プロフィール
概要
ドラゴン紫龍と対戦。
黄金の剣を持つポセイドンの子クリュサオル同様、あらゆる邪悪を貫く黄金の槍(ゴールデンランス)の使い手。この槍はドラゴンの盾をも容易に貫き、神の力でも折れないと豪語する程の強度もある。また、黄金の槍や鱗衣がなくても「宇宙エネルギー・クンダリーニ」(クリシュナ曰く「セイントが小宇宙と呼ぶ」)を使った強力な結界を張ったり、宙に浮いたりする事が可能。このクンダリーニは全身にある7つのチャクラから発せられ、これは聖闘士でいう星命点にあたる。
最強を誇るドラゴンの盾を黄金の槍で貫き、紫龍を圧倒する。だが、黄金聖闘士の血で強化され黄金聖衣に限りなく近づいた盾は貫く事が出来ず、シュラの霊に導かれ紫龍が繰り出したエクスカリバーにより黄金の槍は折れ鱗衣も断ち切られるが、クンダリーニで紫龍を苦しめ、必殺のマハローシニーで視力を奪うがエクスカリバーで全身のチャクラを一刀両断され、倒れる。
カーサは「残るドラゴンとやらもクリシュナが相手では無事ですむまい」と明言し、カノンは彼の敗北を確認した際「クリシュナほどの男までもが敗れるとは」と口にしたほど、その実力は海将軍の中でも高い評価だったことが窺える。
非常に高潔な人物であり、この戦いを汚れきった地上を浄化して新たな時代を築く為のものだと信じていた。そして、紫龍を敵でありながらも勇士と認め、敬意をもって倒そうとした。そして最後の攻防で自分のチャクラを聖剣でまとめて砕いた紫龍の奮闘に「見事・・・」と敗北を認める潔さも見せた武人である。
その実力も”黄金の血で強化した聖衣を纏ってもなおジリ貧になるほどの槍の攻撃力”・”紫龍の従来の技ではぶち破りようがないチャクラの防壁”・”マハローシニーで視力を奪われ間一髪で聖剣による攻略の糸口を永遠に失うどころだった”等等紫龍が事前にシュラと戦い聖剣を伝授されてなければ完全に詰んでいたレベルの難敵。そのためバイアンを倒し探索を続行できたた星矢やイオを倒し次の柱に向かった瞬と違い、紫龍はかろうじて勝利はつかんだものの視力を失ってしまい貴鬼の助力でようやくインド洋の柱を破壊できたあとしばらくの間ダウンしてしまっていた。
スピンオフ作品の『海皇再起』では、ソレントを救ったポセイドンが憑依したジュリアン・ソロの元に、追跡してきたネメシスの配下英魂士の1人銀翼のベレロポーンから小宇宙を高め結界を張るべく動けないジュリアンを護るために交戦する。
神話の英雄であるベレロポーンとの実力差に圧倒され、黄金の槍も鱗衣を砕かれ海に落ちたが、幼い頃に出逢った幼くして神仏と対話に成功した幼い僧や、自分に勝った好敵手を思い出してもう一度クンダリーニを再燃。真鱗衣と化し復活した事でベレロポーンを打ち破り、共闘関係のシャイナと貴鬼にジュリアンの護衛を任して先行した仲間を追い掛けていった。
技
- フラッシングランサー
クリシュナの持つ長槍による連続突き。
ドラゴンの盾すら貫く最強級の力を秘めている…が、クリュサオルが神話で使用したのは槍ではなく剣なので注意。
もっとも紫龍がエクスカリバーを使うのでその対比として槍になったのかもしれないが・・・
たとえ盾で防ぐことはできてもこの槍の連続刺突は脇をかすめるだけでかなりのダメージを与えられるほど鋭い。
また、頑丈さも並ではなく紫龍のシュラの意志が込められた手刀を受けてもびくともせず、聖衣を脱ぎ捨てて潜在能力をフルに注ぎ込んでようやく折れたほど。
しかもようやくへし折ってひと段落・・・と思ったら今度は後述のチャクラが待ち構えており一筋縄ではいかない。
- マハローシニー
坐禅を組み浮遊する事で強力な防壁を生み出すチャクラを形成し、全身から放たれる後光で敵を焼き尽くす攻防一体の技で、敵の視力を奪う効果を持つ。
- エクソダスディヴィジョン
真鱗衣に目覚めた黄金の槍で両断する。