「俺の爪は貴様で研いでやる!」
詳細
天ノ川学園高校の学園ヒエラルキーでガリ勉に属する2年生・野々村公夫がゾディアーツスイッチを押して変身した山猫座の下級ゾディアーツ。天高で成績の良い生徒を狙って行動を起こした。
身体のバネを生かしたクロックアップ並の素早い動きと両手の爪を武器としている。
サボりが多いにもかかわらず学年トップの成績を誇る歌星賢吾に野々村は激しい劣等感を抱いており、それがゾディアーツスイッチに手を染めた原因と思われる。速水公平曰く、「追い込まれる程伸びるタイプ」らしい。
成績が良い生徒は妬んで襲撃、悪い生徒は「馬鹿と付き合うと成績に響く」として嫌う自分勝手で自己中心的な性格である。
外見
身長225㎝、体重174㎏。
紫の鎧を着た白い山猫の怪人。右肩から左膝にかけて山猫座のコア、左胸と右膝には猫のような黄色い眼がある。
備考
モチーフである山猫座は本来「山猫のような目でないと見えない星座」という意味らしく、星座自体は山猫の形をしていない(ウィキペディア参照)。
ガリ勉故か頭は良い筈なのだが、始業のチャイムを聞いて逃走したり爪を研ぐ癖が変身前後も見られて如月弦太朗に正体を看破されたり、自分に手出し出来ないよう人質を取る時何故か女子生徒ではなくJKを人質にするなど、どこか抜けた一面も見せていた。
戦闘時は猫のような唸り声をあげているが、無論野々村を演じた山崎将平氏が声をあてている。
山崎氏は平成二期第9作第1話、第41話でも怪人を演じた(初見では同一の演者と気付かないかもしれない)。
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結末
※第17-18話以降のネタバレを含むため、記事の閲覧には注意
正体発覚後ラストワンのスイッチで変身、JKを人質に取りフォーゼを変身解除させるも仮面ライダーメテオに倒される。だがスイッチの状態から復活、メテオの助けもありその場は逃走。
その夜スイッチを提供したリブラ・ゾディアーツと接触し、新たなホロスコープスになるためリブラが出現させたダスタードを引き連れて翌日テスト中の天高を襲撃した(その時「もう試験に縛られる事は無い」と発言しており、もはや目的が本末転倒になっている)。
フォーゼとの再戦時は逃走するもホイールモジュールからは逃げ切れず、最期はエレキステイツ単独によるライダー電光ドリルキックを受けて爆散、排出されたスイッチもオフにされて消滅した。
第24話では回想で登場。この時の戦闘が江口規夫にフォーゼへの羨望を持たせるきっかけとなった事が判明する。
第29話でも登場している(但し朔田流星の夢であり、すぐメテオに倒されてしまった)。
野々村のその後についてはTV本編では不明だったが、劇場版で再登場した。パラシュートスイッチを受け取りフュージョンスイッチの完成に協力しており、以前よりは性格の改善が窺える。