概要
仮面ライダーイクサの変身アイテム。ナックルダスターのような形をしている。
イクサシステム装着者をイクサに変身させる起動キーで、非人型小型ロボットでもある電磁ナックルウェポンであり、変身後も武器として使用可能。22年間を通じてバージョンアップが行われている。
装着者が掌など体の一部に当て(襟立健吾は名護啓介の嫌がらせを警戒したのか靴の裏に当てて変身していた)、ナックル本体が装着者を解析し、イクサのスーツに適合すると判断すれば「レ・ジ・ィ」という電子コールが流れ、イクサベルトに装着することで「フィ・ス・ト・オ・ン」の電子コールと共に装着者をイクサへと変身させる。
戦闘時には右手に装着することで、打ち込んだ相手に高圧電流を流入させる武器ともなる。また変身の有無を問わず、電磁波を光弾として発射したり、強力な電磁ショックを発生させて目標のファンガイアにダメージを与えたり、電子機器を使用不能にしたりする事も可能。又、劇中では炎の缶の中に投げられたり、敵に踏まれたりしたがナックル自体が故障する事は無かったため、強度も高くかなり頑丈に作られていることが分かる。
必殺技
ブロウクン・ファング
イクサベルトにナックルフエッスルを装填し、イクサナックルで読み込ませることで発動する過去=1986年で唯一使用可能な必殺技。
必殺技バンクは無く一見地味だが瞬間電圧5億ボルトという雷級のエネルギーを相手に打ち込むという中々トンでもない技で、エネルギーチャージしたイクサナックルで直接を殴る以外にも、エネルギーを弾丸として遠方の敵に発射する事も可能。
イクサカリバーが存在するため使用回数は少ないが、現代=2008年でも発動可能であり麻生恵が変身したイクサが使用している。
ファンガイアだけでなく劇場版でメデューサレジェンドルガを撃破するなど多大な戦果を上げている。
「Broken fang」を直訳すると「折れたキバ」。
因みに1986年のイクサでは山吹色、2008年のイクサでは赤色のエフェクトがかかる。
スペック
カッコ内は2008年(現代)。
内蔵ハードディスク容量 | 50ギガバイト(20テラバイト) |
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内蔵メモリ容量 | 10メガバイト(80ギガバイト) |
オペレーションシステム | IXA-OS-PLT-01(IXA-OS-10.2) |
マザーボード | IXAS-00086(IXA-080127) |
CPU | 10MHz/HI-BRAIN-X(7GHz/MACH-BRAIN-RXⅣDUAL) |
重量 | 710グラム |
玩具
DX
2008年3月29日に発売された「変身ベルト&フエッスル DXイクサベルト」のセット内容の1つとして商品化。
商品名はイクサベルトだが、音声&発光はすべてナックルに仕込まれている。
1986年の音声は収録されていない。
電源をONにすると起動音が鳴る。グリップ部のトリガーを単押しすると攻撃音が鳴り、長押しすると「サーチ遊び」の音声が鳴る。
顔スイッチを単押しすると玩具オリジナルの「おしゃべり遊び」の音声が鳴る。長押しすると変身待機音が鳴り始めイクサベルトにセットすることで変身音が鳴る(構造上、変身待機音が鳴り始める前に単押し時のおしゃべり音声が鳴ってしまう)。
変身後、ベルトにフエッスルを装填するとフエッスルのピンのパターンに対応した突起がベルトから飛び出し、それにより各フエッスルにより異なる音声がナックルから鳴る。
ナックルフエッスルを読み込ませた後にベルトから取り外してトリガーを単押しすると、必殺技音声が鳴る。
なお、対応するフエッスルが商品化されなかった未使用の読み込み音声が3種類存在する。
CSM
「CSMイクサベルト&イクサライザー」のセット内容の1つとして商品化。
基本的なギミックはDXと同一だが、金型は完全新規になっている。
モード切替により2008年と1986年の両方の音声を鳴らせるようになっている。
DXと異なりベルトにも音声&発光が備わっているが、CSM恒例の台詞およびBGMはナックル側の音声となっている。
関連タグ
オーバーテクノロジー:そもそも現実世界の1986年はハードディスク規格「IDE」やインターフェース「SCSI」が制定された年である。
滝ライダー:似たような武器を使用している。
ブレイクガンナー、ルパンガンナー:運用の仕方が類似している変身アイテム。なお、前者を使って変身するのは擬似ライダーである。
クローズマグマナックル、グリスブリザードナックル:10年後の2号ライダーと3号ライダーが使用する変身アイテム兼ナックル型武器。後者は音也のそっくりさん。
2号ライダー武器
ゼロガッシャー → イクサナックル/イクサカリバー → ディエンドライバー