概要
素晴らしき青空の会製対ファンガイア用パワードスーツ「イクサシステム」の一角を成す変身ベルト。武器でありジェネレーター発動キーでもあるイクサナックルと併用することで『仮面ライダーイクサ』に変身する。
初登場は第9話。基本設計者は麻生茜。
イクサナックルを装填するためバックル右手側は大きく空いており、左手側にパーツが集中した左右非対称の形状が特徴。金のラインに囲まれた赤い球体「イクサジェネレーター」はイクサスーツ稼働時に必要な電力を数十倍に増大させるエネルギー増幅ユニット。この内側に後述する「フエッスルリーダー」を有する。上下の角ばった赤いパーツは「アクセスランプ」といい、イクサナックル接続時に点灯、異常発生時は消灯する。
両サイドにフエッスルを3つ収納可能な「フエッスロット」を一つずつ装備している。
少なくとも当初は手動で腰に巻き付けており名護が肩に担いで登場した事もあったのだが、話によってはイクサナックルしか渡していなかったのにもかかわらず、ナックルを起動させた時には既に起動者の腰に巻かれていたりと、まるで"ナックル起動と同時に自動的に出現する"かのような描写も見られた(音也初変身時。ライオンファンガイア戦の名護→恵など)。
フエッスルリーダー
イクサジェネレーターの内側に備え付けられたフエッスル読み取り装置。
フエッスルを装填した状態でイクサナックルを押し込む事でリードが行われ、イクサアームズを用いた必殺技や、パワードイクサーの召喚などフエッスルに応じた機能を発揮する。
次回作から定番となる「連動系変身アイテム」に近いが、イクサの変身や強化形態には一切関与しない。
変身シークエンス
イクサナックルの電気接点「マルチエレクトロターミナル」に手のひらなどを押し当て、変身者として適合すると判断された場合【R・E・A・D・Y】(読みは「レ・ディ・イ」が近い)の電子コールと共に待機状態に移行。
イクサベルトのバックルのスペースにナックルを装填する事で【フィ・ス・ト・オ・ン】のコールが鳴り、「イクサジェネレーター」から発生した"仮面ライダーイクサのビジョン"と装着者が重なる事で変身が完了する。
過去編では音声が低く山吹色のエフェクトが、現代編では比較的音声が高く金色のエフェクトがかかる。変身解除時は「イクサジェネレーター」に格納される様にビジョンが収束する。
立体物
DX版
「変身ベルト&フエッスル DXイクサベルト」として2008年3月29日に一般販売。
音声は2008年版のもののみ収録している。
COMPLETE SELECTION MODIFICATION版
2020年5月26日より予約開始。
CSM版のキバットベルトが2019年12月に発表されてからかなりの短期間で2号ライダーのベルトが出ることになる。
しかも色違いのCSMではなく、メインの部分が新規造形のベルトである為、ギャレンラウザーよりも短期間でこの部分を用意していたことになる。
余談
- 次回作以降の変身ベルトは「〇〇ドライバー」が通例となっており、名称が「〇〇ベルト」の2号ライダー変身アイテムは2022年現在イクサベルトが最後になっている。
- ライダーウェポンの唐突な出現が頻出するようになる(イクサの武器の1つも何処からか出現するが)のもこれ以降であり、次の「名前がドライバーではない」「武器をストックできる」「2号ライダー変身ベルト」は11年後の『エイムズショットライザー』になる。
関連タグ
仮面ライダーイクサ セーブモード バーストモード ライジングイクサ
イクサカリバー イクサリオン パワードイクサー イクサライザー
カイザギア:脚本家が同じ作品の2号ライダーの変身ベルト。遠近両用武器と携帯型の銃とナックル型武器が関わり、怪人が使用した事もある。
マッハドライバー炎、ツーサイドライバー、アルケミスドライバー:白い2号ライダーの変身ベルト。マッハドライバー炎とは主役ライダーとは異なるライダーシステム、使用者の身体に負荷がかかる、変身時間が限られているといった共通点がある。ツーサイドライバーは使用者のモチーフが聖職者。
2号ライダー変身ツール
ゼロノスベルト → イクサナックル/イクサベルト → ディエンドライバー