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サジタリウス・ノヴァ

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さじたりうすのゔぁ

仮面ライダーフォーゼに登場する怪人・ゾディアーツの一体「サジタリウス・ゾディアーツ」の進化形態。本作のラスボス。

月面の塵と消えろ…コアチャイルド!!」

概要

超新星によって変貌したサジタリウス・ゾディアーツキャストオフもとい究極進化形態

超新星の発動後、燃え盛る太陽をバックに全身の装甲が弾け飛ぶ形で変化するその様は、ヴィランでありながらヒーロー顔負けのカッコよさを誇る。

曲がりなりにも馬の要素があった通常の姿から一転して、武器である弓矢や装飾を取り払ったシンプルな真紅のボディが目を引く。そのシルエットはさながら伝説のヒーローのようでもある。

体を構成する星は射手座に倣っているわけではなく、ホロスコープスと同じ12個(頭の目はカウントしない)。加えて中心となるコアは背中にあり、アストロラーべに酷似した形状を持つ(ホロスコープスのクロークにも確認できる意匠である)。

ただでさえ強い(最強形態のライダー2人を相手に互角どころか大苦戦させた)サジタリウスが更なるパワーアップを果たしただけにその力は凄まじいが、ダークネビュラを開いている間、攻撃力がゼロになる点は変わっていない。

主な攻撃手段は、通常時と同様にコズミックエナジーを収束したを放つ(弓を引くような動作で放つ)だけでなく、全身に太陽のようなコズミックエナジーを纏い、自身を「矢」としての飛び蹴りを放つのも可能で、特にこのキック攻撃は通常時では破れなかったコアスイッチのバリアを破る程の威力を誇る。

派生作品

スーパーヒーロー大戦GP

歴史改変された世界におけるショッカー幹部として登場。こちらも今までのお祭り作品のゾディアーツ同様、イマジンオルフェノクのような単なるモンスターとして描かれている。今までのライダーがショッカーライダーとして登場する本作に於いて通常時の姿ではなく、ライダーに似たこの姿で登場している辺り、ショッカーの悪意が感じられるところだ。

終盤では仮面ライダーゼロノスゼロフォームと戦い、彼のスプレンデッドエンドで倒された。これはゼロノスのモチーフである夏の大三角と同じく、射手座が夏の夜空に輝く星座である点と、未来の桜井侑斗の恋人となる野上愛理の経営するカフェの店名が『ミルクディッパー』(射手座を構成する南斗六星)から来たネタだと思われる。ついでに言及すると、未来の桜井侑斗は天文学者でもあったりする

また、中の人ネタからか橘朔也の変身した仮面ライダーギャレンにぶん殴られている。更にライダーレボリューションではギャレンとの専用の掛け合い(通常態との掛け合い)があり、そっくりさんが従順な態度を取っていたのに対し、やたら反抗的な態度を取られていた

仮面ライダーゴースト 伝説!ライダーの魂

フォーゼ編にて登場(前話となる第3章で台詞はないが、カメオ出演している)。声は当時と同じく鶴見辰吾が担当する。

劇中ではスペクターと対峙し、彼の事を「自分と同じ、目的の為に手段を選ばない孤高の存在」と評している。

ゴーストの加勢に徐々に押され、最終的にフォーゼ魂のライダーロケットパンチからのライダーロケットドリルキックで倒されるが、倒される直前に「それでいい……人との絆が、人を強くする……!」と、本編の最終回を踏まえたかのような台詞を残している。

ロストヒーローズ2

本作でもサジタリウスの覚醒形態として登場。

余談

デザインは塚田Pから「仮面ライダーサジタリウスのつもりで」とオーダーされたが、最初に提出されたものがアナザーアギトに近いものであり、最終的にアクションとの兼ね合いから『サジタリウスを軽量化して仮面ライダーっぽくする』コンセプトに落ち着いた。

なお、通常時の頭が馬の頭蓋骨をモチーフとしていたのに対し、こちらの形態の頭部がバッタモチーフになっているが、結果として『スカルマン』の企画が『仮面ライダー』の企画へと変わった経緯を踏襲する形となった(以上、出典:2012・ホビージャパン出版『麻宮騎亜 仮面ライダーフォーゼ デザインワークス』P69ならびP107より)。

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