CHARGE & UP
「最初に言っておく、錆びても強い!」
概要
桜井侑斗がゼロノスベルトと「赤のゼロノスカード」を使って変身する仮面ライダーゼロノスの最強フォーム。姿はアルタイルフォームと同じだが全身が赤錆色のオーラアーマーで覆われているのが特徴。
初登場は第40話。シリーズ全体でも遅い登場であり、『仮面ライダーリバイス』第44話のエビリティライブの登場まではゼロフォームが最も遅かった(残り話数での計算だとゼロフォームより1話少ないブレイブ・レガシーゲーマーレベル100が間に入る)。
赤のゼロノスカードの代償は「桜井」の記憶ではなく侑斗本人の記憶であり、変身後は錆びるように朽ち果てる。赤のゼロノスカードを使い切った結果、特異点や野上良太郎とタロスズ以外の侑斗の記憶は失われる。
初変身時には「記憶が錆びる」ということかアルタイルフォームと回想シーンが錆びていくと同時に懐中時計の秒針の音も徐々に低くゆっくりになっていき、最後には止まるという物悲しい演出がなされている。また、これに連動するように翌週で「桜井」が愛理にあげた懐中時計が錆びているという場面もあった。
超・電王トリロジーの一つ「EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル」の「RED」とはゼロフォームの赤を差す。
スペック
身長 | 192㎝ |
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体重 | 88㎏ |
パンチ力 | 7t |
キック力 | 9t |
ジャンプ力 | 42m |
走力 | 100mを4秒 |
アルタイルフォームから全スペックが向上しており、パンチ力ではベガフォームに並んでいる。
数値的には電王 ガンフォームとほぼ同等。ライナーフォームと比べるとパワーで優っている。
基本性能は変わっていないが牛を象った複眼「ブルズスキャンアイ」の機能は向上しており、最大認識距離が7km 最小0.04mmサイズの物体を区別可能になり、ナイトビジョンの機能範囲も1.5kmに拡張された。またブルズスキャンアイの角が金、複眼が赤に塗り分けられメリハリがある顔付きになっている。
主にデネブが変形したガトリングガン「デネビックバスター」を用いて戦うが、場合によっては引き続きゼロガッシャーを使用して戦う事もある。
最強フォームではあるのだが肩部のキャノン砲の有無や防御力、戦闘技量の差なのか、真っ向勝負ではベガフォームの方が優れていると思わせる描写も見られる。
必殺技
バスターノヴァ
デネビックバスターの必殺技。
ゼロノスベルトでゼロノスカードにフリーエネルギーをチャージした後、カードをバスターに装填して発動。強力なビームを照射する。
スプレンデッドエンド
ゼロガッシャー・サーベルモードによる必殺技
フリーエネルギーをチャージしたカードをガッシャーに装填し発動。エネルギーを纏わせた強力な斬撃を繰り出す。
『スーパーヒーロー大戦GP』でサジタリウス・ノヴァを撃破した。
余談
- その色から廃線になった列車を思わせるという声も。ゼロノスの列車であるゼロライナーのモチーフが電車に取って代わられた機関車、ゼロノスカードのモチーフがICカードやチケットレス化で令和に入り発売終了になりだしている鉄道の回数券、ゼロノスのモチーフの一つが恋人との別れを描いた七夕である事を考えると本編の展開がより重く感じるのかもしれない。
- ゼロノスの最強フォームなのだが、デネビックバスターでもあるデネブ自体が滅茶苦茶強い為、「デネビックバスターにならずにデネブと一緒に戦った方が良いのでは?」と思う人も居るとか。
- また、そのデネブが戦う形態でもある「ベガフォームの方が強いのでは?」と思う人も少なからずいる。
- その為、人によっては1号、2号揃って中間フォームの方が強いと思う人も居る(1号の電王も最強フォームはライナーフォームだが、中間フォームのクライマックスフォームの方が強いと思う人が多い)。
- スーツはアルタイルフォームの改造ではなく新規に制作されており、赤いアーマー部分は艶消し塗装かつシボ加工で凸凹した見た目となっており単なるリカラーではない。桜井が変身したアルタイルフォームとの共闘も実現している。
関連タグ
仮面ライダーG3-X:ガトリングガンを使用する2号ライダーの最強形態。スーツアクターも同じ。