曖昧さ回避
- ギリシャ神話に登場する怪物「メドゥーサ」の英語での呼び名。詳細はメドゥーサを参照。
- 漫画『ソウルイーター』に登場する魔女の一人。 → メデューサ(ソウルイーター)
- 特撮番組『仮面ライダーウィザード』に登場するファントムの一人。 → メデューサ(ファントム)
- ゲーム『光神話・パルテナの鏡』シリーズに登場するキャラクター。 → 冥界女王メデューサ
- ゲーム『Fate/staynight』に登場するサーヴァントの一人。詳細はライダー(Fate/staynight)を参照。
- ゲーム『悪魔城ドラキュラ」』シリーズに登場するボスモンスター。本項で記述。
- 映画『タイタンの戦い』の登場人物の一人。本項で記述。
- 漫画『ザ・ドラえもんズスペシャル』に登場する悪役。本項で記述。
- ゲーム『女神転生』シリーズに登場する悪魔。本項で記述。
- 恵比寿にあるダイニングバー。ギリシア神話とは無関係。→公式サイト
- イレギュラーズ・リベリオンに登場する敵キャラ。
- ゲーム『メタルマックス』に登場するタンク系の敵である多砲塔戦車。 →ロンメルゴースト
- 漫画『邪神ちゃんドロップキック』に登場する美少女悪魔。 →メデューサ(邪神ちゃんドロップキック)
- 漫画『ウィッチクラフトワークス』に登場する石眼石手の魔女。→メデューサ(ウィッチクラフトワークス)
- 漫画 Dr.STONEに登場する正体不明の輪→ドクターストーンの記事参照
- アメコミ出版社MARVELの作品に登場する超人種族・インヒューマンズの女王
悪魔城ドラキュラのメデューサ
コナミのゲーム『悪魔城ドラキュラ』シリーズに登場するキャラクター。初代をはじめ多くの作品に登場するシリーズお馴染みのボス。
当然ながら相手を石にする光線が武器。
登場作品毎にデザインや設定は異なっていることが多い。
彫像に化け頭部だけの姿だったり(初代『悪魔城ドラキュラ』『Harmony of Despair』10章)、下半身が蛇で弓矢を装備していたり(『悪魔城伝説』『黙示録外伝』)、剣と盾を装備していたり(『月下の夜想曲』『漆黒たる前奏曲』)、めちゃくちゃデカかったりしてたりする(『ギャラリーオブラビリンス』)。
『バンパイアキラー』ではドラキュラの姪エリザベート・バートリーの真の姿として登場。『キャスルヴァニア』ではヴァルターの配下で、この個体は詳細な設定が付けられている。
メデューサの頭からは触れると石にされてしまうザコ敵・メデューサヘッドが産み出される。
タイタンの戦いのメデューサ
ハリウッド映画『タイタンの戦い』では1981年版、2010年のリメイク版共に中盤のボスとして登場する。
かつては絶世の美女だったが神々の嫉妬によって醜い化け物へと変貌してしまった。
高い機動力を持ち壁や柱を巧みに動く。弓矢を巧みに使い獲物を追い詰め、原作通りの石化能力で敵を殺す。
ちなみに「下半身が蛇の胴体」「顔が悪魔的」といったメデューサの造形は、この映画(1981年版)がオリジナルである。造形作者は日本の特撮にも多大な影響を与えた特撮映画の巨匠レイ・ハリーハウゼン。
ザ・ドラえもんズスペシャルのメデューサ
単行本第9巻収録の長編『怪隕石の謎』のラスボス。
2巻のノストラダムスや3巻のバンパイアサイボーグに並ぶトラウマ級の大悪党である。
『ドラえもん』の映画『のび太の魔界大冒険』に登場したメジューサとは異なり、巨大な生首そのものの姿をしている。
その正体は宇宙人であり、隕石に擬態して生命豊かな惑星に忍び込み、片っ端から石化させて食い荒らす凶暴な肉食生物である。ギリシア神話のペルセウス伝説は過去にメデューサを倒した逸話が子々孫々まで伝わるように遺伝子にインプットさせた物語らしく、長い年月が経つうちに人間型の怪物だと誤認されるようになったらしい。
「その個体」は隕石に擬態して地中海に着水しギリシアのロードス島を襲撃した。特異な磁場を有しているらしく、メデューサがいる時間軸ではタイムマシンが出鱈目な挙動を行い、どこでもドアも変な所につながり、本来北極と南極でしか観測できないオーロラが世界中で出現したという。また、前述の逸話を記憶している人間の子供たちは無数の蛇に襲われる悪夢を見た(大人は一人として覚えていなかったらしい)。
目は見た者を全て石に変える(ドラえもんズまで石になっていたので、恐らくカメラ越しに見ても即死と思われる)金色の邪眼であり、仮に目を閉じて戦ったとしても邪眼から石化光線を放ち相手をたちどころに石に変える。また、髪の毛の蛇は怪力を有し、後述するペルセウスの盾や装甲を紙クズのように破壊している。
古代ギリシャの記憶を有する少女・エリスに示されるままにロードス島地下の遺跡に潜ったドラえもんズは、「ペルセウス」と名付けられたバトルスーツを発見。エル・マタドーラが搭乗しメデューサと戦うも、過去に地球に訪れた個体よりも「この個体」は戦闘力が高く、ペルセウスは両腕をもぎ取られ、崖下に叩き付けられてしまう。
しかし、マタドーラの最後まであきらめない心と、壊れかけたペルセウスから流れ落ちた血が、人類絶滅の危機を救うこととなった。
女神転生シリーズのメデューサ
初出はFCで発売された初代『女神転生』。第2ステージ「天空の街ビエン」自体を石化させて支配するボス”魔王”メデューサとして登場。通常敵として出現する「メデューサのかげ」ともども石化対策がないと苦戦した。
続編『デジタル・デビル・ストーリー女神転生Ⅱ』では金子一馬によるデザインの通常敵として、退治された後の生首の姿で登場。
SFCで発売された『真・女神転生Ⅱ』では、『真・女神転生』に登場した監視メカ「ビットボール」を操る姿が蛇の髪を思わせる、多脚の無人兵器”マシン”メデューサが登場した。またそれとは別に『真・女神転生』から、姉妹をまとめた”鬼女”ゴルゴン名義で登場している。
『真・女神転生Ⅳ』では韮沢靖デザインのパンキッシュな姿で登場したが、作家性が強烈だったために旧来のファンからは拒否反応も出てしまった。『真・女神転生ⅣFINAL』では土居政之によって絵柄を統一する形でリファインされている。