を演じていたのは前作で真木清人を演じた神尾佑氏だった。外国のコスプレも前作のオマージュと思われる。
関連イラスト
関連タグ
仮面ライダーフォーゼ 天ノ川学園高校 仮面ライダー部 フードロイド
終盤で明かされた真実
※第43話以降のネタバレを含む為、記事の閲覧には注意
第43話でユウキの「宇宙からの声が聞こえた」という言葉を真に受けた我望がリブラ・ゾディアーツに確認させると双子座の資質があった。(第38話において我望がホロスコープスの資質を持つ生徒を探す為に行われた宇宙飛行士選抜試験では、リブラの超新星・ラプラスの瞳に杉浦以外は反応しなかった) 詳細は→ジェミニ・ゾディアーツ 闇ユウキ
ユウキは顔が闇ユウキの白い仮面で覆われた上長時間経つと消滅するという危機にさらされてしまう。
第44話では記憶が消えかけ、仮面ライダー部に偽物扱いされた混乱の末、自らジェミニとなりフォーゼと戦闘し、全凶装備(クロー、チェーンソー、スパイク、シザース)したフォーゼにリミットブレイクされる。いくら偽物に見えたからってやりすぎやで…