ライダーロケットドリルキック
らいだーろけっとどりるきっく
『ROCKET』
『DRILL』
『LIMIT BREAK』
「ライダーロケットドリルキーーック!!」
右腕にロケットモジュール、左足にドリルモジュールをセッティングして放つえげつない飛び蹴り。破壊力は15トン。
今までのライダーキックとは異なり空中で方向転換が可能なのが特徴だが、ロケットの推力が高いため停止が難しいという弱点がある。無論、慣性の法則で地面に刺さる為、回転が収まるまで弦太郎は回ったままである。
「仮面ライダーフォーゼ」を自称するようになったのは第2話終盤なため、この技名が登場するようになったのも第3話以降である。
仮面ライダー平成ジェネレーションズFINALではコズミックステイツの状態で使用された他、フォーゼ魂やディケイドフォーゼといったレジェンド形態も使用できる。
- ロケットドリルキック
第1話で使用した前身となるロケットとドリルのキック。
内容は同じだが、この時はまだ野座間友子から『「仮面ライダー」という都市伝説』を教えられる前だったためこの名称になっている。
「仮面ライダーフォーゼ」を自称するようになってからは接頭辞の「ライダー~」付きに改名された。
パワーダイザーとマシンマッシグラーを使って敵を宇宙空間まで運んで放つロケットドリルキック。空気抵抗が無い為か、破壊力は45トンにまで上昇する。
エネルギーが蓄積されたゾディアーツを地上で撃破すると周囲に被害が出る可能性があるため、宇宙空間に運ぶ事で安全に撃破するのである。
これも初回時は「ロケットドリル宇宙キック」と呼称していた。強化版の「ライダーロケットドリル大宇宙キック」もある。
- ライダー電光ドリルキック
エレキステイツで放つドリルキック。
エレキスイッチの電気エネルギーを纏ったドリルモジュールで敵を貫く。
ステイツと特性上ロケットモジュールが使用できないため、高所から飛び降りる、パワーダイザーに投擲して貰うなどの工夫が必要。
- ファイヤードリルキック
ファイヤーステイツで放つドリルキック。
ヒーハックガンの炎を纏ったドリルモジュールで敵を貫く。
『MOVIE大戦アルティメイタム』にて使用し、ドリルウィザードリングを使用した仮面ライダーウィザード フレイムスタイルの飛び蹴りとの合体技ダブルファイヤードリルキックを放った。
- 青春銀河大大大ドリルキック
レバーを追加で3回入力して発動した強化ロケットドリルキック。
最終回で使用し、平成ライダーとしては当時異例の基本フォームでの最強の敵の撃破を成し遂げた(電王・ソードフォーム以来2例目)。これを皮切りに同様のケースが増えている。
- ただでさえ「ロケットで加速して回転するドリルで敵を貫く」という大切断ばりにエグい技ではあるが、ガンバライジングでは「さんざんほかのモジュールで痛めつけてから放つ」、スーパーヒーロージェネレーションでは「ライダーロケットパンチで空中に運び、眼下の街が広がるほど上空まで押し上げてから打ち落とすように放って地面に叩きつける」という表現になっていた。ゾディアーツからしてみればたまったもんではなかろう。
- 実はロケットドリルの組み合わせは弦太郎が偶然見つけたもの。
- オリオン・ゾディアーツとの初戦でロケットモジュールで空中へ飛び上がった弦太郎が、目に止まったドリルスイッチを起動し、エンターレバーを稼働した事で発動したのが始まりである。よって、ドリルスイッチの本来の使い方ではないと思われる。