概要
海神ポセイドンと蛇の髪を持つ怪物メドゥーサの息子に当たり、ペルセウスが刎ねたメドゥーサの首からペガサスと共に生まれ出たという。
名前の意味は「黄金の剣を持つ者」という意味だが、姿に関しては明らかにされておらず、黄金の剣を咥えた馬や剣を携えた巨人、メドゥーサに似た怪物など一定していない。
本人が謎だらけな割に、彼の娘であるエキドナは有名どころのモンスターを多数産み出しており、存在感の薄さは否めない。
また、彼の剣は神統記においてクリュセイオン・アオルという名前が付けられているが、剣が持つ権能や切れ味といった性能の程は全くの不明である。
彼の名前から取られた思しき『クリセイオーの剣』がエドマンド・スペンサーの長詩『妖精の女王』において、ティタノマキアにてジュピターの剣として登場し、騎士アーティガルへと受け継がれた。
フィクションでは
ポセイドン編からインド洋の柱を守護する海将軍・クリュサオルのクリシュナの鱗衣のモチーフとして登場。
ただし、得物は剣ではなく槍になっている他、装着者の元ネタがインド神話由来故か、ギリシャ神話のイメージとはかけ離れた仏像に近いデザインになっている。
ジョブの一種として登場。詳細はクリュサオル(グラブル)へ。投稿されているイラストでも比較的にグラブルが多い。
また、以前はマルチバトル・メドゥーサに登場するメドゥーサのお供としても登場していた(現在はメドゥシアナに改名されている)。
戦士タイプ火属性のカードとして登場。
外見は黒い鎧に身を包んだ黄金の剣を携えた騎士のような姿をしている。
「黄金の剣クリュサオル」として登場。こちらでの姿は赤い鎧に身を包んだ戦士としてデザインされている。
全身金ピカの鎧に身を包んだ少女の姿で登場している。
レアリティ:URの風属性モンスターとして登場。
黄金の剣を携えたモンスターであるという点が共通しているが、クロアゲハの羽を持つ女性悪魔のような外見をしている。
エレンスゲ女学園のトップレギオン「ヘルヴォル」のメンバー初鹿野瑤が使用する武器(CHARM)の名前に「クリューサーオール」として使われている。
やはり型月世界でも誕生経緯は同じらしいが、肝心のクリューサーオールと思われるものはイソギンチャクのような触手に守られ、内部に長髪の女性体が膝を抱えて眠るように鎮座している、琥珀色に輝く巨大な宝珠といった、黄金の剣の存在を微塵も匂わせない異様な姿をしている……が、つい最近メドゥーサ(セイバー)の持つ黄金剣として登場し、セイバーとしての彼女の宝具にもなっている。
英霊として登録されているかは不明。