Elek
賢吾「使えるのか!?」
弦太郎「ああ。コツは掴んだ!」
Elek On
弦太郎「クセがある奴は、捻くれてひん曲がった部分も含めて、受け入れる!
そうすりゃ···!」
美羽「うわっ!黄色になった!ちょっと趣味かも〜」
「このパワー!シビれるぜ!」
概要
仮面ライダーフォーゼの派生形態。初登場は第6話。
フォーゼドライバーにアストロスイッチナンバー10「エレキスイッチ」を装填して変身する。
通常のアストロスイッチよりも強いパワーを持つエレキスイッチの効果により、各部は電気エネルギーに対応した形状や機能を獲得した。
エレキスイッチ初使用時は右前腕部だけが変化し、それ所か電気エネルギーの逆流により敵諸共感電してダメージを受ける有様であった。後に弦太郎の「捻くれた部分も含めて受け入れる!」という心意気により完全なステイツチェンジが可能となった。
上記の通り、美羽お気に入りのステイツでもある。
スペック
身長 | 200cm |
---|---|
体重 | 97kg |
パンチ力 | 2.1t |
キック力 | 6.3t |
ジャンプ力 | ひと跳び20m |
走力 | 100mを5.8秒 |
ベースステイツよりも走力が向上しているが、他の数値は据え置き。
専用モジュール「ビリーザロッド」を使用した近接戦闘で本領を発揮するが、ロッドの特殊攻撃により遠距離の相手にも対応できるのが強み。初変身となったユニコーン・ゾディアーツ(ラストワン)との戦いではフェンシングを得意とする相手にビリーザロッドのリーチと電撃によるノックバックを駆使して渡り合った。
後続のファイヤー、マグネットステイツは共に遠距離型のため、最強形態が登場するまで唯一の近接型ステイツであった(ステイツチェンジしない近接用モジュールなら他にもある)。
右腕を中心にほぼ全身が変化したが、左前腕と両脚回りは変わっていない。
右前腕部は過電流状態となるのを防ぐため、電熱として大気中へと放出するパンタグラフ型の安全装置「アースベイスメント」を装備。手部はパンチと同時に電流を流し込む強化装甲「スパークナックル」に覆われ、指元は電気伝導率の高い金属繊維によって電流のロスを最小限に抑える「コンデンサーグローブ」へとアップデートされている。
胸部から肩部には新たにでんでん太鼓のような「ボルトラムチャージャー」を計6基装備。エレキスイッチから得られる電気エネルギーを一時的に蓄積する装置で、3000kW近くの蓄電が可能。金色の外装部「グラストリックガーメント」は絶縁体の特殊ガラス繊維を層状に重なったもの。間に電気を封じ込め全身に巡らせている。
頭部外装「イオニックトップギア」は電気の逆流を防ぐために電場を発生させており、その影響で表面が金色が変化。側面の感覚センサーはベースステイツではウイング型だったが、エレキではパンタグラフ型の「エレクトロシャンク」に変っている。
複眼レンズ内蔵の視覚センサーは、磁場の乱れを防ぐフィルター層が追加された結果青い「ゲージバイザー」となった。
ツール
エレキスイッチ
他のアストロスイッチと異なり金色で統一された外見が特徴で、見た目は旧式のブレーカースイッチを模したものになっている。
仮面ライダーメテオがメテオドライバーで使うと、腕や足に雷撃を纏った攻撃が可能となる。
ビリーザロッド
エレキスイッチ起動時に出現するロッド型フォーゼモジュール。
3つのコンセントを搭載した片手サイズの棍棒で、専用のプラグの装填箇所に応じて内部回路が切り替わり、「電流を帯びた打撃攻撃」「電光弾の放出」「電磁ネットの発射」という3タイプの電撃攻撃を使い分けることが可能。
名前はビリビリする棒(ロッド)+ビリー・ザ・キッド。
なお、エレキスイッチをオフにするとエレキステイツの変身は解除されるので、エレキステイツが使用できる○対応モジュールはビリーザロッドのみ。
これはベースを除いた他のステイツも同様である。
必殺技
ライダー100億ボルトブレイク
プラグを左側のコンセントにセットしたロッドでリミットブレイクして発動し、敵をロッドで直接切り裂く。
ライダー電気ショック
ウインチモジュールのワイヤーにロッドを当てて電撃を流し込む技。
ライダー電光ドリルキック
ドリルモジュールに雷気を纏わせて敵を貫くキック。
この時のリミットブレイクはベースステイツの時と同じくベルトのレバーを引いて発動する。
ただしこの形態ではロケットモジュールを装備出来ない為、加速を付けるにはパワーダイザーにブン投げて貰うなどの工夫が必要。
ライダー100億ボルトシュート
ロッドから電気の斬撃を飛ばし、離れた距離の敵も真っ二つに切り裂く。プラグが上側のコンセントに刺さった状態でリミットブレイクすることで発動。
仮面ライダーメテオのリミットブレイクと同時に使用した事もある。
ライダー100億ボルトバースト
右のコンセントにプラグを刺した状態のリミットブレイク。電気を纏ったロッドを地面に刺し、電撃を周囲に飛ばして広範囲の敵を攻撃する。
エレキ・ジャイアントフット・スタンパー・ウインチ・リミットブレイク
劇場版にて使用。ウインチモジュールで片方の敵を拘束しながら、もう一方にスタンパーモジュールで蹴り込んだスタンプ印を爆発させつつ強化されたジャイアントフットモジュールの一撃を放つ。
ライダー100億ボルトブレイクダンス
ファイナルステージにてJK(ジェイク)の変身したエレキステイツが使用。
ブレイクダンスの動きで敵に電撃を浴びせる。
ビリーザロッドでのリミットブレイクだが、ロッドはフィニッシュでのみ使用している。
余談
- デザインモチーフは雷様。またマスク形状やボディの光沢あるゴールドから月面着陸船・イーグルも彷彿させる。
- 実際、スーツに使われている黄金の生地は人工衛星などの外装に用いられるサーマルブランケットをイメージしたもので、意図的に皺が寄るように造形されている。
- 『FMCS02 仮面ライダーフォーゼ エレキステイツ』の作例ではチェーンソーモジュール、カメラモジュール、ホッピングモジュール、『S.H.Figuarts 仮面ライダーフォーゼ エレキステイツ』の作例ではシザースモジュールやビートモジュールを使用している(どれも劇中では未使用の組み合わせである)。
関連タグ
仮面ライダーフォーゼ フォーゼ アストロスイッチ パワーダイザー