イクサベルト
いくさべると
麻生茜が設計した対ファンガイア用パワードスーツ「イクサシステム」の中枢を成し、武器兼用ジェネレーター発動キー・イクサナックルとの併用で、装着者を『仮面ライダーイクサ』に変身させる。
少なくとも当初は手動で腰に巻き付けており名護が肩に担いで登場した事もあったのだが、話によってはイクサナックルしか渡していなかったのにもかかわらず、ナックルを起動させた時には既に起動者の腰に巻かれていたりと、ナックル起動と同時に自動的に出現するかのような描写も見られた(音也初変身時。ライオンファンガイア戦の名護→恵など)。
メインカラーは黒と金色。
イクサナックルを装填するためバックル左手側にパーツが集中した左右非対称の形状が特徴。
目を引く赤い球体は「イクサジェネレーター」と呼ばれるエネルギー増幅ユニットで、スーツ稼働時に必要な電力を数十倍に増大させる働きがある。上下の角ばったパーツは「アクセスランプ」といい、イクサナックル接続時に点灯・異常発生時は消灯する。
ベルト帯の両側にはフエッスルを3つ収納可能な「フエッスロット」を1つずつ装備している。
劇中では活動限界時を迎えると「イクサジェネレーター」が激しく点滅し、放熱後に強制変身解除という演出が描写されている(第14話のように激しい点滅ではなく、強い発光という形で描写されているエピソードもある)が、本来これはイクサの両肩に装備している「ソルフラッシャー」という武装の役割である(設定上ではスーツに異常が発生した時やバッテリー残量が少なくなった際に激しく赤く点滅する仕組みが搭載されている)。
この差違の詳細は不明だが、過去のイクサは未完成な点が多いためその影響だろうか。
- 変身
イクサナックルを掌などを押し当て、変身者として適合すると判断されると【R・E・A・D・Y】の電子コールと共に待機状態に移行。
イクサベルトのバックルにナックルを装填すると【フィ・ス・ト・オ・ン】のコールが鳴り、ジェネレーターから発生した"仮面ライダーイクサのビジョン"と装着者が重なる事で変身が完了する。
過去編では音声が低く山吹色のエフェクトが、現代編では比較的音声が高く金色のエフェクトがかかる。変身解除時はジェネレーターに格納される様にビジョンが収束する。
- フエッスルリード
ジェネレーター内側の電子キー読み取り装置「フエッスルリーダー」に専用フエッスルを装填し、イクサナックルを押し込む事で実行。セットしたフエッスルに応じた機能を発動する。イクサへの変身や強化などには使用しない。
- DX版
「変身ベルト&フエッスル DXイクサベルト」として2008年3月29日に一般販売。
音声は2008年版のもののみ収録している。
- COMPLETE SELECTION MODIFICATION版
2020年5月26日より予約開始。
CSM版のキバットベルトが2019年12月に発表されてからかなりの短期間で2号ライダーのベルトが出ることになる。
しかも色違いのCSMではなく、メインの部分が新規造形のベルトである為、ギャレンラウザーよりも短期間でこの部分を用意していたことになる。
- 次回作以降の変身ベルトは「〇〇ドライバー」が通例となっており、名称が「〇〇ベルト」の2号ライダー変身アイテムは2022年現在イクサベルトが最後になっている。