メデューサレジェンドルガ
めでゅーされじぇんどるが
蛇女(メデューサ)の伝承を残す現代に復活したレジェンドルガ族の紅一点。
マミーレジェンドルガと共に前線で指揮を執る幹部怪人の1人で、劇中で確認されるレジェンドルガでは唯一“サヤカ”という名の女性の人間態の姿を持つ。
その本質は冷酷かつ残忍極まりない性格で、大食漢であり全身に血液の代わりにキングコブラの20倍の毒素が含まれた猛毒が流れており、他の同族たちが恐れる程の戦闘力を誇るとされる。
全身に仕込んだ毒蛇を飛ばして相手の身動きを封じるほか、一撃で相手を殺傷できる程の猛毒を含んだ毒爪で襲いかかる。テレビマガジンデラックス「オール仮面ライダー全怪人超百科平成編」によれば爆発する蛇を全身から発射するという昭和怪人じみた能力を持っていると解説されている。
また、頭部の毒蛇を使った噛みつき攻撃を得意としており、これに噛みつかれた人間を自身の僕として操るレジエンドルガ族共通の能力を持つ。また、レジェンドルガ化した人間は手から蛇を伸ばして敵を攻撃する事が可能になる。
ちなみに頭部の毒蛇で食事を摂取することも可能。
これら強力な能力を持つ一方で、メドゥーサの伝承の元になった存在にもかかわらず、見たものを石にする能力はどうやら保有していない様子。能力だけ見たらこっちの方がそれっぽい。
自分たちのアークの復活と連動する形で復活を果たし、アークの魂が宿った杉村隆を護送する警察車両をマミーレジェンドルガと共に襲撃し警察隊を蹴散らし杉村を攫おうとするが、“バウンティハンター”として追っていた名護が変身するイクサやキバと交戦。
二大ライダーを叩きのめすほどの力を見せ付けるが、突如として乱入して来たレイの猛攻に圧倒され撤退する(ちなみにその後の展開から察するに、この時の戦いは“白峰を信頼させる為の演技”だった可能性が高い)。
その後、人間態の姿でとあるカフェレスで食事を取っていた際に現代にやって来た音也にナンパされ、食事を邪魔された事に腹を立てたのか(つまりこの時は純粋に飯をとっていただけ)、正体を現すと彼に襲いかかり、途中で参戦して来た他の仲間2人と共に牙と交戦。瞬時に状況に合わせてフォームチェンジして戦うキバに押され旗色が悪くなった為、白峰が麻生親子の誘拐に成功したのを機に撤退する。
覚醒したアークと共に本拠地である“魔界城”でキバたちを向かい入れるが、協力して牢屋から脱出した麻生親子はイクサに変身。ダブルイクサと女同士の激しい戦いを繰り広げ2人を終始圧倒するが、最後は洗脳された渡が元に戻す際の光に目がくらんだ一瞬の隙を突かれて放たれた『ダブルブロウクン・ファング』を受け爆死した。
大ショッカーの一員の1人として登場。
ちなみにその際、プローンファンガイアが使っていた斧を武器として使用している。
最後はゴーオンジャーの『マンタンガン』の一斉射撃に他の7体の怪人と共に怯んだ所に『ゴーオンギア』による攻撃とキバの『ダークネスムーンブレイク』を連続で受け他の7体共々倒された。
演者の篠原女史は2024年9月8日に逝去したため、仮面ライダーシリーズへの出演は本作が最初で最後となった。