侑斗「来い!デネブ!」
概要
『仮面ライダー電王』の登場人物、桜井侑斗が仮面ライダーゼロノスへ変身する際に使用する変身ベルト。
メカニカルな外見に反してフリーエネルギーによってオーラを実体化、変化させたチャクラ開放オーラ変換ベルトという神秘的な変身アイテムである。
バックル真上にある赤いレバーを右手側にスライドすると待機状態に移行し、ゼロノスカードを右の挿入口からバックル中央の「クロスディクス」にアプセットすることで仮面ライダーゼロノスに変身する。
緑のカードを装填すると「A」の文字が、黄色のカードを装填すると「V」の文字が浮かび上がるように「クロスディクス」の丸いパーツが可動する。
待機音は全形態共通で、フォームを読み上げ音声のみが異なる。
左手側にはゼロノスカードを収納する「カードホルダー」が、変身後は両側に「ゼロガッシャー」とそのホルスターが出現する。なおカードホルダーの位置は変身前後で異なる(後述)。
バックル左上には必殺技に用いる「フルチャージスイッチ」があり、押すとゼロノスカードにフリーエネルギーを集積。その状態のカードをゼロガッシャーやデネビックバスターにセットすることで必殺技が発動できる。
立体物
DX版
2007年6月30日に「仮面ライダー電王 変身ベルト DXゼロノスベルト」として一般販売。
廉価版
2010年4月24日に「レジェンドライダーシリーズ 変身ベルト 仮面ライダーゼロノス」として発売。構造がシンプルなため、ほぼ当時のギミックのまま復刻されている。
DX版よりも音程が低く、廉価版の方が劇中に近い(DX版は劇中よりも少し音程が高い)。
CSM版
2022年5月27日に「CSMゼロノスベルト」がプレミアムバンダイ限定で予約開始。
音程は廉価版と同じものが収録されている。
いずれもゼロガッシャーの付属はない。
余談
- 待機音の元ネタは恐らくゼロノスのモデルである牛若丸が吹いていたとされる竜笛だと思われる。
- カード挿入ギミックは自動改札機を、緑と黄色のライン変更は路線図や分岐器をモチーフとしていると思われる。
- 側面に武器をストックできる2号ライダーベルトは平成ではゼロノスベルトが最後であり、次の登場は約13年後になる。
- 変身前はゼロノスベルト単体、変身後はゼロガッシャーを装着した状態になる。このためカードホルダーの位置は、ベルトの真横からゼロガッシャーの(下側の)ホルスターに移動する。
- 変身後の状態は"別売りの"ゼロガッシャーを購入すれば再現できるが、ゼロガッシャーの存在しないCSM版は変身前しか再現できなくなっている。
- 「チャージアンドアップ」は厳密にはゼロフォーム専用音声ではない。本来は必殺技用の音声パターンを流用したものと思われる。このため、どのようなフォーム名で使用しても違和感が出ないものとなっている。
関連タグ
Vバックル:プロデューサーと脚本家が同じ作品のカードを装着して変身する2号ライダーや牛がモチーフの緑のサブライダーも使用する変身ベルト。必殺技の際にカードを取り出す。
ギャレンバックル:カードを装着して変身する2号ライダーの変身ベルト。
ディエンドライバー:カードを装着して変身する2号ライダーの変身デバイス。
バースドライバー:脚本家が同じ作品の2号ライダーの変身ベルト。変身と戦闘の度にキーアイテムを消費する点やカラーリングも似ている。
ゼインドライバー:カードを使用して戦うスピンオフ限定ライダーの変身ベルト。能力を使用するとカードが消滅する。
ライダーベルト(仮面ライダーカブト) → ゼロノスベルト → イクサベルト